行程6日目>多賀城へ



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■8:20

いや~あ!いつもは朝5時ごろには目が覚めるのに、7時過ぎまで熟睡した。

久し振りの二日酔いだ。空の青さが眩しい。

今日は、まず永岡温泉「夢の湯」に行こう。


■8:52

永岡温泉「夢の湯」に到着。この温泉は栗駒GCのクラブハウスの直ぐ近くにある。同じ経営の施設のようだ。

この温泉は朝6時から営業している。温泉好きにはうれしい事だ。


■8:57

温泉 No.18
温泉名 永岡温泉 夢の湯
秘湯度 ★★
おすすめ度 ★★★★★
入浴料 380円

白い布の裏は、打たせ湯になっており、源泉がドバドバと投入されている。

普通の湯口からも源泉掛け流しで、大量のお湯が浴槽から溢れている。


■8:58

隣の檜風呂。こちらも、大量の源泉が掛け流されている。お湯は細かな泡がつきヌルヌル・スベスベ感があり気持がよい。

入浴後、無料の畳の休憩室があり、「ふうみん」は横になりひと寝入り、「yayo」は再入浴。

一見、センター系の温泉施設だが、内部は立派な本物の温泉だ。



■10:26  気持ちのよい湯上りの後、残雪の残る栗駒国定公園の山々を遠くに望み、のどかな田舎道を走る。


■10:36

国道397号線の緑のトンネルを抜ける。


■10:42

焼石岳温泉「やけいし館」に到着したが、何か様子がおかしい。

入口に張り紙がしてあり、「ポンプの故障のため臨時休業」と書いてある。

良い温泉と聞いていたので入りたかったが、仕方が無い、断念する。


■10:53

「愛宕さま」と呼ばれる岩山の上に小さな社(やしろ)があった。

「ふうみん」は今年の1月、タイの東北地方(イサーン)にクメール遺跡の残滓を探しに旅をした。

その時のクメール遺跡にそっくりだ。「デジャヴュ(既視感)」に襲われる。


■11:39

「yayo」のたっての希望で、中尊寺の金色堂を見学する。

「yayo」は以前、中尊寺に来た事はあるが、体調が悪く見学をパスしていた。

深い新緑のもと、鞘堂のコンクリート建物が輝いている。


■11:50

旧鞘堂の脇に建つ「松尾芭蕉翁」の銅像。この地で芭蕉は名句を詠んでいる。



■11:55

この季節の中尊寺は何処を見ても美しい。

素晴らしい竹林。


■12:00

白山神社の拝殿。柱の間に「茅の輪(祓いの輪)」が取り付けられている。

この輪をくぐり抜けることで、疫気を祓うとされている。


■12:13

中尊寺内にある、食事処「かんざん亭」で昼食にしよう。

「かんざん亭」に入ると、室内にはJazzが流れ、窓越しに見える風景は素晴らしい。

「yayo」は、きのこソバ。


■12:13

B級グルメ No.13
飲食店名 かんざん亭
メニュー ソバ
おすすめ度 ★★★
代金 各600円

二日酔い気味の「ふうみん」は、ざるソバ。


■12:22

「かんざん亭」の一面ガラス張りの窓からは、焼石連峰や衣川の田園風景が一望できる。

食後、しばし、休憩。


■14:29

「登米(とめ)」と書いて「とよま」と読む。

「ふうみん」は、雑誌「サライ」に連載された「江戸を歩く」の中に「登米(とよま)」と云う、今まで知らなかった地名を見て、一度訪ねて見たかった。

明治22年に建てられ、昭和43年まで使用されていた「旧登米警察署庁舎」。


■14:31

「登米(とよま)」の街並み。

北上川のほとり、人口約7千人の仙台伊達藩の2万1千石の小さな城下町だ。

現在の登米は、平成17年4月の平成の大合併で人口8万7千人の登米市になる。



■14:55  旧登米尋常高等小学校。明治21年に建てられた白いバルコニーとポーチを持つ和洋折中の校舎。いや~あ!こんな建物が日本にまだ残っていたとは、感激!です。


■15:07

登米では名物の「うなぎ」か、「あぶらふ丼」を食べたかったが、胃の調子が悪くパスする。

「あぶらふ丼」とは、登米に昔から伝わる「油麩」を使い、ごはんの上にだし汁を吸った「油麩」とネギ、半熟卵が乗っている。

帰って来て長男に登米の話をしたら、先週テレビで「あぶらふ丼」を放映していたとの事で、「登米」の地名を知っていた。



■15:11  登米の交差点。昔ながらの風情あるたたずまいと、その上に張りめぐらされた電線の奇妙なコントラスト。


■16:16

登米大橋を渡り、北上川の堤防道を走り、国道45号線で太平洋に出た。

今回の旅で初めての海だ。海が好きな「ふうみん」だが、東北地方の太平洋岸に温泉は少なく、どうしても山が中心になる。


「神割崎」に来た。

「神割崎」は、昔かしこの海岸に鯨が打ち上げられ、岬を挟んだ二つの村が互いに自分のものだと言い張って大喧嘩となった。

その時、大音響とともに岬の大岩が裂けて真二つになった。両村の人たちはこれは神様のお告げであろうと考え、割れた岩を村境とし、鯨を仲良く分けた。と言い伝えがある。


■16:37

北上川の広い河口沿いの道をさかのぼり、石巻に向う。

こう云う景色が好きだ。高知に単身赴任していた時の「四万十川」の河口や、あまり知られていないが「仁淀川」の河口もいい。


■17:43

名勝「松島」を車中から眺める。

途中、展望台から写した「松島」の写真が、デジカメが不良(温泉の水分の為か?)でピンボケだった。


■18:59

登米で無理して食事をしなかったのは、塩釜で「寿司」を食べるのを楽しみにしていたからだ。

塩釜は三陸沖や湾内の天然の漁場が近く、新鮮な魚介類が港に水揚げされる。対人口比率での寿司屋の数が日本一と云う。

「イカ」と「カンパチ」の刺身。


■19:24

「大寿司」に入る。

寿司が好きでたまらなかった親方が厳しい修業を経て始めたという店。

「カンパチの兜焼き」。


■19:44

B級グルメ No.14
飲食店名 大寿司
メニュー 寿司
おすすめ度 ★★★★
代金 約10000円

寿司を色々写真に撮ったが、デジカメの調子が悪くピンボケばかり。

これも、ピンボケの「アナゴ」と「鮪の漬」。


■19:45

二代目の「大将」、「大泉 貴」さん。個性的ないい風貌をしている。

名刺をもらい、
…大泉さんだから「大寿司(おおずし)」て云うんだね。と聞くと、

…いや、「だいずし」なんですとの答え。


■19:55

なんでも、開店当時、塩釜に「王寿司(おおずし)」と云う店があり、組合長が「大寿司(おおずし)」だと、同じな名前で紛らわしいので

「大寿司(だいずし)」にしたら?と言われ「だいずし」になったとの事。


■20:24

ビジネスホテル No.6
ホテル名 プレミアイン
仙台多賀城
おすすめ度 ★★★★★

「プレミアイン仙台多賀城」にチェックイン。

部屋も広くセンスも良い。今回泊まったビジネスホテルの中でNo1のホテルだ。




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