8、韓国>ソウル>山村>1997・03


テーブル一杯に並ぶ精進料理

民族舞歌謡を見ながらの食事

山村(サンチョン)のメニュー






ソウルの中心部の仁寺洞(インサドン)は、李朝時代は両班(ヤンバン)の居住地域だったせいか、街の佇まいはどこか李朝の香りが漂う所だ。

現在の仁寺洞といえば、骨董品店と古本屋と韓式料亭の街として有名である。

その、仁寺洞の裏通りに「山村(サンチョン)」がある。「山村」は民族舞歌謡のショーが見られ、山菜の精進料理を食べさせてくれるお店だ。

いつも食べている「韓国料理」とは一味違う物が食べたくなり、家人の「yayo」と連れ立って出かけた。夜の仁寺洞の裏通りは、まるで迷路のようで何度も道に迷いながらやっと到着した。

「山村」の料理は、山菜を中心に果物や野菜で、ゴマのスープや朝鮮人参の天ぷら等が出、そしてユニークな小鉢がテーブル一杯に並ぶ。

韓式家屋のオンドルの部屋で座りながら、民族舞歌謡のショーを見ながら、ビ−ル(メクチュ)やどぶろく(マッコリ)を飲み、テーブル一杯の精進料理を食べる。これもなかなか乙なものである。

ソウルで焼肉や参鶏湯や補身湯(ポシンタン・・・犬料理)に飽きたら、この「山村」の精進料理をお薦めします。