行程2日目>日本海側を酒田へ



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■5:53  「川入荘」越しに、朝日に輝く残雪豊かな飯豊連峰を望む。


■5:59

「梅花皮荘」の管理人の方に聞いても、今年は例年に無く遅い春だという。

そのせいか5月の下旬というのに、山桜と八重桜が見事に揃って咲いていた。



■6:11  雪解け水の玉川と飯豊連峰の主峰飯豊山。飯豊山は2105メートルで東北地方で4番目に高い山だ。

数が少なくなったといわれる燕がたくさん飛んでいた。やはり、自然が豊かな場所には集まるのかな?


■7:35

今朝の梅花皮荘の温泉は男女の浴室が入れ替わっていた。

その素晴しい温泉をゆっくり浴びてから、朝食を摂る。

質素な朝食だが、日本人の朝はこれで十分だ。


■9:28

重要文化財の「渡辺邸・豪農の館」に寄るが、平成の大改修の真っ最中なので見学を断念。

隣の「せきかわ歴史と道の館」の建物は渡辺邸をイメージしたもので、木羽葺きの屋根には約2万個の石が置かれている。


■9:34

渡辺邸の堀には、小千谷の東山小学校の児童達がプレゼントした鯉が泳いでいた。

鯉のえさをあげたら逃げて行った。


■10:27

「日本海沿岸東北自動車道」の荒川胎内ICから神林岩船港IC間を走る。料金は無料だった。

村上に行ったら市が開かれていた。

毎月2と7のつく日に開催され、月に6回開かれることから「六斎市」と呼ばれている。


■10:36

出店していた「おばあさん」に話を聞く。

昔はたくさんの数の店が出ていたが、最近はすごく寂れて来たという。

このおばあさんは朝から晩まで働き、毎夜温泉に浸かるのが何よりの楽しみという働き者だ。


「お体を大切に」と言って別れる。


■10:44

「おしゃぎり会館」には、村上大祭で曳き回す「おしゃぎり」が展示されてある。


■11:05

重要文化財の「若林家住宅」の軒先に吊るされた鮭。

若林家住宅は、東西に棟を持つ居室部と南北に棟を持つ座敷部からなるL字型の曲屋で、1800年代前後に建てられた。


■11:53

「ふうみん」は宮尾酒造で「〆張鶴」の「月」を3本購入。「さっぽろさん」も1本購入。

ここで、〆張鶴の「月」の四合瓶が876円で売られていた。

昨日、飯豊の店で買ったら1300円もした。

店の人に尋ねたが、価格は店で自由に設定できると言う。…何か、納得できず。


■12:38

「眼鏡岩」は11kmに及ぶ海岸線の「笹川流れ」にあり、見事な景観を誇る。

笹川流れという名の語源は、岩の間を盛り上がるように流れる潮流と、笹川集落の名にちなんで付けられた。



■12:46  笹川流れと遊覧船。バックに見える島は「粟島」。


■12:57

この辺りでは、海水を独特の製法で濃縮し煮詰めて「製塩」し、販売している店が多数ある。


■13:32

グルメ No.3
飲食店名 道の駅あつみ
「早磯」
メニュー 刺身の盛り合わせ、煮魚、他
おすすめ度 ★★★★
代金 約5000円

「道の駅あつみ」のレストラン「早磯」で昼食を摂る。

写真の鼠ヶ関漁港直送の生き造りは少し小ぶりだが750円と激安なので、追加注文。


■13:46

地元産の生きのいい魚を肴にし、昼間からビールを2本と日本酒の熱燗を4、5本空けて、ご機嫌の「ふうみん」と「さっぽろさん」。

これからドライバー役の「yayo」はあきれ顔と言うか、あきらめ顔。

レストラン早磯から窓の外の景色は海が望め、いい感じだ。


■14:55

温海川沿いに温泉情緒溢れる「あつみ温泉」。

このあつみ温泉は、1000年の伝統を誇る山形・庄内を代表する温泉地だ。


■14:59

温泉 No.4
温泉名 あつみ温泉
共同浴場 下の湯
おすすめ度 ★★★★
入浴料 200円

共同浴場の「下の湯」に入浴。

熱くて、入浴後は体も心もシャキ!とするとてもいいお湯です。


■16:16

3月24日に開通したばかりの日本海沿岸東北自動車道を通り、あつみ温泉から鶴岡へ行く。

この高速も無料だった。

鶴岡の旧庄内藩校の「致道館」は、文化2年(1805年)酒井家九代目藩主・忠徳公が創設した。


■16:16

致道館に展示してあった世界地図。

江戸末期にこの地図を学んだ生徒達は、どんな反応だったのかな?


■16:35

「藤沢周平記念館」の藤沢周平の書斎。

故人の人柄が偲ばれる質素な書斎だ。

開催中の企画展、「義民が駆ける」はなかなか興味深かった。


■16:55

藤沢周平記念館は「鶴岡公園」にある。

鶴岡公園は庄内藩酒井家歴代藩主の居城として栄えた「鶴ヶ岡城」跡に広がる城址公園。


■17:22

夕暮れの庄内平野を走り、酒田に向かう。



■18:48  「ホテルイン酒田」にチェックイン。10階の部屋から眺めた日本海に沈む夕日。


■19:34

評判の「旬味鮮心 魚屋 富重」に行くと、何と第1駐車場から第3駐車場までも一杯だ。かろうじて第4駐車場に入れる。

店に入るといやな予感。店内は一杯で、狭い部屋しか空いていないという。

その部屋に入り、係りの人に聞くとコース料理の3000円がオススメとの事で、それを注文。

先ずは胡麻豆腐。


■19:45

グルメ旅 No.4
飲食店名 旬味鮮心
魚屋 富重
メニュー オススメの
コース料理
おすすめ度 ★★★★★
代金 13560円

豪華な付け出しと、ハタハタの焼き物2種類。

ビールの後はハウス清酒の「富重」を注文。


■19:47

刺身は手をつけてから、写真を撮り忘れたのに気がついたので、実物より少ない。

中央右の刺身が幻の超巨大魚の「オオヨ」。120キロもあるという。

日本海の漁師が一生に一度は釣り上げて見たいと思う超巨大魚だ。

味は大味で大した事は無いが、話題性は大だね。


■19:57

めばるの煮付け。


■20:09

刺身とお肉は「しゃぶしゃぶ」でいただく。


■2032

その他にも料理は出たが、面倒なので省略。

そして、〆はオヨヨの丼と吸い物。

う~ん!もう、お腹が一杯だ。

この、「富重」に行かれる場合は是非予約をされたし、特に土日は一杯との事。




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