第22部 南インド、レンタカー旅行
◆行程10日目 マイソールからティルチラパッリへ
       カルナータカ州からタミルナードゥ州へ入る   2016/12/15(木) Google map 
マイソールからタミルナードゥ州境まで


■6:39

昨日のチェックイン時の嫌な予感が現実になった。

宿泊したホテル、ビスタルームズ アット シュリハルシャロード(Vista Rooms @ Shri Harsha Road) は、agoda で予約し、支払いを済ませてある。

それなのに、宿泊代を払えという。

10分ほど押し問答し、やっと解放された。

こんな事は、初めての経験だった。


■6:43

マイソールの街を走る。

ラッシュ前に、郊外に出たい。


■6:53

国道150A号線を走る。

デカン高原に昇る朝日を見ながら、車を走らす。


■6:54

150A号線は、片側2車線の快適な道路だ。

気持ちよく、朝靄の中を走る。


■6:55

高速の料金所が廃止されていた。


■7:04

国道766号線を走り、カビーニ川の橋を渡る。

カーナカナガー(Kanaka Nagar)の街に入る。


■7:16

ビアゴーダーナ(Veeregowana)の踏切を渡る。


■7:37

人々が朝の活動を始めだした。


■8:33

チャムナジナガル(Chamarajanagar)から、国道948号線を走る。

ここで、カルナータカ州から、タミルナードゥ州に入る。


タミルナードゥ州を走る


■8:35

この、シカに注意の看板~いいですね。


■8:43

道路の脇に車を停める。

2時間ほど運転したので、「ふうみん」から「yayo」にドライバーを交代。


■8:43

一息入れて、周辺の景色を堪能する。

緑豊かな、山々と木々。

デカン高原の端に居る事を感じる。


■8:43

美しい高原の景色。

まるでインドでは無い様だ!・・・インドの方に失礼。


■8:59

国道948号線の下り坂に入る。

突然の濃霧と、急カーブの連続だ。

前にいるバスを目安に、「yayo」が慎重に運転する。


■9:04

狭く急なカーブを、バスは対向車線一杯を使って走り抜ける。


■9:06

何なのだろう!大型トラックがびっしりと止まっている。

事故でもあったのか?


■9:07

バスが反対車線に突っ込んで行くので、遅れないようにその後に続く。


■9:07

カーブで、キャベツを満載したトラックが横転している。


■9:07

深刻な事態だろうが、カメラを向けたら微笑んだ。

インド人にとっては、日常の情景なのかな。


■9:07

倒れたトラックの荷を、もう一方のトラックに必死に積み替えている。


■9:07

見事に横転し、底を見せるトラック。


■9:07

野次馬も多い。


■9:09

この状況を解説すると、日本と同じ左側通行のインドの道だが、バスは反対車線に大回り、その空いた反対車線には逆方向の乗用車が突っ込む。

正常の車線を走る「yayo」は、急ブレーキで止まる。

バスの車掌が、手まねでバスの後ろについて走る様に指示をする。


■9:15

この国道948号線の峠道のグーグルの地図。

日光の「いろは坂」の様だが、道幅はずーっと狭く、もっと危険な道だ。


■9:16

バスの車掌の指示通り、カーブではバスの後ろの反対車線を走る。


■9:25

やっと峠道が終わり、平坦な場所のバナリ(Banari)に出た。


■9:26

バナリでは、両端に大型トラックがびっしりと駐車している。

先ほどの峠道の事故で、大型トラックは通行止めになっている様だ。


■9:26

中央の1車線分にバスが突っ込んで来た。

どうにか「ふうみん」たちは通れたが、峠道から一緒だった後ろのバスは通れないようで、立ち往生していた。


■9:39

サスヤマンガラム(Sathyamangalam)の街を抜ける。


■9:39

サスヤマンガラムで国道948号線と別れ、国道81号線に入る。


■10:17

ATMの前に並ぶ人々。

先ほどまで居た、カルナータカ州では見なかった風景だ。

タミルナードゥ州では、高額紙幣廃止に伴う事情は深刻な様子だ。


■10:23

ここにも、ATMの前に並ぶ人々。


■10:32

カナサー(Kunnathur)街を走る。

ここにも、ATMの前に並ぶ人々。


■11:37

ベラコイル(Vellakoil)の街に入る。

カルール(Karur)まで、41キロだ。


■12:01

大型トラックが急に増えた。

追い越しても、追い越してもトラックの列。


■12:14

カルール(Karur)に入る。


■12:15

このロータリーを右折して、高速道路に入る。


■12:16

片道2車線の国道81号線を、快適に走る。


ティルチラパッリ(Tiruchirappalli)へ


■12:30

今日の目的地ティルチラパッリまで、67キロだ。

ティルチラパッリは、通称ティルチィまたはトルチーとも呼ばれている。


■12:36

高速代、40ルピー。


■12:55

ヒンドゥー教寺院のゴブラが、色彩豊かだ、

タミルナードゥ州を走っている事を実感。


■13:05

カーヴェリー川(Cauvery River)に沿って走る。


■13:16

ガソリンスタンドに入り、給油する。


■13:19


★給油DATA

給油価格 1.860 (Rs.)
給油量 32.86 (L)
軽油1L当り 56.62 (Rs.)


