行程4日目>出雲大社・松江へ



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■7:00

昨晩は早く寝てしまったので、7時開場の外湯の「さつき湯」を待ちわびて行く。

昨日の御前湯に比べ、浴槽は少し狭くお湯はぬるめだ。

有福温泉の外湯は、毎日お湯を取り替えるので、朝一の風呂はとても気持ちがいいね。


■7:26

続いて、もう一つの外湯の「やよい湯」に行く。

これで、有福温泉の3つの外湯を全部制覇した事になる。

3つの外湯では、ここが一番お湯がぬるく浴槽は狭い。

特に脱衣場は、階段の途中に設けられ、すれ違う事も出来ない。


■7:45

三階旅館に戻ると、朝食がセットされていた。

3階の客室の坪庭が、実に日本情緒がある。


■7:46

三階旅館の朝食。

おいしくいただきました。


■8:45

40年前の領収書を奇跡的に「さっぽろさん」が保存していた。

この領収書は、大女将の若き頃(自称18歳?)の筆跡だという。

三階旅館にも、こんなに古い書類は残されていないという。

記念に進呈すると、大事に取って置きますと、喜ぶ大女将を記念撮影。


■9:18

雨の振る中、傘を借りて少し離れた駐車場まで歩く。

大女将と若女将の見送りを受ける。…恐縮です。

雨の中を浜田まで走り、ガソリンスタンドで満タンにして、トヨタレンタカーに車を返却。


■10:08

山陰本線、快速アクアライナー

この列車は昨日と同じ、2両編成で対面シート。

浜田 10:13
  ↓
出雲市 11:33


■10:22

空いている車内で、先ずは缶ビール。

この満足そうな、「裕ちゃん」の表情。


■10:46

三階旅館の若女将からいただいた、地酒「都錦」の貯蔵酒をおいしくいただきました。

「都錦」は江津市にあり、杜氏(とうじ)の岩成重徳氏は現代の名工に選ばれた。


■11:49

「出雲市」に到着。

なかなか、立派な駅舎だ。


■11:49

この出雲市駅でJRの乗車券に、使用済みの印を押し、パンチを入れて、乗車記念にもらう。

途中下車した各駅のスタンプが、よい旅の思い出となる。


■12:01

一畑バスで出雲大社へ向かう。

出雲市駅 12:00
  ↓
出雲大社前 12:28


■12:33

「一畑電鉄出雲大社駅」のロッカーに荷物を預ける。

雨は止まず、売店でビニール傘を購入。


■12:49

出雲そば「えにし」に入り、三色割子そばを注文。

有機栽培玄そばを石臼挽きにした自家製粉を使用。思っていた以上の味だった。

グルメ旅 No.8
飲食店名 出雲そば えにし
メニュー 三色割子そば
おすすめ度 ★★★★
代金 3090円


■13:02

出雲大社、「勢溜の正面鳥居」。

これは、二の鳥居になり、潜ると下りの参道が続く。



■13:10  こんなに観光客の居ない出雲大社は初めてだ。総檜造りの豪壮な「拝殿」にある注連縄は長さ8メートル、重さ1.5トン。


■13:19

「平成の大遷宮」の最中だった。

国宝の出雲大社御本殿、国指定重要文化財の境内摂末社諸建宇、及び境外摂末社御修造(御屋根葺替え・修理工事)が行われていた。


■13:21

「古代神殿の柱跡」。

3本の巨木を一つに束ねて、直径3メートルの柱を9本作り、48メートルの神殿が建っていたという。

平安時代中期に著された「口遊(くちずさみ)」に、当時の大きな建物ベスト3として、「雲太(うんた)・和二(わに)・京三(きょうさん)」の一文がある。


■13:47

「宝物殿」に入館。

空いていたせいか、係員の方から詳しい説明を受けることが出来た。



■13:51

「ムスビの大神」の像。

大国主神が、「幸魂・奇魂(さきみたま・くしみたま)」のお蔭を頂いて、「ムスビの大神」になったという。


■14:14

ステンドグラスが印象的な「一畑電鉄出雲大社前駅」で、松江しんじ湖温泉行きの電車を待つ。

こんな時間も、また旅の楽しみのひとつ。

この駅舎は、一畑電車大社線開業当時に建設された。

ドーム状の白い天井にステンドグラスが映える。アールデコ風の西洋建築だ。

1966年に国の登録有形文化財建造物として登録された。


■15:09

一畑電車に乗車。

出雲大社前 14:55
  ↓
松江しんじ湖温泉 15:56


■15:31

一畑電車の一時間の車窓の風景を楽しむ。

車窓から眺めた、築地松の散居の家屋は数が少なくなったばかりでなく、手入れがされてない所が多くなった様に感じた。

松江しんじ湖温泉駅からは、タクシーに乗って今晩の松江の宿、「東横イン」にチェックイン。


■18:06

タクシーの運転手、観光案内所の係員の推薦の「かねやす」に入る。

女将オススメの超辛口の「豊の秋」の「初代辛口 金五郎」をまずは一杯。

ここのメニューが面白い。まるで、学校の時間割のようだ。


■18:06

壁に書かれたメニューのコメントが面白い。

例えば、
松江玄丹そば焼酎
お加代

まあまあの人気!

まあまあの具合は
自分自身で確かめて



■18:07  長いカウンターにかなり年輩の女将(80歳代?)がいい味を出しているが、少しボケ気味か。

地魚やシジミだしのおでんや天麩羅等かなり食べ、またよく飲んだが、もうひとつ何か物足りない。河岸を変えるとするか。
グルメ旅 No.9
飲食店名 かねやす
メニュー 地魚など
おすすめ度 ★★★
代金 15890円


■19:39

次は、観光案内所の係員の推薦の「やまおか」へ。

こじんまりとしたいい雰囲気の店です。

大将は魚について一家言持っており、話していても楽しい。


■20:08

「のどぐろ」の刺身をお願いしたら、先ほど型のいいのが出てしまい小さいのしかないという。

小さいのでは形が崩れ、刺身には向かないという。

そこで、漁師直伝の「のどぐろ」の皮付きの刺身を造っていただく。

これが美味い。写真は三人が一切れずつ食べた後、急いで撮ったものだ。


■20:30

先ほどの「かねやす」で飲んだ酒に「やまおか」の新たな酒が加わり、酔いがまわる。

ここの大将とは、食べ物の話だけでなく、社会や経済の話に夢中になってしまった。

グルメ旅 No.10
飲食店名 やまおか
メニュー のどぐろの刺身
おすすめ度 ★★★★★
代金 10000円弱


■22:24

東横インに戻り、風呂から出たとたん電話が鳴った。

「裕ちゃん」が最後の晩だ!飲み足りないから、近くの「焼き鳥屋」に行こうという。

「ふうみん」は急いで服を着て、「さっぽろさん」は寝巻きの上に服を着て、それぞれロビーに下りた。


■23:10

東横インの数軒先にある、焼き鳥の「番吉」に入る。

「裕ちゃん」が先ほど、タバコを買いに来て見つけたという。

「裕ちゃん」は、自分で誘って置きながら、
「もう、飲めない」だとか、
「もう、食べられない」とか、
御託をならべる。

…でも、一番楽しそうだ!


■23:10

そこに、「さっぽろさん」が、
「何を言ってやがる!俺は2本しか食べていないが、お前は6本も食べているじゃあないか!」と鋭い突っ込みを入れた。

…その、瞬間の写真。

グルメ旅 No.11
飲食店名 番吉
メニュー 焼き鳥
おすすめ度 ★★★
代金 5000円弱




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