旅を終えて



旅行者でにぎわう京都駅



「Go To トラベル」とマスコミ
「Go To トラベル」を利用しての3泊4日の京都旅行を終えた。11月下旬の紅葉シーズン真っ盛りの京都は、「Go To トラベル」の効果もあり、神社仏閣、ホテル、飲食業は大勢の観光客で賑わっていた。

テレビのワイドショーは嫌いなのであまり見ないが、秋頃には盛んに「Go To トラベル」のお得な活用方などのポジティブな特集していたように思える。

そのうち、「Go To トラベル」が新型コロナの感染拡大の原因との大合唱になり、「Go To トラベル」を停止したら、今度は観光業や飲食業が大変だと騒ぎ出す。煽って視聴率を稼ぐテレビとそれに乗るマスコミの姿は、まさに日本のメディアの本質的問題だと思う。

有識者による新型コロナ対策分科会も、11月20日の提言の中で「トラベル事業が感染拡大の主要な要因であるとのエビデンスは、いまのところ存在しない」との見方を示していた。

下記の記事が、その頃の雰囲気を表しているので、貼っておきます。

古市憲寿氏「GoToトラベル」停止報道に困惑「論調が変わってびっくり…ついていけない」

2020年12月16日 【スポーツ報知】

16日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・午前8時)で、菅義偉首相が年末年始の「GoToトラベル」全国一斉停止を発表したことを受け、都内の旅行会社など困惑する様子を放送した。

コメンテーターで社会学者の古市憲寿氏は、「GoTo―」関連の報道に「論調が変わってびっくりして」と指摘した。

続けて「先週まではGoToが諸悪の根源で、GoToがコロナを広めているみたいな報道一色だったのが、急に中止が決まると、旅館、大変だとかっていう…もちろんわかるんですけど、ちょっとトーンが一気に変わりすぎてついていけないところが僕もあります」とコメントしていた。
2021年1月
「ふうみん」


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