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タイの「プープラバート歴史公園」の巨岩をくり抜いて造った礼拝所と結界を示す「セーマ石」。 |
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巨石と信仰 |
「旅を終えて」を書こうとした時に、TBSの「世界遺産」を観た。6月1日放送の遺跡は「プープラバート」だった。その番組のWebサイトには、下記のよう記されている。https://www.tbs.co.jp/heritage/archive/20250601/
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タイ東北部にある巨大な奇岩地帯「プー・プラバート」。人々から“聖なる山”と崇められるこの地は、時代を超えて、仏教の聖地として崇められてきた。注目すべきは、奇岩の周りを囲む石。「セーマ石」と呼ばれる、聖域の結界を示すこの石こそ、世界遺産登録の決め手なのだ。世界遺産に登録されたのは2024年。番組として初めての撮影を行った。
聖地プー・プラバートには、奇岩の周りを囲むように石がいくつも立てられている。これらは「セーマ石」と呼ばれ聖域の結界を示すものだ。岩を崇める土着の信仰があった地に仏教が伝わり、聖域を多数持つ聖地へと変貌。僧侶が集まるようになったと考えられている。 |
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「ふうみん」は2007年に、この「プープラバート歴史公園」を見学していた。今回の旅でも「岩屋岩陰遺跡巨石群」で古代からの「巨石信仰」を実感した。この番組を見て、世界的にも巨石信仰(日本での磐座信仰)として、巨石と神と結びつきを強く感じた。
そこで、「ふうみん」の行ったい幾つかの「巨石信仰」の写真を下記にUPした。この写真を見ながら、古代への悠久の時の流れを感じるとともに、旅の面白さを再確認出来れば幸甚です。 |
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2025年6月
「ふうみん」 |
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インドにあるヒンドゥー教の遺跡の「ハンピ」は、1986年に世界遺産に登録された。 |
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今回の旅で訪れた「岩屋岩陰遺跡巨石群」は、古代からの祭祀と天体観測所だった。 |
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「名草巨石群」は国の天然記念物で、弘法大師が弁財天を祀った「厳島神社」がある。 |
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「産泰神社」には、赤城山に由来する巨石群があり、この磐座は古代からの信仰の対象だった。 |
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滋賀県の「太郎坊宮」の周りには、夫婦岩をはじめ磐座と呼ばれる巨岩が散在している。 |