9、タイ>バンコク>ワットアルン>1999・11


夕暮れにワットアルンのシルエットが浮かぶ
アユタヤからのリバークルーズ時に遭遇した

1991年当時はワットアルンに登れた
そこから見た風景、ワットプラケオが見える







三島由紀夫が愛してやまなかった「暁の寺」で有名なワットアルンに、友人の「ひさし」と行った。

ワットポーの近くのティエン船着場から渡し舟に乗り、対岸のワットアルンへ向かった。以前は登れたはずの大仏塔は、閉鎖されており登ることは出来なかった。我々は残念がったが、そばにいた猫はのんびりと毛づくろいをしていた。

この時、ワットアルンは修理中であり、その為に閉鎖されていたのか?修理完了後は、閉鎖が解かれたのか?・・・については確認していない。

1991年当時は、ワットアルンへは登ることが出来た。大仏塔の高さ79メートルの非常に急な階段を、手すりにつかまりながらこわごわ登ると、チャオプラヤ川の対岸にワットプラケオ(エメラルド寺院)や、ワットポー(涅槃寺)が眺められ、まさに絶景だった。

ワットアルンは「暁の寺」と言うが、「夕暮れ」の風景が美しい。赤銅色のチャオプラヤ川から見る夕暮れの逆光に、寺の威容を誇ってそそり立つシルエットが、浮かび上がる姿がとてもエキゾチックで好きだ。

アユタヤからのリバークルーズ時、ワットアルンに遭遇した光景が忘れられない。