■行程6日目>ヤンゴンからバガンへ



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■5:32

今朝は、7:00発のエアマンダレー6T401便に搭乗する。

その為、セントラルホテルを5時半にチェックアウトし、ホテルの車でヤンゴン空港に向かう。

代金は10.000チャット。

ヤンゴン市内は、まだ夜が明けきっていない。


■5:51

ヤンゴン空港の国内線ターミナルに到着。

国内線ターミナルは5日前に来たばかりなので、勝手は分かっている。


■6:18

搭乗手続きをスムーズに終えて、出発ロビーでくつろぐ。


■6:56

エアマンダレー6T401便に乗り込む。


■8:04

バガン行きエアマンダレーのATR 72は、シットウェー行きと同じ機種だが、こちらは、より豪華な革張りのシートだった。


■8:22

バガンのニャウンウー空港に到着。

空はヤンゴンやシットウェーと異なり抜けるような青空だ。

バガンは南部のデルタ地帯と異なり、雨季(5月~10月)でも雨が少ない。

それに加えて、この時期は緑が綺麗だ。


■8:22

ニャウンウー空港のターミナルに向かって歩く乗客たち。

この後、到着カウンターで入域料
10ドルを徴収される。




■8:31

タクシーカウンターでバガンタンデホテルまで、と告げると6.000チャツトという。

「ふうみん」たちをタクシーに案内してくれた男が、そのまま助手席に乗る。

そして、助手席に座った男はホテルに着くまでの間、タクシー観光のセールスを始める。

「ふうみん」は丁重にお断りした。


■8:53

バガンタンデホテル(Bagan Thande Hotel)のレセプション。

「ふうみん」はツインベッドの部屋を頼んだが、部屋の掃除に一時間ほど掛かるという。

確かにまだ9時前だ。先客がチェックアウトして間もないはずだ。

ダブルの部屋なら、直ぐに部屋に入れるという。


■8:59

ダブルの部屋を承諾し、部屋に向かう。

噂どおりのリバービューだ。


■9:02

デラックスリバービューの部屋。大きな窓がいいね。

それに、バスルームが広く快適だ。


■9:06

泊まった部屋は、手前の一番端の部屋の2001号室。

この部屋なら、通行人が前を通らなくていいね。と、「yayo」。


■9:07

部屋の横にはブランコがあり、ときたま童心に帰って乗ったりした。


■9:51

部屋からの眺め。

大きな窓越しにエーヤワディー川
(Ayeyarwaddy River)が望める。
思っていた以上に川幅が広い。

「ふうみん」はエーヤワディー川より、イラワジ川の呼び方のほうが親しみがある。

コーヒーを入れて、先ずは一服。


■10:21

リスが2匹いた。

柿ピーを置くと、警戒しながら食べに来た。

柿の種より、ビーナッツの方が好み見たいだ。


■10:36

一服した後は、ホテル内を探りに出かける。

こちらはスイートルーム。宿泊料は200ドルもするという。


■10:37

ここは、一目見て気に入った。

エーヤワディー川沿いのオープンエアのレストラン。

大きなアカシアの木の下にあるので、「アカシアレストラン」という。

「ふうみん」の大好きなホテル、タイのコンチアムにある、メコン沿いの「トーセンコンチアムリゾート」を思い出させる。


■10:40

プールを見学。

ここに3泊するので、もちろん水着は持って来た。



■11:02 柿の種とピーナッツを交互に置いて、リスを観察。何しろ、日差しの強い日中に、バガンの遺跡めぐりをする気は毛頭ない。

…ホテルの部屋で川を眺めながら、のんびりとリゾートライフを楽しむ。


■12:28

昼食にレストランに向かう。

先ずはミャンマービールでバガンに乾杯!

このホテルでうれしい事は、ビールのつまみにピーナッツの小皿が出る。

日本のピーナッツより小粒だが、味はなかなかいい。


■12:54

アカシアの木陰で、心地よい川風に身をゆだね、ビールが進む。

ヤキメシとヤキソバを注文。味はまずまず。

昼食代19ドル。



■14:14 エーヤワディー川を上流に向かって、女性と子供だけの船が航行していた。


■15:18

3時を回ったので、バガンの遺跡めぐりに出かける。まずは、徒歩でホテルの近くから見て行こう。

バガン遺跡1
ゴードパリン寺院
(Gawdawpalin)


7代ナラパティシードゥ王が12世紀末に建てはじめ、息子のティーローミンロー王の代になって完成した寺院。

高さ55メートルでバガンで2番目に高い。


■15:28

寺院の内部に安置された仏像。


■15:49

近くの遺跡を徒歩で見学と思ったが、無理のようだ。

熱心に売り込みの馬車(ミンレー)のドライバーに負け、サンセットまで8.000チャットで契約成立。

馬車に乗り、ミンニェインゴン寺院に向かう。

ここは、サンライズを見るのにホテルから徒歩で行けるという。先ずは明朝の下調べだ。


■15:51

バガン遺跡2
ミンニェインゴン寺院
(Mi Nyein Gon)


