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■5:33
今日は朝5時に起きて、5時半に家を出る予定だったが、3時に目が覚めたので、3時半に家を出てしまった。
その煽りを受けた、寝不足の家人の「yayo」は、ズ~ット、寝ぼけ眼だ。
牧の原SAで朝食の桜海老の「天ぷらそば」を食べる。 |
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■7:04
伊勢湾岸自動車道路を走る。この道路は、いろんな形の橋が次々と現れるので走っていて面白い。
伊勢湾岸自動車道路は、第二東名高速道路と新名神高速道路を結ぶ役割を持った重要な路線でもある。 |
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■9:15 天理ICで降り、箸墓古墳に向う。箸墓古墳は卑弥呼の墓といわれ、向って左側の後円部の大きさは直径約160mであり、「魏志倭人伝」の「卑彌呼死去
卑彌呼以死 大作冢 徑百余歩」と言う記述に一致する。 |
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■9:21 大神(おおみわ)神社の三輪山と大鳥居。大物主神を祀り、日本神話の時代から存在する日本最古の神社。三輪山そのものを神体として、今日でも本殿をもたず拝殿から三輪山自体を神体とする古神道の形態を残している。 |
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■9:35
大神神社の拝殿。朝早くから大勢の熱心な信者がおり、不信心の「ふうみん」は周りの雰囲気に圧倒される。
「ふうみん」は、邪馬台国は大和の三輪山近くにあり、女王「卑弥呼」はヒンドゥー教の祭祀を用いた「鬼道」で国を治めていたと考える。 |
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■10:10
今日の目的地、飛鳥資料館に到着。
キトラ古墳壁画「四神」特別公開の為か、たくさんの見物客がおり、お陰で駐車場がいっぱいだった。
折りよく、1台の車が出て来たので、強引に駐車場の中に入り停める。 |
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■10:17
出水の酒船石(レプリカ)。
1916年(大正5年)、明日香村大字岡字出水から二つの石造物が発見された。本物は京都の「野村碧雲荘」にある。
洋ナシを半裁した形状の石と、細長い石の二つからなる。この細長い石はヒンドゥー教の「ソーマスートラ(聖水の流れる溝)」だと思う。 |
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■10:18
洋ナシを半裁した形状の石。
発掘当時の出水の酒船石の写真を参考にするとヨニと考える。
この様な埋められた形でなく祠堂の中心に置かれ、丸く彫られた部分の上に自然石に少し手を加えただけのリンガが置かれていたのだろう。 |
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■10:19
車石(レプリカ)。
車石と呼ばれ、1935年(昭和10年)に岡の酒船石から南へ10mほど行った所で発掘された。
中央に車輪の跡のような溝が彫られた石。 |
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■10:19
岡の酒船石(レプリカ)。
東西5.5m、南北2.3m、厚さ約1mの花崗岩。
上面に円形、半円形のいくつかのくぼみとそれを結ぶ溝が刻まれている。
酒を造る道具、あるいは薬などを造るための道具とも言われ諸説あるが定かではない。 |
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■10:21
須弥山石(レプリカ)。
1902年、明日香村石神の田から発掘された(石神遺跡)。
浮き彫りがほどこされた石を3段に積み上げられた噴水装置だが、本来は4段ないし5段であったと推測されている。
日本書紀には、斉明天皇が外国からの使者を迎えて須弥山石のもとで饗宴を開いたことが記されており、文献と一致する唯一の石造物。 |
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■10:48
石人像(レプリカ)。
1903年、須弥山石と同じ場所から発掘された石像。
男性の足元から口まで内部に細い管が通り、途中で女性の口にも分岐していることから、噴水施設であったと推測されている。
衣装は飛鳥調のものであるが、風貌から男女のモデルをペルシャ・インドに求める説もある。 |
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■11:22
弥勒石。
高さ2m、幅1m。地蔵菩薩を思わせる形状をしているが、よく見ると異質な事がわかる。
飛鳥寺の南西、飛鳥川の東岸ののどかな田園風景の中にある。 |
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■11:23
首の所に小さな蛙がとまっていた。
この石像を詳細に眺めると、何とも不気味な形をしており、磨耗が激しく判然としない。
本当に何のために造ったのだろうか? |
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■11:23
頭の後ろには大きな傷のような彫りこみがある。これは、意図的に彫られた感じだ。
この石を拝むと下半身の病気が治るという言い伝えがある。 |
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■11:34 亀石。長辺4.3m、短辺2.7m、高さ1.9mの花崗岩製。よく見るとこれは、亀の顔では無く蛙に似ている。「ふうみん」はこの亀石は彫りかけのガルーダ像ではないかと思う。 |
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■11:43
亀石の向って右下側に石矢の跡があるところから、切り取られて高取城の石垣に転用された為に長細くなっている。 |
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■12:03
岡の酒船石。
東西5.5m、南北2.3m、厚さ約1mの花崗岩。
よく見ると酒船石周辺には、埋まっている人工的に加工された石が多くある。 |
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■12:04 酒船石の北と南側が欠けているが、この部分には石割用の工具である石矢が打ち込まれた跡があり、高取城を築く際の石垣に転用されたといわれている。実際の大きさは今の1.5倍ほどあり、円形に近かったと思われる。 |
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■12:05
松本清張は酒船石について小説「火の路」の中で、次のように述べている。
