イサーンの大地走行2000キロプラス カオプラヴィハーン(プレアビヒア)への招待



Invitation to Khao Phra Viharn(Preah Vihear) タイ名…カオプラヴィハーン又はカオプラウィハーン
カンボジア名…プレアヴィヒア又はプレアビヒア



Preah Vihear Sri Sikharesvara より
15 Avenue 36.25m
16 Kopura or Entrance Pavilion
17 East-West Portico
18 Telescopic Entrance To MainHall
19 Main or Long Hall
20 East Library
21 West Library
22 Main Hall
23 Kopura or Entrance Pavilion
24 Principal Sanctuary
25 Prasat or Sanctuary Tower
26 West Annexe
27 East Annexe
28 East-West Gallery
29 Blind Kopura




 第四楼門と主神殿


ナーガの参道は36メートルと今までの建物間では一番短い。

ナーガの頭は破損している。



第四楼門の入口。


第四楼門を潜ると、左手の地面にヴィシュヌ神のレリーフが無雑作に置かれていた。


大広間と玄関。


大広間の復元図。
River Books Guides Preah Vihear より


玄関の左右には経蔵が配置されている。



第四楼門まで戻り東側に行くと、獅子像と背景にはドンレック山脈が見える。


東側の第四楼門の偽扉。

見た瞬間すごく美しいと感じた。


上記の偽扉の上の破風とまぐさ石。


東別館の折り重なる砂岩の門柱は美しい形だ。


東別館に沿って歩いて行くと幅80センチ位の幅になる。

その下は400メートルの断崖だ。落ちれば命の保障は無い。


東別館の断崖よりの石の基壇を通り、中央祠堂の回廊に繋がる入口。

破風の形が丸みを帯びて柔らかい。


上記破風のレリーフ。

象のアイラーヴァタに乗るインドラ神。


中央祠堂の回廊の東南の角の基壇。

その下は400メートルの断崖だ。

幅40センチ程になり、歩くのはあまりにも危ないので引き返し、上記回廊の入口から中央祠堂に入る。


入った所は東回廊だ。

ここの石組みは綺麗に残されている。天井も完璧だ。多分幅が狭い為強度が強いのだろう。


第四楼門と主神殿の模型。

回廊により本殿を取り囲む建築様式は、技術を発展させてアンコールワットの回廊建設につながった言われている。


回廊から中央祠堂のある境内に入る。

この中央祠堂の前の拝殿には、仏像が安置されカンボジアの僧侶が居た。


中央祠堂前の拝殿の破風「踊るシヴァ神」のレリーフ。

かなり磨耗している。


拝殿横の立柱の線が見事だ。


拝殿と東回廊。


拝殿を横から見る。

後に続く中央祠堂は完全に崩壊している。


中央祠堂は完全に崩壊し、瓦礫の山になっている。

前記、カンボジアの100リエル紙幣のカオプラヴィハーン遺跡の鳥瞰図には中央祠堂は立っている。

そうすると崩壊は近年の事なのか?


中央祠堂裏のカオプラヴィハーン遺跡の最南端の建物は、不思議な部屋だ。

南(アンコール都城)に向けて窓や扉が一つも無く、完全に閉ざされている。


閉ざされている理由は、景観の壮麗さと世俗的な首都(アンコール)を見せないように、意図的に取り入れた建築様式と言う。


中央祠堂の瓦礫の山の頂上から、東回廊とドンレック山脈を望む。


中央祠堂の瓦礫の山の頂上で遺跡の撮影に夢中の「ふうみん」。

遺跡保護と危険防止のため真似をしない様に…


中央祠堂の崩壊した石に登って、拝殿の屋根らの入り口(北)を望む。

拝殿の屋根はセメントで補修してある。多分、ポルポト派の占領の時の補修だろう。



中央塔の崩壊した石に登って、回廊の上にカンボジアの大平原を望む。この回廊の屋根もセメントで補修した形跡がある。



中央祠堂の有る建物は、外に向って窓や入口は一切無い。


地面に放置されたレリーフ。


中央祠堂に繋がる長いホール。


この柱廊玄関にある石柱。


西回廊に出入り口があり、そこから出ると直ぐ裏は頂上でカンボジアの大平原が眺められる。

中央祠堂にお参りする人用にお線香を売っているが、人気が無いので売り子の僧侶も留守にしている。


西宮殿のしっかりした石組み。


第四楼門を北西方向から眺める。

一対の獅子像の右側の破損が痛々しい。



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