行程3日目>嵐山、嵯峨野散策



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部屋から眺めた京都駅


■8:29 ホテルの部屋から眺めた京都駅と新幹線。


京都駅から馬堀駅へ

■9:13

今日は、「嵯峨野トロッコ列車」に乗る為、JR山陰本線の京都駅から馬堀駅へ向かう。

ホームには、たくさんの乗客が並んでいた。



■9:19 運よく席に座れ、車窓の景色を楽しむ。京都貨物駅付近。


■9:51

JR馬堀駅で降りる。

ここから、トロッコ亀岡駅までは10分ほどだ。


トロッコ列車

■10:04

「トロッコ亀岡駅」の4号車の嵯峨行きは満席だった。

「ふうみん」たちは、前売りの指定席を購入しているので大丈夫だ。



■10:05 トロッコ亀岡駅のホームには、信楽焼の狸がたくさん置かれていた。

説明文によると・・・「たぬき」は古来より「他を抜く」と云う縁起があり商売の繁栄を願って店先に飾られてきました。嵯峨野観光トロッコ列車では遠来のお客様に古来からの縁起と最高のもてなしを提供することを祈念して「たぬき」を大切にしています。



■10:10 時間があるので、駅の外に出てみたらススキが晩秋の景色を醸成していた。


■10:28

トロッコ列車が到着した。レトロな外観だ。



■10:38 トロッコ列車からの紅葉を眺める。



■10:39 保津川下りの観光船に手を振る。



■10:47 トロッコ保津峡駅から眺めた保津川。 



■10:52 「星のや京都」を望む。

星野リゾートのサイトから・・・平安貴族が別邸を構えた嵐山、渡月橋から船に乗り大堰川を遡ると、峡谷に沿うように建つ宿が現れます。京都に息づく日本の伝統的な技法を用い、斬新な発想で造った風雅な空間。千年の都が育んできた洗練された文化に浸る私邸です。


■10:55

「トロッコ嵯峨野駅」で降り、急な階段を上る。


嵯峨野散策


■10:57 小倉池の紅葉。



■11:01 常寂光寺の風情ある門と紅葉。


■11:01

常寂光寺の拝観は帰りにしよう。



■11:08 弘源寺墓地の見事な紅葉。右側奥に去来翁の墓がある。


■11:12

二尊院の拝観も帰りだ。



■11:26 「嵯峨鳥居本」は、鎮火の神として広く信仰を得ている愛宕神社の門前町と農村の両方の性格を持ち合わせて発展してきた。昔ながらの景観を保っている。


化野念仏寺

■11:28

「化野念仏寺」。今から約1100年前、弘法大師空海は風葬だった習慣を土葬に変え、化野に寺院を建立した。

鎌倉時代に浄土宗開祖の法然上人が念仏道場としたことから、「化野念仏寺」と呼ばれるようになった。

「ふうみん」は、前回の訪問が1969年5月だから半世紀ぶりとなる。



■11:31 散り紅葉。


■11:33

なんと、サーンチーのトラナとストゥーパがあったのにはビックリ!

前回の訪問時には、このようなものは無かった。

インドの世界文化遺産のサーンチーの塔を模して建立されたという。


サーンチーについては、下記のサイトで↓




■11:35 境内には十三重石塔を中心に、8,000体という夥しい数の石仏が安置されている。賽の河原にちなんで「西院の河原」と名付けられた。 「あだしの」は「化野」と記す。「あだし」とははかない、むなしいとの意味を実感。


■ 「ふうみん」は1966年2月、アートシアターで公開された黒木和雄監督作品の「とべない沈黙」を鑑賞した。

その作品の中で、初めて「化野念仏寺」の存在を知った。

当時は、まだ高校生だった。その3年後の1969年5月に、この地を訪問した。

そんな懐かしい思い出もあり、ぜひとも今回半世紀ぶりに再訪して見たかった。


■11:35

本堂の阿弥陀如来。



■11:37 竹林の小径を上る。


■11:38

階段を上ると、六面六体地蔵尊が安置されていた。

六面六体地蔵尊は、 地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道の各面それぞれに対応する地蔵尊が半肉彫りで作られている。


