行程3日目>大曲へ



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■6:06

朝の散歩に出かける。

ポストホテルを出て、新庄駅に行く。思っていたより近代的な駅ビルに驚く。

駅の構内に2008年の「新庄祭り」でユメリア賞に輝いた下金沢町若連の「竹取物語」が展示されていた。


■6:14

新庄駅前ロータリーから商店街を望む。


■6:23

「あけぼの町飲食店街」の何故か道に平行に建てられているアーケードの門。

思わず立ち止まり、感慨を持って眺めた。

まさに、昭和レトロそのもの。


■7:44

ポストホテルで朝食を済ますと先を急いだ。最初の目的地「川原毛大湯滝」へ早く着きたい。

羽州街道(国道13号線)のバイパスは有料の高速道路かと間違えるよい道路だ。無料なのはうれしい。

この道路は高速道路の部分開通の部分で、その為無料なのだろう。


■8:38

「川原毛地獄」の駐車場に車を止めて、目的の「川原毛大湯滝」を目指す。

駐車場から徒歩15分との事。


■8:46

新緑の木々の間から「川原毛大湯滝」が見えた。

思わず、感激!

■8:48

「滝」そのものが温泉と云う「川原毛大湯滝」。

1キロほど上流で湧出する温泉が沢水と合流し、20メートルの高さから豪快に流れ落ちている。

滝壺や渓流はすべて天然の露天風呂だ。夏のシーズンになると、訪れる人が多い為、水着着用で入浴するらしい。

…「ふうみん」は、そんなのは、当然いやだ!


■8:53

温泉 No.7
温泉名 川原毛大湯滝
秘湯度 ★★★★★
おすすめ度 ★★★★★
入浴料 無料

「ふうみん」が「川原毛大湯滝」に急いだのは、まだ誰もいない滝壺の温泉に、スッポンポンで入りたかったからだ。

滝壺の温泉に「いや~あ!満足!満足!」


■9:21

川原毛地獄山は、青森県の恐山と富山県の立山と並ぶ日本三大霊地の一つ。

大同2年(807年)に同窓和尚が開山したと伝えられており、灰白色の溶岩に覆われた山肌は火山活動の余韻を残している。

標高約800メートルの澄み切った青い空と白い雲の下に荒々しい山肌と噴出す蒸気。

そして、鼻をつく強い硫黄臭などが混然とした中で、荒涼とした不気味な光景を醸し出している。


■9:53

「川原毛大湯滝」から直線だと数キロの「泥湯温泉」に大回りして到着。

この泥湯温泉は三軒の温泉旅館があるだけの山あいの鄙びた小さな温泉地。

「豊明館」に入る。案内を請うとおばちゃんが出て来て、代金を払うと旅館名の入った「竹の箸」をくれた。


■9:56

温泉 No.8
温泉名 泥湯温泉 豊明館
秘湯度 ★★★★
おすすめ度 ★★★★
入浴料 300円

「泥湯」なのに透明のお湯?と、思いながら足の指先をお湯に入れると、泥が下からわいて来た。

温泉好きには、応えられない瞬間だ。


■10:22

「泥湯温泉」の直ぐ脇の国道には、蒸気が発生している。

有毒ガスに注意の看板。


■10:49

岩手・宮城内陸地震から、ちょうど1年経ったが国道398号線は通行止めのままだ。

主な道路の規制区間の地図を見ると、地震災害の大きさを改めて思い知る。

これから行く「須川温泉」は左折するので通行は大丈夫だ。


■11:09

「須川温泉」の「栗駒山荘」の露天風呂。

展望露天風呂は標高約1100メートルにあり、「ふうみん」の貸切状態だった。素晴らしい温泉と栗駒の雄大な景色をひとり占めだ。

左手に「秣岳」、右手にブナの原生林が茂る「野鳥の森」、眼下に「イワカガミ湿原」、そして山と森の稜線が交わる正面中央に出羽富士「鳥海山」と雄大な自然の大パノラマが展開する。

