magazin 映画評論 INDEX
1960年ベストテン
表紙・特集、シナリオ集
裏表紙・松竹映画広告集

「映画評論」を最初に買ったのは1962年10月号だった。それは、大好きなミケランジェロ・アントニオーニ監督の「太陽はひとりぼっち」のシナリオが載っていたからだ。

特集もM・アントニオーニで、
吉田喜重…空間への畏れ
植草甚一…アントニオーニをめぐって「むこうの批評」をよむこと
松本俊夫…M・アントニオーニ作品「太陽はひとりぼっち」
等の読みごたえのある内容だった。

この「映画評論」は、1926年の創刊で長い歴史を持つが、1975年に廃刊となった。その為に、この雑誌の存在自体を知る人が少ないと思う。そこで、手元にある10冊の「表紙」とその月の「特集」と「掲載シナリオ」を載せました。

また裏表紙には「松竹映画」の広告が載っていた。小津安二郎、木下恵介、小林正樹、五所平之助監督など懐かしい映画の数々なのでスキャンしました。往年の「松竹映画」を楽しんでください。

2004・5 「ふうみん」
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