秘湯とB級グルメの旅・東北



飯盛山の奥深くの谷あいの民家、まさに「桃源郷」




旅を終えて
久し振りの国内の長旅(長旅といっても、たかが一週間だが)を終えて、あらためて日本の自然の素晴らしさを再認識した。

6月上旬、東北地方のぶな林のやわらかな緑が、初夏の日の光を浴びてキラキラと輝き、空の蒼さと木々の緑の対比が目に鮮やかに沁み込む。山あいの山林と水田の美しさは、崩壊しつつある林業と農業の危うさを感じさせつつ、おぎなってあまりある心象風景を映しだす。

天然の恵みの温泉に浸かると、大地のエネルギーのエキスが肌から浸透し体内を浄化する。新鮮な食べ物と清冽な山水は、体内から活力をひき出す。その二つが混合し、眠っていた生命力を覚醒させてくれるようだ。

還暦を過ぎた今、あらたに日本のよさを再発見!した。「ふうみん」にとって、若かりし頃の「ディスカバー・ジャパン」が再び始まる。昭和45年、国鉄の大キャンペーンの「美しい日本と私」の川端康成の名コピーとともに、山口百恵の懐かしい曲が脳裏に浮かび、思わず口ずさむ…

2009年7月
「ふうみん」



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