2004年2月から、外国人の転落事故がきっかけで、パゴダに登ることが全面禁止されたという。

その後、禁止措置は序々に解消されて、このパゴダには登ることが出来るようになった。


■15:53

登り口の階段。寺院の中にいた子供に場所を教えてもらう。

この入り口は、早朝ひとりで来たら多分、分からなかったであろう。

階段は狭く暗い上に、最後に180度の切り返しがあり、ちょっと通るのが大変だ。



■15:55 息を切らしてパゴダに登ると、白人の二人づれの女の子がいた。この子たちには、翌朝のサンライズ時にも出会った。

初めて見るバガンのパゴダ群。…素晴しい!こんな情景は初めてだ。「yayo」もいたく感激の様子。



■15:55 堂々としたタビィニュー寺院が見える。高さ61メートルでバガンで一番高い建造物。


■16:00

ミンニェインゴン寺院に安置された仏像。


■16:03

「ふうみん」たちの乗った馬車。

この馬は老齢のためか、ヨレヨレしていた。


■16:16

バガン遺跡3
シュエグージー
(Shwegugui)


1131年にアルンシードゥー王によって建てられた。

シュエグージーとは「大きな金の洞窟」という意味。



■16:19 この寺院は登頂出来る。ただし、残念な事に電線がじゃまだ。


■16:30

バガン遺跡4
タビィニュー寺院
(Thatbinnyu)


1144年に4代アラウンシードゥー王によって建てられた、高さ61メートルでバガンで一番高い寺院。

残念ながら、現在では登頂禁止だ。

2階に本堂がある典型的なビルマ様式の建物。


■16:39

しかめ面?をした仏像。


■16:41

本尊の前の門衛像。


■16:51

バガン遺跡5
アーナンダ寺院
(Ananda)


1091年に3代チャンシッター王によって建てられた。

バガン王朝の最盛期に建てられた寺院で、高さ51メートルの金色の塔を持つ十字型の方形寺院。



■16:54

本堂中央には、4体の高さ9.5メートルの仏立像が安置されている。

南北の2体が創建当時のもので、あと2体は火事で損傷したため、後世のコンバウン朝時代に造られた。


西側の仏像。

後世のコンバウン朝時代に造られた仏像。


■16:55

北側の仏像。

創建当時の仏像で、8~12世紀に東北インドで栄えたパーラ朝の影響を受けている。


■16:56

東側の仏像。

後世のコンバウン朝時代に造られた仏像。


■16:57

南側の仏像。

創建当時の仏像で、8~12世紀に東北インドで栄えたパーラ朝の影響を受けている。


■17:03

回廊の壁いっぱいに壁龕が設けられ、仏像が安置されている。


■17:05

金色の塔の先端が、日の光を浴びて輝いている。


■17:15

バガン遺跡6
シュエサンドーパゴダ
(Sywesandaw)


1057年にアノーヤター王によって建てられた。

ここは、サンセットの名所として名高いパゴダだ。

早目に登って、いい場所を確保しょう。



■17:31 エーヤワディー川の向こうの山に沈みゆく夕日。



■17:42 一瞬の光の加減で、黒い影だったパゴダ群が鮮明に浮び上がる。


■17:49

ここで、3人の日本の若者に出会う。

A君(写真)はバックパッカー。もう4年も世界放浪中で、当分日本に帰る予定は無いという。「yayo」が「たまには手紙を出してね。」というと素直に頷いた。
B君は大学生。10月から学校に行かなくてはならないので、旅もそろそろ終わりだと話す。
C君は社会人。9日間の休みをフルに利用してのミャンマー旅行。バガンへはヤンゴンから列車で来たが、途中はすごく揺れたとの事。


■17:54

サンセットの一瞬を逃すまいと、カメラのシャッターを押す人々。



■17:57 山の彼方に沈む夕日。


■18:06

シュエサンドーパゴダを後にして、ホテルに帰る馬車の列。



■18:24 バガンタンデホテルに帰ったら、エーヤワディー川沿いに展開する、夕焼けの色彩ショーにしばし見とれた。


■20:09

バガンタンデホテルはオールドバガン地区にあり、近くにレストランは無い。

ホテルのレストランに行き、トマトサラダ、春巻き、フライドライスを注文。

それと、もちろんビールとパパイヤジュース。

夕食代24ドル。


■20:20

レストランの小さな舞台では、人形劇を演じていた。



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