行程2日目>新庄へ



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■6:09

朝の散歩に出かける。

東横インを出て、米沢駅方向に向って歩いていると「いぼころり地蔵」があった。

「アブラウンケンワカ」と呪文を唱えながら、お地蔵さんの周りにある石で「いぼ」をこすると「いぼ」が取れると云われているそうな。

素朴な民話の世界に入ったような、微笑ましい気分になった。


■6:14

米沢駅構内の「直江兼続」の人形。「愛」の兜をかぶっている。

米沢は今、何処に行ってもNHKの大河ドラマ「天地人」の主人公「直江兼続」でいっぱいだ。


■6:20

明治30年の創業より、駅前旅館として100余年の歴史を重ねて国の登録文化財にも指定された「音羽屋」。

米沢の歴史を感じさせる、いい建物です。


■6:23

こちらは、「金内酒店」の素晴らしい看板。


■7:54

小野川温泉の町営の露天風呂「小町の湯」に向う。朝6時から営業しているのはうれしい事だ。

小野川温泉街の横を流れる、最上川の源流である大樽川沿いに「小町の湯」の露天風呂はある。


■8:04

温泉 No.3
温泉名 小町の湯
秘湯度
おすすめ度 ★★★
入浴料 200円

「小町の湯」のお湯は、小野川温泉の共有源泉を使用している。

残念な事に、板塀が高く景色がほとんど見えない。


■9:09

「広河原温泉」に向う。この温泉はかなり前から知っていたが、なかなか行く機会がなかった。

「広河原温泉」は、飯豊町の最南端に位置し飯盛山の奥深くの谷あいにあり、日本で珍しい間欠泉である。

2008年、NHKの「ふだん着の温泉」で紹介されて、全国的に有名になった。NHKも余計な事をしたものだ。


■9:27

ダート道を8キロほど走ると「広河原温泉」に到着した。

まさに、ここは秘湯だ。

この秘湯に場違いな感じのモダンな温泉宿が建っている。


■9:43

温泉 No.4
温泉名 広河原温泉
湯の華
秘湯度 ★★★★★
おすすめ度 ★★★★★
入浴料 600円

全国的にも珍しい炭酸ガスで吹き出す「間欠泉」。お湯の温度は35度とぬるく、この露天風呂は長湯に適している。

「ふうみん」の他、一組のカップルが入浴していた。話を聞くと、この「間欠泉」が吹くまで30分も待っていたとの事。


■10:25

「広河原温泉」の帰り道、ブナの天然林に囲まれた川沿いの空き地で、コーヒータイムを楽しむ。

う~ん。空気が旨い。



■10:50  「白川ダム方向」から「広河原温泉」に向かい一番奥にある農家。曲屋で屋根を葺いていた。…まさに桃源郷だ。



■11:07  「白川ダム」。このダムは昭和56年に完成。飯豊連峰を望む山形県の豪雪地帯に築かれたダムで、周辺はワラビ・ゼンマイ等の山菜の宝庫。


■11:53

長井市の「あやめ公園」に来た。

この「あやめ公園」は、3.3haの公園内に500種100万本のあやめが咲き誇る日本有数の「あやめ」の公園だ。

訪問時、満開には少し早いようだった。


■12:00

昼食には「かく長」で山形名物の「板そば」を食べよう。

「かく長」は地下水で打つ黒く太い二八そばで、大正時代の創業時から変わらぬ製法で作り続けている。


■12:12

B級グルメ No.5
飲食店名 かく長
メニュー 板そば
掻揚げ×2
おすすめ度 ★★★★
代金 2000円

蕎麦は注文してから打ってくれた。厨房に腰の曲がったおばあさんがおり、27歳のとき「かく長」に嫁ぎ、かれこれ55年、タレ作り名人で現在82歳との事。益々の長寿を祈念します。


■13:35

B級グルメ No.6
飲食店名 道の駅おおえ
メニュー 紅さやか
おすすめ度 ★★★★
代金 350円

「道の駅おおえ」に寄り、「どす赤い」のが美味しいと聞き、選んで買った「さくらんぼ」。

有名な「佐藤錦」はまだ早く、この時期は「紅さやか」との事。あっという間に食べてしまった。


■14:47

「おしん」と大正ロマンの香りが漂う「銀山温泉」。

銀山川をはさんで建ち並ぶ木造りの旅館。「家並み保存条例」により守られているその景観はまさに大正時代そのもの。

対面の家並みの一番左奥が、かの有名な「能登屋」。


■14:49

「小関館」は、現在日帰り入浴のみを受け付けているとの事。


■15:01

B級グルメ No.7
飲食店名 野川とうふや
メニュー 立ち食い豆腐
おすすめ度 ★★★★
代金 160円

「立ち食い豆腐」を買い、銀山川沿いに座り食す。

これも、また良し。


■15:17

銀山温泉「銀嶺荘」は、銀山温泉の1キロ手前にある「老人保養施設」?

以前、銀山温泉の「共同浴場」に入ったが×だったので、サイトで知ったここを選択した。


■15:30

温泉 No.5
温泉名 銀山温泉 銀嶺荘
秘湯度
おすすめ度 ★★★
入浴料 200円

木製の湯口から掛け流される「銀山温泉」のお湯を、一人で味わう。

「yayo」によると、女湯は栓が壊れ浴槽の半分しかお湯がなかったとの事。


■17:02

今晩の宿「新庄」に行く前に、良い温泉があると聞き、山奥の「羽根沢温泉」にやって来た。

道路の突き当たりにある無料駐車場に車を止め、隣の軽トラの地元民に共同浴場の場所を聞くと、「私もこれから行くから、一緒に行こう」と案内してくれた。

共同浴場は「多目的集会場」の1階にあった。


■17:18

温泉 No.6
温泉名 羽根沢温泉
共同浴場
秘湯度 ★★★
おすすめ度 ★★★★
入浴料 200円

時間的に入浴者が多く、写真は浴槽の一部。

昨年、源泉のパイプが詰ってお湯が出なくなり、工事をしたが以前よりもお湯の出と湯の華が少なくなったとの事だ。


■17:30

羽根沢温泉からの帰り道、「小杉」にある「大杉」に寄る。

小杉地方にある杉の大木で、樹齢千年以上といわれ、地元では芯が2本あるところから夫婦杉とも呼ばれる。

この大杉がJR東日本のポスターに登場したところ、「となりのトトロ」のトトロに姿が似ているところから「トトロの木」として有名になったとの事。


■18:34

新庄市内のビジネスホテル「ポストホテル」にチェックインする。

このホテルはチェーン店ではなく、個人経営ようだ。アットホームの感じがする。

ビジネスホテル No.2
ホテル名 ポストホテル
おすすめ度 ★★★★


■18:41

新庄市内の中華店「太陽軒」。

…このレトロなたたずまいは、何とも云えませんね。


■18:45

ポストホテルの支配人ご推奨の小料理屋「山葵屋」に入る。

隣に「魚のやまよ」と云う看板が出ているので、多分魚が旨いだろう。

この店は新築して、まだ日が浅いようだ。


■18:52

B級グルメ No.8
飲食店名 山葵屋
メニュー 小料理
おすすめ度 ★★★★
代金 約7500円

うれしいな!付け出しに「ネマガリダケ」が出てきた。

何か、美味しそうな予感がするな。


■18:59

左はイカではない。皮を剥いた「活タコ」の刺身。

右は脂の乗った「カンパチ」の刺身。


■19:28

「イカ焼き」も大きなイカが丸ごと、ど~んと出てきた。

その他の料理にも満足した。そして、日本酒が旨い。




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