■行程9日目>バガンからマンダレーへ



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■5:40

今日は8:35発のエアマンダレーの6T401便でマンダレーに行く。

早目に起きて荷物の整理をする。

一息つきに外に出たら、明かりの点いている部屋は「ふうみん」たちの部屋だけだった。


■6:06

レストランに行ったら、一番乗りだった。

先ずは、モヒンガーから。


■6:48

7時にチェックアウトする予定で、テレビを見ていたら、ボーイが6時半には部屋に荷物を取りに来た。

仕方がない、早々とチェックアウトする。

チャーターしたタクシーで空港に向かう。途中、托鉢に向かう僧侶の列に出会う。

タクシーのチャーター料は6.000チャット。


■7:02

バガンのニャウンウー空港で搭乗手続きをする。

もう、ミャンマーに来て4回目の国内線の搭乗だ。

それも、エアマンダレーばかりなのでスムーズに手続きを終える。


■7:19

搭乗までの時間がたっぷりあるので、「yayo」は売り場の漆器を熱心に見て、数点購入した。


■8:14

ニャウンウー空港の待合室。

のんびりと待つ「ふうみん」。


■8:27

エアマンダレーの6T401便は、3日前にヤンゴンから乗った便だ。

この便は、ヤンゴン→バガン→マンダレー→ヘーホー(インレー湖)→ヤンゴン、と毎日一周している路線だ。


■8:59

マンダレー空港が近づいて来た。

窓から、地上を眺めていた「yayo」が、広い一直線の道路を見つけた。

まだ、Googleの地図にも載っていないが、ヤンゴンからマンダレーを結ぶ建築中の高速道路だろう。


■9:10

マンダレー空港に到着。

国際空港の表示があり、まだ新しいターミナルだ。


■9:15

久しぶりに、荷物の受け取りベルトを見た。



■9:35 タクシーをチャーターし、マンダレーの中心にあるマンダレーシティホテルに向かう。先ほど飛行機のから見えた高速道路を快適に飛ばす。



■9:52 高速道路は、まだ一部工事中だった。


■10:11

高速道路は終わり、市内への道に入る。


■10:14

マンダレーシティホテルに到着。

タクシー代は12.000チャット。


■10:17

マンダレーシティホテル(Mandalay City Hotel)のエントランス。


■10:33

デラックスルームを奮発して、部屋の中に入ると、テーブルにウェルカムフルーツが置かれていた。


■11:24

タクシーをチャーターして、マハムニパゴダ(Maha Muni Paya)に向かう。


■11:34

マハムニパゴダに到着。

このパゴダは、マンダレー最大にしてもっとも重要な仏塔。


■11:38

マハムニパゴダの参道は、門前町となっている。


■11:40

金ぴかの高さ4メートルのマハムニ仏。

この仏像は1784年にミャウーのヤカイン王国から奪ってきた物だ。

ミャウーで聞いた話だが、このマハムニ仏は偽物だという。

ビルマ族のボードーパヤー王が、1784年にミャウーを攻略しマハムニ仏を奪った。

ところが、仏像を船で運んでいる途中で川に落とし、引き上げることが出来なかった。

代わりに、マハムニ仏に似た仏像を探してマンダレーに運んで来たという。

ラカイン族とビルマ族の対立をうかがわせるエピソードだ。


■11:43

今回の旅の目的の一つ、クメール様式の青銅像の納められている建物。



■11:44 ここに安置された6体のクメール様式の青銅像は、アンコールワットから数奇な変遷をへてマンダレーまで運ばれて来たという。


■アンコールワットの青銅像の変遷

・1431年、タイがアンコールワットに攻め込み、アユタヤに持ち帰った。

・1564年、モン族の王バイナウンがアユタヤに攻め込み、バゴーに持ち帰った。

・1600年、ヤカインのラザヂー王がバゴーに攻め込み、ミャウーに持ち帰った。

・1784年、ビルマのボードーパヤー王がミャウーに攻め込み、マンダレーに持ち帰った。


■11:45

青銅の頭部のない獅子像。


■11:46

青銅の獅子の頭部。


■11:47

青銅の頭部のない獅子像。


■11:50

青銅の門衛神(ドヴァラパーラ)像。


■11:50

こちらは、一番大きな青銅の門衛神(ドヴァラパーラ)像。

このように、2メートルもの大きな青銅像はカンボジアにも残されていない。

唯一、西メボンの井戸で発見された「横たわるヴィシュヌ神」の胸から上部の像があるだけだ。


■11:52

青銅の獅子像。


■11:55

3つの頭部を持つ神象アイラーヴァタの青銅像。


■12:00

