行程2日目>豊川から北上して下呂温泉へ



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コンフォートホテル豊川、朝の散歩


■6:44

「コンフォートホテル豊川」から、朝の散歩に出かける。


■6:46

昨夜の豪雨が嘘のような清々しい青空だ。


設楽原決戦場


■8:34

朝一番は「設楽原決戦場」の見学だ。

「設楽原決戦」とは、1575年(天正3年)の長篠・設楽原の戦いのことで、織田信長と徳川家康の連合軍と武田勝頼率いる武田軍との決戦。

この戦いは、織田・徳川連合軍が鉄砲を大量に使い、武田軍の騎馬戦法を破り、勝利したことで知られている。



■8:40 馬防柵が約100mにわたって再現されているほか、周辺には戦いで命を落とした武将たちをまつる墓が点在している。

戦力は、織田・徳川連合軍が約38,000人、武田軍は約15,000人であったと言われている。両軍の鉄砲隊は、織田・徳川連合軍が3,000人で、武田軍は500人ほどだという。


岩村城跡


■10:28

「岩村城」は、大和の高取城、備中の松山城、と並ぶ日本三大山城の一つに数えられる名城。

岩村城は、江戸諸藩の府城の中でも最も高い所(標高717m)に築かれ、高低差180mの天嶮の地形を巧みに利用した要害堅固な山城だ。

車で駐車場まで登るのも大変だった。



■10:30 織田信長の叔母が女城主として統治した岩村城は、現在も素晴らしい本丸の石垣が残っている。



■10:34 城跡の深紅のもみじが、悠久の時の流れを感じさせる。


■10:37

標高717mと日本一高いところの本丸にある「昇竜の井戸」。

山の頂きにありながら、水が枯れることが決して無かったといわれている。


笠置峡



■■11:31 「笠置峡」は、大井ダムの下流で、木曽川の渓谷と笠置ダムによって形成された湖。谷あいの湖面に映える秋の紅葉を期待して訪れたが、期待外れだった。


そば酒房・山びこ


■12:00

「そば酒房・山びこ」で、昼食にしよう。


■12:13

天ぷらそばともりそばを注文。

味はネットでの評価ほどではなかった・・・残念。


玉龍寺



■13:27 「玉龍寺」は、釈迦如来を本尊とする臨済宗妙心寺派の寺院で、江戸時代初期に飛騨国主であった金森長近が再興した。もみじ寺の別称で知られる紅葉の名所。



■13:29 紅葉の名所という事で初めて訪問したが、100本を超える5種類のもみじが境内を彩り、期待を裏切らない素晴らしい紅葉を堪能した。


岩屋岩蔭遺跡


■14:15

「岩屋岩蔭遺跡」は、日本に数多くある巨石遺跡の中で考古天文学的調査が行われた最初の遺跡。

この調査によって、3箇所ある巨石の石組みは、太陽暦として機能するように設計され建設されたと推定されている。



■14:21 岩屋岩蔭遺跡の巨石群。この岩蔭は左右2石の上に覆い被さるように大石がよりかかっており、内に岩屋神社本殿が鎮座する。この遺跡からは、石鏃および縄文時代の押型文土器が出土している


■14:26

夏至の約30日目前から、約30日後までのスポット光を示す矢印。


■14:28

「線刻石」。

3つの楕円形の痕跡と2本の線刻が刻まれた石。

これは、古代の日本に於いて太陽暦の存在を示す貴重な証という。



■14:29 線刻石のある巨石群。


■14:33

北極星を観察する石。赤い色が何か不気味だった。


この「金山巨石群(岩屋岩陰遺跡)」は、平成になるまでは森の中に隠れていて、その存在は知られていなかったという。

そして、これらの石は元々この場所にあったものではなく他所から運ばれてきたらしい。


・・・何とも、不思議な遺跡だ!


下呂ふるさと歴史記念館


■15:09

「下呂ふるさと歴史記念館」は、峰一合遺跡出土品をはじめ、市内最古の大林遺跡出土品等の縄文時代の発掘品が展示されている。



■15:11 土器の把手(顔面把手) 縄文時代中期



■15:12 北陸系の縄文土器 縄文時代中期 南垣内遺跡


■15:24

注口土器

縄文時代後期

湯屋遺跡


この土器は、東北地方南部に分布する土器で、土器の口の部分は「巻貝」が模されている。


■15:34

歴史記念館に隣接する「縄文公園」は、峰一合遺跡の史跡公園となっている。

公園内には、縄文時代の竪穴住居跡2軒と弥生時代の竪穴住居跡1軒が復元されている。


ゆらぎの里 ひだ山荘


■15:54

下呂温泉の「ゆらぎの里 ひだ山荘」に投宿。

この宿は、下呂温泉には珍しく「源泉かけ流し」のいい温泉との評価で選択した。



■16:06 高台の4階の部屋からは、下呂温泉が一望できる。目の前の素晴らしい紅葉の下に「温泉寺」があるので、早速行って見よう。



■16:14 「温泉時」は、下呂冨士と呼ばれる中根山の中腹に位置し、下呂温泉の湧出を知らしめた白鷺に化身した薬師如来像を本尊としている。


■16:15

本堂前にある湯薬師如来尊像からは、下呂温泉の霊湯が湧き出ており、薬師如来の霊験を今に伝えている。


■18:35

夕食は部屋食で、風味豊かな霜降りの「飛騨牛味しゃぶ」や、お鍋に入った豆乳を火にかけてじっくりと炊き上げる「ゆらぎ豆腐」を食する。


温泉は24時間入浴できるので、何度も下呂温泉の源泉かけ流しを堪能。




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