西端の円形凹所(欠損)はそこに流れてきた水液を、その直ぐ南横の一段下になっている石にある胡瓜形の凹所で受ける。 |
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■12:09
「ふうみん」は「岡の酒船石」について、ハオマ酒と同じヒンドゥー教の「ソーマ酒=アムリタ」の製造装置と考える。
そして、建造年代は3世紀の邪馬台国の卑弥呼の時代と推測する。
興味のある方は次のサイトで
↓
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■12:14 亀形石造物、小判形石造物。平成12年に発掘が行われ発見された。亀形石造物は、頭の部分の穴から水が入り尻尾の穴から流れ出た。小判形石造物は、水が貯められるようになっており、排水口は亀の頭に繋がっている。 |
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■12:26
万葉文化館の駐車場に車を停めて、両酒船石を見学したので、駐車場横の「酒船亭」で昼食とする。
写真には写っていないが「柿葉すし」が美味しかった。 |
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■13:05
橘寺。
聖徳太子誕生の地といわれ、太子建立7寺のひとつであり、本堂に聖徳太子坐像(重文)が安置されている。 |
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■13:07
「ふうみん」の目的は境内にある二面石。
高さ1.2m、最大幅1.2m、最大厚0.5m。猿石と同時に掘り出されたと考える。 |
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■13:15
マラ石。
高さ1.3m、幅0.7m。男根を思わせる石が斜めに突き立っている。
マラ石の断面図を見ると、地中部分が四角形になっているところから、リンガと考える。 |
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■13:16
マラ石の近くにあった石造物。
丸い彫り込みが、とても気になった。 |
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■13:30
鬼の俎(まないた)。
欽明天皇陵の東の小丘の斜面に鬼の雪隠(せっちん)と道をはさんである。
長さ約4m、幅約2m、厚さ1mの巨大な花崗岩で、古墳の床石と考えられている。 |
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■13:32
鬼の雪隠。
欽明天皇陵の東の小丘の斜面に鬼の俎と道をはさんである。
もとは古墳の石室の一部だったが古墳が壊されて現在の姿になった。 |
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■13:46
下記4体の猿石は、吉備姫皇女王墓内にある奇石。門には鍵が掛けられて、残念ながら中には入れない。
女。
高さ1m、最大幅0.7m、最大厚1m。 |
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■13:47
山王権現。
高さ1.3m、最大幅1m、最大厚0.8m。 |
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■13:48
僧。
高さ1.1m、最大幅0.8m、最大厚0.7m。 |
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男。
高さ1m、最大幅0.9m、最大厚0.6m。 |
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■14:11
益田の岩船への登り口が分らず数人の人に聞く。
益田の岩船は橿原市にあり、明日香村の石造物ではない為、明日香村発行の資料や案内図などに邪険に扱われている。
ロープを掴み急な山道を歩くと、竹やぶに先に見えて来た。 |
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■14:13
深さ10センチほどの格子状の溝が彫られている。これは表面を平にするための加工と考えられる。 |
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■14:18 益田の岩船。東西約11m、南北約8m、高さ約4.7m(北側)の台形状で、上部から側面にかけて幅1.6mの溝が東西に掘られている。この溝に一辺1.6m深さ1.3mの方形の穴が1.4mの間隔を開けて二つくり抜かれており、岩の重さは約160トンと推測される。
天長2年(825年)、益田池の造築を讃えた空海の書による巨大な石碑の台石で上にのっていた碑は、酒船石と同じく高取城を築く際の石垣に転用されたといわれている。 |
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■14:21
山道を登り撮影。確か22年前には竹やぶは無く、もっと視界が開けていた。
もう少し、大事な遺跡の保存に力を入れてもらいたいものだ。 |
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■14:53
明日香村埋蔵文化財展示室の横にある水落遺跡。
水落遺跡は中大兄皇子によって671年に造られた日本最古の水時計の跡だとされる。
この近くに、須弥山石が発掘された石神遺跡もある。 |
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■16:00
今井町。
東西600m南北310mの濠をめぐらせた、江戸時代のたたずまい残す町。
国の重要文化財が9軒。約700軒の民家のうち、500軒が伝統的な様式を引き継いでいる。 |
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■16:05 朽ちかけた板塀と静謐な午後。一匹の黒猫が歩く今井町の路地。 |
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■18:44
東横インにチェックインし、徒歩15分ほどの餃子専門店獏獏(バクバク)に向う。
僅かなタッチの差で、小さな店内は満席となり、一時間半ほど待たされる。
仕方が無い、携帯の番号を教えて近くの奈良の裏通りを散歩したり、公園で待つ「yayo」。 |
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■19:17
やっと入った餃子専門店獏獏の店内。
早速餃子やオススメの品を色々と注文する。 |
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■19:27
一時間半ほど待って注文した餃子。
餃子の味はまあ美味しいが、一時間半も待つ味とはいえないな~あ。 |