門衛神(ドヴァラパーラ)像を良く見ると、製造技術の高さと造形美の見事さが分かる。


■12:01

青銅像には、自分の悪い所を撫でると良くなると言われ、撫でまわす人々。


■12:06

ホールの中には、ヤカイン王国から川の中を運ぶマハムニ仏の絵が飾ってある。

上記の偽物説を頭に入れて、眺めて見るとなかなか面白い。


■12:13

ミャンマーのダルマの売店。


■12:25

待たして置いたタクシーに乗り、ゼェジョーマーケットに向かう。

ヤンゴンはオートバイ禁止だが、マンダレーはいいようだ。

排気ガスで空気が悪いのでマスク着用だ。


■12:39

タクシーを降りる。感じのいいドライバーなので、5時にマンダレーヒル行きを予約する。

代金はマハムニパゴダ往復と待ち時間、それにチップを含め100.000チャット。


ゼェジョーマーケット内は、冷房が無く、それに暑く、空気もわるい為、パスする。


■12:40

隣のマーンミャンマープラザに行く。

一応冷房は効いており、昼食のレストランを探すが無い。


■12:50

マーケット周りのレストランを探す。

ミゼットが現役で活躍していた。


■13:06

この時計台は、マンダレーの街のランドマークだ。

ここを中心として、商業エリアが広がる。


■13:17

ナイロンコールドドリンク(Nylon Cold Drink)に入る。

ゼェジョーマーケットから、レストランを探して街を歩いたが、暑さに加え排気ガスにノドをやられた。

「ふうみん」も「yayo」も、冷たい飲み物で一息入れる。

代金は1.800チャット。


■13:43

適当なレストランが無い。

タイガービールのビアステーションに入る。

先ずは、冷たいビールとコーラを注文。


■13:54

「ふうみん」は焼きメシ頼む。

これが、なかなか旨い。それに、スープが美味だ。

「yayo」は体調が万全でないところに、暑さと排気ガスでヤラレて昼食をパス。

代金は3.350チャット。


■16:54

ホテルで休息後、マンダレーヒルに行くタクシーに乗る。

タクシーは、先ほど乗った40年前のサニーバン。


■17:04

マンダレーの旧王宮前を走る。

旧王宮は、一辺3キロの堀に囲まれている。


■17:13

マンダレーヒル(Mandalay Hill)の南参道入り口。

2頭の巨大な獅子像が建っている。


■17:18

参道の狭い一方通行の坂道を登る。

この参道をウオーキングする人が多い。

このオンボロ車の排気ガスは、さぞかし迷惑だろうな。


■17:24

車は7合目の駐車場に着いた。

巨大なエレベーターを3つ乗り継いで頂上に登る。

ここで、カメラ持ち込み代、500チャットを支払う。




■17:28

2匹のコブラ像。

その前で、若い子が記念写真を撮っていた。

「ふうみん」も便乗してパチリ。



■17:30 マンダレーヒルの頂上テラスから、エーヤワディー川を望む。ここは夕日の絶好ポイントだが、あいにく今日は曇っている。



■17:33 マンダレーヒルリゾートホテルとゴルフコース。その向こうの緑の方形は、一辺3キロの堀に囲まれている旧王宮。さらに向こうは、マンダレーの市街地となる。


■17:34

マンダレーヒルに安置された仏像。


■17:34

マンダレーヒルにいた猫。

マットの上におとなしく寝ていた。


■18:04

タクシーのドライバーにミャンマー料理のうまい店に連れてもらう。

トゥートゥーレストラン(Too Too Restaurant)に着いた。


■18:07

ここは、並んでいるカレーを指差しで注文できる。


■18:10

カレーを注文すると、ほかに野菜や惣菜がたくさん付いて来る。


■18:13

ここで、ビールを注文すると出せないという。…そんな無体な。

ちょうどオーナーが来たので、どうにかならないか?と問うと、「ふうみん」を外に連れ出す。

数軒先にビールを売っている店がある。そこからの持込は構わないという。近くにいたドライバーに頼み、ビールを2本調達した。

ビール代2本で4.000チャット。
食事代金は5.800チャット。


■18:43

マンダレーの夜はオートバイの若者が多い。

ホーチミンのたくさんのオートバイを思い出す。


マンダレーヒル往復とレストラン待機、それとビールの買出しを考慮し、タクシー代は20.000チャット。


■20:42

ホテルの部屋でテレビを見ていたら、アウンサンスーチー女史が映っていた。

ミャンマーの政治体制の変化の兆しを感じる。



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