「鳥海山」は雲がかかり見えず。残念。


■11:20

温泉 No.9
温泉名 須川温泉
栗駒山荘
秘湯度 ★★★★★
おすすめ度 ★★★★★
入浴料 600円

内湯からも大きなガラスを通して景色を楽しめる。

本当に評判どおりの、いい温泉です。


■12:17

B級グルメ No.9
飲食店名 栗駒山荘
メニュー 仙人弁当
おすすめ度 ★★★★
代金 1500円

仙人弁当の内容…山菜天麩羅・鹿たたき・山菜炊合せ・小鉢ご飯・お吸物・香の物

山菜が美味しかった。


■13:00

「栗駒山荘」から数百メートル行くと、岩手県に入る。

折角来たのだから、そこにある「須川高原温泉」の「霊泉の湯」に入ろう。こちらの標高は1125メートル。

こちらはの源泉は「栗駒山荘」にも供給している。


■13:03

「須川高原温泉」の「霊泉の湯」に入る。

大きな露天風呂だ。景色は良くない。


■13:07

温泉 No.10
温泉名 須川高原温泉
霊泉の湯
秘湯度 ★★★★★
おすすめ度 ★★★★
入浴料 500円

ここの温泉は、日本でも非常に希な強酸性のみょうばん緑ばん泉。

源泉の湧出量は、毎分6000リットルにも及び、溶岩丘の下から樋を伝って流れ込む様は迫力がある。


■13:38

「栗駒山荘」から国道342号線を5分ほど走ると「仙人水」と云う湧き水があった。

ポリタンクとペットボトルに汲む。


■14:31

東成瀬村にある「ふるさと館」に立寄る。

係りの女の子が慌てて飛んで来て電気をつける。入場料110円。

そこに展示されていた雑誌。


■15:01

「yayo」の強い希望で「川連漆器伝統工芸館」に行く。4月22日にオープンしたばかりの新しくモダンな建物だ。

「yayo」は1階の展示フロアで纏まった買い物をしたので、開館祈念の漆器をもらい感激!

「ふうみん」は2階の歴史資料館で「木地師の文献」を見て感激!何しろ、木地師発祥の地、滋賀の「蛭谷」には何度も行ったからね。


■16:35

川連から「岩倉温泉」にカーナビをセットし、出来るだけ幹線道路を除けて走っていた。

田舎道の傍らに古そうな神社があった。「波宇志別神社・神楽殿」と云う。

重要文化財に指定された室町時代後半の建物で秋田県内屈指の古社。

突然目の前に現れた、素敵な古社。これが旅の楽しみだ。


■16:56

「岩倉温泉」は小さな川を目の前にして建ってる一軒宿。

こんな村はずれには不似合いな風格のある建物だ。


■17:01

浴場は真ん中に仕切りがある。多分、昔は混浴だった浴槽を男女別に区切ったものだろう。

お湯はアトピー性皮膚炎や神経痛に効くとの事。

入っていて、精神的にもゆったり出来、柔らかくて、本当にいいお湯だ。


■17:06

温泉 No.6
温泉名 岩倉温泉
秘湯度 ★★★
おすすめ度 ★★★★★
入浴料 400円

龍の湯口から源泉が掛け流されている。


■18:01

「大曲オリエンタルホテル」にチェックインする。

丸子川沿いの良いロケーションにあるが、室内の設備は古い。

ビジネスホテル No.3
ホテル名 大曲オリエンタルホテル
おすすめ度 ★★★


■18:21

大曲駅前のメイン商店街「花火通り商店街」は、すごく寂れていた。

「ふうみん」は最初、道を一本間違えたと思ったが、看板を見て納得。


■18:29

大曲駅前近くの居酒屋「三平」に行く。

看板に灯が燈り「串焼き・鮮魚」と書いてあった。


■18:44

店員オススメの本庄沖産の刺身4点盛り。

ヒラメ、ソイ、イカは2倍にして注文。これで、990円と激安。


■18:46

地鶏の焼き鳥5本セット。

それと、田沢湖生保内産の善五郎ざる豆腐を注文。


■19:56

B級グルメ No.10
飲食店名 三平
メニュー 串焼き・鮮魚
おすすめ度 ★★★★
代金 約7000円

仕上げに「焼きソバ」を食べる。

お腹がいっぱいだ。




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