■11:46

ハート形の苔の緑と紅葉の対比が美しい。


茶寮 弁治

■11:51

嵯峨野といえば湯豆腐だ。今日の昼食は「西山艸堂」で摂る予定だったが、残念なことに本日は休業だ。

仕方がない「茶寮 弁治」に入る。


■11:55

ビールでのどを潤し、まずは一服。


■11:57

ここのメニューは「嵯峨野湯どうふ膳」のみ。

思いっきりのある店だ。


■12:01

店の庭もなかなか風情がある。

先祖代々受け継いきた京町家を食事処として開放している。


■12:10

冷酒の「古都千年」は、京都産米「祝」を使用し造り上げたお酒。

サービスに柴漬けを出してくれた。

美味しかったので、買おうとしたら非売品とのことだった。


二尊院


■12:49 「二尊院」は、平安時代初期の承和年間(834年~847年)に嵯峨天皇の勅により、慈覚大師円仁が建立したという。

総門を抜けた先の参道は「紅葉の馬場」といわれ、モミジとサクラの木が交互に植えられている。緑と黄色や赤のグラデーションが美しい。



■12:52 見事な紅葉だ。



■12:53 二尊院はその名の通り、「釈迦如来」と「阿弥陀如来」の二尊を祀る寺院。



■12:56 御園亭の庭。茶室「御園亭」は、 後水尾天皇の第6皇女賀子内親王の御化粧之間が二条家に移され、それが後に当院に移築されたもの。



■13:03 見事な紅葉。



■13:06 散り紅葉。


落柿舎

■13:17

「落柿舎」は、松尾芭蕉の弟子の向井去来の別荘。

名の由来は、庵の周囲の柿が一夜にしてすべて落ちたことによる。

芭蕉も3度滞在し、「嵯峨日記」を著した場所としても知られている。



■13:18 落柿舎の塀と屋根をバックにした「yayo」。


常寂光寺

■13:25

「常寂光寺」は、平安時代に藤原定家の小倉山荘「時雨亭」があったと伝わる地。

慶長年間(1596年〜1614年)に、大本山本圀寺第16世究竟院日禛上人により開創。



■13:25 「仁王門」は、南北朝時代の貞和年間(1345年~ 1350年)に、本圀寺の南門として建立された。元和2年(1616年)に、ここに移築した。



■13:27 黄色と紅のコントラストが美しい。



■13:27 本堂と庭。


■13:29

常寂光寺は、その常寂光土のような風情から、常寂光寺の寺号が付けられたという。



■13:31 「多宝塔」から、京都市街を望む。


嵯峨野


■13:41 民家の軒先にひょうたんが吊り下げられていた。



■13:50 竹林の中にチマチョゴリの集団。


■13:51

竹林の舞子。


天龍寺


■14:06 「天龍寺」は、足利尊氏が後醍醐天皇の霊を慰めるため、暦応2年(1339年)に夢窓国師を開山として創建。室町時代には、京都五山の第一位を占めた寺院。



■14:09 「多宝殿」の回廊から庭を望む。



■14:18 「曹源池庭園」は、夢窓疎石による作庭。池泉回遊式庭園で、嵐山や亀山を取り込んだ借景式庭園である。


■14:19

「大方丈」は、たくさんの観光客で溢れ返っていた。

先ほどの常寂光寺の辺りまでと大違いだ。



■14:22 庫裏から、参道を歩く。



■14:25 天龍寺の塔頭「松巌寺」。


■14:28

「西山艸堂」。

ここで、40年近く前に湯豆腐を食して美味だった思い出がある。

残念なことに、本日は休業だった。


嵐山

■14:32

嵐山の人出にはびっくり。

混雑した歩道を歩く。



■14:33 「渡月橋」も一杯の人出だ。この橋は、承和3年(836年)に僧である道昌が架橋したのが始まりとされる。現在の橋は、昭和9年(1934年)に完成した。



■14:34 「嵐山」は、桜や紅葉の名所で知られる。さくらの名所100選並びに紅葉の名所100選に選定されている。桂川にかかる渡月橋は、嵐山の象徴になっている。なお、渡月橋をはさんで上流が大堰川、下流から桂川と呼称が変わる。



■14:37 渡月橋を望む。


■15:05

JR嵯峨嵐山駅から、ホテルに戻る。


餃子の店 龍園

■17:44

今晩の夕食は「餃子の店 龍園」。

1969年5月、西陣に住む友人宅にお邪魔した。その友人が餃子を食べに連れて行ってくれた。

当時の店は寺町通にあり「かっぱ天国」といい、味噌だれをつける餃子がとても美味しかった。

その後、1976年2月に「yayo」と行った思い出もあり、半世紀ぶりに訪れて見た。


■17:46

30年ほど前に滋賀県に転勤し、寺町通りの店を尋ねたがすでになかった。

京都に行く機会は多くあり、西陣の友人をはじめいろんな人に尋ねたが、どこかへ移転したとしかわからなかった。

当時はネットがなかったので仕方がなかったが、今回はネットから「餃子の店 龍園」と判明した。


■17:57

焼き餃子を味噌だれにつけて食す。

半世紀前の味とは、少し違うようだ。


・・・昔の記憶のを大事にしていたほうが良かったのかな?


■18:00

先代のご主人の写真が飾られていた。

「ふうみん」の記憶では、もっと小柄なおじいさんとの印象がある。

・・・先々代なのかな?



■18:51 龍園のあるJR二条駅から、ホテルのあるJR京都駅に戻ってきた。




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