旅のはじめに



朝日を浴びた八重桜、例年にも増して遅い飯豊温泉の春




日本海側に出かけよう!
今年の冬、友人と三人で山陽・山陰の旅に出た。そして、帰って来てからその旅の思い出に話に花を咲かせた。一緒に体験した旅の思い出は酒の肴に最適な話題といえる。

その友人のひとり「さっぽろさん」が、日本中をほとんど旅したが新潟競馬場から山形にかけての日本海側には行っていないと言う。仙台に4年半も単身赴任し、休みの度に東北のあちらこちらに出かけたが、何故か縁が無かった場所らしい。

そこでお互いご隠居生活の身分、旅の話は直ぐにまとまったが交通手段で悩んだ。列車で行くと現地で小回りが利かないので、タクシーやバスを乗り継がねばならず面倒くさい。

車で行くとなると、一番に困ったことがある。途中温泉に入ったり昼食を摂ると、お互いに「飲んべい」であり、アルコールの誘惑には勝てない。

そこで、全くの下戸である家人の「yayo」をドライバーに雇う事にした。温泉と美味い食事付きの誘惑には勝てず、二つ返事で「yayo」は承諾した。

そして、5月下旬の新緑まばゆい東北方面に「ふうみん」と家人の「yayo」と友人の「さっぽろさん」の三人でドライブの旅に出た。
2012年6月
「ふうみん」



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