■13:28

高速代、25ルピー。


■13:38

有料区間が終わり、片道1車線になった国道81号線を走る。

この道は、カーヴェリー川に沿って設けられている。


■13:46

ティルチラパッリ(Tiruchrappalli)の街中に入る。


ホテルロックフォートビュー(Hotel Rock Fory View)


■13:58

今晩の宿、ホテルロックフォートビュー(Hotel Rock Fort  View)が目の前に見えるのだが、インターチェンジの角にあり、流石のグーグル先生も入口が分からない様だ。

何度かホテルの前を、行ったり来たりしながら、やっと到着。


■14:04

車を地下の駐車場に停める。


■14:09

ホテルのレセプションで、チェックインを済ます。


■14:13

このホテルもインド人向けのホテルだが、室内は広く快適だ。



■14:13 ホテルの窓からは、ホテルの名前通りロックフォートビューだ。


■14:44

レストランは、残念ながらベジレストランでノンアルコールだ。

カレーを2種類頼む。


■15:02

ビールの代わりにチャイを飲む。

昼食代、486ルピー。


ロックフォート(Rock Fort )へ


■17:22

ロックフォート(Rock Fort)は旧市街にあり道も狭ので、オートリクシャー行こう。

ホテルの前にたむろする、オートリクシャーと値段交渉。

ホテルからロックフォートまで150ルピー、往復300ルピーという。

高い!と値下げ交渉するが、通じず言い値で乗る。

運ちゃんの友人も乗って来た。


■17:25

オートリクシャーにして正解だった。

ティルチラパッリの旧市街は、狭く迷路のようになっている。

一方通行もあり、レンタカーでは難儀しただろう。



■17:29 ロックフォートの入口は分かりづらい場所だ。


■17:31

履物を預け、入場料を払い中に入る。

入場料は数ルピーだった。


■17:32

岩山をくりぬいた、階段を登る。

この階段は437段あるという。

昨日、シュラヴァナベルゴラの614段の階段を登ったばかりなので、何でもない。


■17:32

「ふうみん」は、現役のヒンドゥー教寺院の色彩に興味深々だ。


■17:33

ロックフォートには、騎士像もちゃんとある。


■17:35

階段の途中にある、シヴァ神を祀るターユマーナスワ寺院(Thayumanaswamy Temple)。

人懐っこい運ちゃんと友人もついて来て、あれこれと説明する。

この寺院に「ふうみん」も入れるというが、「地球の歩き方」にはヒンドゥー教徒のみと書いてあるので、入場は遠慮した。



■17:37

運ちゃんと友人の先導で先を進む。


■17:39

高さ83メートルの岩山の頂上には、ガネーシャを祀るウチピラヤール寺院(Uchipillayar Temple)がある。


■17:40

ウチピラヤール寺院を目指して登る。


■17:42

頂上からの眺め。

写真中央の橋のたもとに、ホテルロックフォートビューが見える。

コーベリー川向こうに、72メートルのゴブラを持つランガナータスワミー寺院(Ranganathaswamy Temple)が見える。


■17:47

ターユマーナスワ寺院の屋根と、ティルチラパッリの市街を一望。



■18:05 ホテルへの帰途、旧市街には大勢の人で溢れていた。


ホテルロックフォートビュー


■18:08

ホテルの入口では、従業員が絵を描いていた。


■18:14

ホテルの部屋から、夕暮れのロックフォートを眺める。



■20:02 このホテルの屋上に、ルーフトップレストランがある。ロックフォートを眺めながら夕食が出来る。



■20:04 この絶好のロケーションは、ビヤガーデン最適だ。だから、この場所ではアルコールがOKだと勝手に思い込んでいた。しかし、このルーフトップレストランもノンアルコールと知り、憮然とする「ふうみん」だった。


■20:05

トマトスープ。


■20:08

ペッパーチキンとヌードル。


■20:19

目の前の国道81号線は、相変わらずの混雑だ。

夕食代、700ルピー。


■21:04

部屋に戻り、一杯やりながらテレビを見ていたら、高額紙幣廃止に伴う混乱を放映していた。

タミルナードゥ州に入って見た、ATMの混乱を改めて実感。


レンタカーの走行距離
本日の走行距離 358キロ
累計の走行距離 1798キロ
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イサーンの大地走行2000キロプラス 南インド、レンタカー旅行。