行程2日目>名草巨石群を見学し、伊勢崎へ



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■7:23 アパホテルを出て、水戸市内の国道50号線を西に向かって走る。



■7:28 「千波湖」が見えて来た。千波湖は偕楽園の下に広がる淡水湖で、周囲約3km、ひょうたんの形をしている。



■7:34 「偕楽園」の公園を朝の散歩。一面のポピーや矢車草が美しい。



■7:35 偕楽園公園のポピーと矢車草。


■8:41

今回の旅の計画を立てる中で、国道50号線の存在を知った。

茨城県水戸市から、栃木県を抜けて群馬県前橋市へ至る一般国道で、総延長154キロの道だ。

この国道50号線を、佐野市まで走行しよう。


■9:43

国道50号線には、道の駅がなかなか無い。

「道の駅・思川」にて休息をとる。


■10:02

国道50号線に別れを告げて、右折する。



■10:09 何ともカラフルなラブホテルだ。ホテルの名前は「やすらぎ」だが、こんな色では安らげないね。


■10:22

今日の最初の目的地「唐沢山城跡」に到着。


■10:24

この辺りには、野良猫が我が物顔で生息している。

何でも、ここは猫マニアの聖地だそうだ。



■10:33 「唐沢山城」は関東七名城の一つ。標高274mの唐沢山の山頂を本丸とした連郭式山城。戦国時代の佐野昌綱による唐沢山城の戦いでは有名で、上杉謙信の10度にわたる攻城を受けたが、全て撃退したという。



■10:34 関東地方の古城には珍しく、高い石垣が築かれているのが特徴だ。



■10:40 「南城曲輪」でくつろぐ猫たち。



■10:40 南城曲輪からは、関東平野を一望できる。まさに絶景スポットだ。



■10:44 山頂の本丸跡に建てられた「唐沢山神社」。藤原秀郷を祀り、明治16年(1883年)に創建された。



■10:48 「本丸」の高石垣。関東地方の中世の山城で、この様に大規模の高石垣はあまり無いという。



■11:18 この建物は何だと思いますか?・・・正解は蕎麦屋です。「そば処・御所ノ入」といいます。


■11:36

せいろ蕎麦とてんぷらの盛り合わせを注文。

旨い!「yayo」と顔を見合わせて、思わず顔が綻びる。

おススメのお店です。


■12:20

今日の2番目の目的地「名草巨石群」に到着。

この名草巨石群は、国指定の天然記念物。

駐車場の売店に観光案内の表示があったので行ったら、地図もパンフレットも無いとのつれない返事。


■12:22

名草巨石群の中に「厳島神社」はある。

厳島神社は、弘法大師が弁財天を祀ったのが始まりと云われる。


■12:29

舗装された緩やかな上り坂の参道を10分ほど歩くが、我々団塊世代の2人には思っていたよりハードな道だった。



■12:37 やっと、厳島神社が見えて来た。厳島神社の奥地にまとまった巨石群があり、そこが奥之院とされている。



■12:40 見事に割れて、向こう側が見渡せる「弁慶の割石」。弁慶がこの岩の上で仁王立ちになって手にした錫杖で突いたところ、真っ二つになったといわれる。



■12:40 「社殿」と「御供石」。御供石は、高さ11m以上、周囲30mで、胎内くぐりで知られる。左下には、弁財天の石像が安置されている。 


■12:41

胎内くぐりの入り口。


■12:42

御供石の下を石清水が流れている。

キラキラ光るのは雲母で、昔は砂金がとれたそうな。



■12:43 社殿と御供石を結ぶ朱塗の橋。御供石の上に乗っているの岩も高さ3mの巨岩で、磐座として信仰されてきた。この巨石群を代表する景観だ。


■13:05

駐車場から「奥の院」へ向かう。

かなりの山道で、少し心細くなる。



■13:15 「奥の院」には駐車場があり、そこから歩いてすぐに、石割楓・御船石・葛籠石・鼓石といった巨岩、奇石がある。

名草巨石群は、大昔に水成岩の地層ができていたところへ地下からマグマが盛上がり、推定10万年以上の年月がかかって次第に固まって出来た花崗岩だという。

巨石・奇岩マニアには、おススメの場所です。



■14:10 「鑁阿寺(ばんなじ)」という寺の存在は、恥ずかしながら知らなかった。鑁阿寺は、鎌倉時代の初期に足利氏により創建された歴史深い古刹で、周囲を堀と土塁で囲まれている。鑁阿寺は足利氏の居館跡に残る氏寺だという。

この「屋根付きの太鼓橋」は、安政年間(1854~59年)に再建された。



■14:12 「本堂」は正安元年(1299年)に再建され、昭和8年に改修された。平成25年8月に国宝に指定。      


■14:14

栃木県内で最大級の大イチョウ。

幹周は約8.5m、樹高は約30mの堂々たる巨木で、推定樹齢550年という。


■14:16

本堂に飾られた「お賓頭盧様」。

実にいい味を出している。


■14:27

鑁阿寺から、歩いて5分ほどの所に「足利学校」がある。

その途中にある「漆屋」。

ショーウインドウの「うるし」の文字が実にいい。


■14:33

「足利学校」は平安時代初期、もしくは鎌倉時代に創設されたと伝えられる中世の高等教育機関。

室町時代から戦国時代にかけて、関東における事実上の最高学府であった。



■14:40 校舎の中庭の縁側から見た北庭園。奥には「孔子廟」が見える。



■14:46 「孔子廟(聖廟)」は、寛文8年(1668年)に徳川家綱の創建によるもの。同年に創建された学校門とともに、足利学校に現存する古建築だ。

中国の明朝の時代の聖廟を模したとされ、国内に現存する聖廟では最古の建物。


■14:47

「孔子座像」は、天文4年(1535年)に制作され聖廟の中央にまつられている。

孔子の坐している姿は珍しいという。


■18:49

栃木県の足利市から、群馬県の伊勢崎市へ移動。

今晩の宿、「アパホテル伊勢崎駅南」にチェックイン。

夕食は「串焼 粂八」で摂ろう。


■19:34

この店では、群馬県産の赤城鶏・上州牛・上州麦豚を使用している。

その地元産の食材を、備長炭で焼き上げている。

焼き加減もよく、納得の味だった。




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