◆行程7日目 メコン沿いを走るー3 ナコンパノムからコンチアムへ
       メコン沿いを走るー3   2017/11/15(水) Google map 
リバーホテル(The River Hotel Nakhonphanom)



■5:57 ナコンパノムのリバーホテルからメコンの対岸を望む。ラオスの奇妙な形をした石灰岩の山々をバックに空が白んで来た。この景色はメコン沿いの景観で1~2を争う。

ナコンパノムとは、クメール語で「丘の都市」と言う意味で、対岸のラオスの町はターケークになる。


■5:57

リバーホテルの客室からは、日の出を見物する人の姿が見られる。



■5:58 対岸のラオスの空が茜色に染まり、メコンの水面も同様に染まって行く。日の出の前の静寂な時間。


■6:11

メコンに投影する日の出の光と漁船。


■6:31

ホテルの近くの3頭のナーガ像を飾ったピンクの家が輝く。


■6:36

団体客の朝は早い。

この時間、レストラン「River Bar」は一杯だった。


■7:05

「River Bar」にて朝食を摂る。


■7:32

朝食を終わって駐車場を見たら、団体客のバスはもう出ていた。


タートパノム(Phra That Phanom)


■8:38

今日の予定は、メコン沿いをゆったりと走り、定宿のコンチアムのトーセンリゾートに行く事だ。

ホテルもゆっくりと出発し、212号線を走る。


■9:22

タートパノム(That Phanom)の街に入り、メコン沿いを走る。


■9:28

ワットプラタートパノム(Wat Phra That Phanom)に到着し、寺院の駐車場に車を停める。


■9:28

ワットプラタートパノムの回廊にある門をくぐり境内に入る。


■9:29

仏塔に向かって左側のクメール?と思われる遺物。

「ふうみん」は2004年11月の初訪時、クメール様式のリンガと獅子像と思って興奮したが、後程の「まぐさ石」の件もあり、少し懐疑的だ。


■9:29

獅子像と思われる遺物。


■9:30

仏塔に向かって右側にあるクメール?の遺物。


■9:30

青空をバックに仰ぎ見る仏塔は、何回見ても神々しい。

ワットプラタートパノムは、高さ57メートルの塔の内部に仏舎利を納め、表面には純金が110キロも使用され、青空の下キラキラと輝いている。

この寺院は千数百年前に建てられた、イサーンきっての名刹である。


■9:35

前から、気になっていた場所がある。

ワットプラタートパノムの正面の門を出て左側にある「Phrathat Phanom Ong Doem Stupa」だ。

大きな池の中に建物はある。


■9:36

残念ながら門が閉じており、中には入れず。

この建物には、倒壊したオリジナルのプラタートパノムの遺物が保管されているようだ。


■9:42

仕方がない、諦めてワットプラタートパノムの博物館に向かう。


■9:43

これが6世紀に造られた仏塔。


■9:43

9世紀に造られた仏塔で、高さ24メートル。


■9:44

ドバラヴァティ様式の仏像。


■9:57

「ふうみん」は以前に見た、クメールのまぐさ石を探すが何処にもない。

何度か係員に尋ね、この建物を教えてもらった。


■9:58

作業中の寺の従業員(申し訳ない)に中を見せてもらい、奥でやっと発見!

しかし、発見しなければよかった!



■9:59 い~やあ!わざわざこんな遠くまで来て、再び見なければよかったですね。このまぐさ石は、何とプラスチック製のハリボテでした。どうも、パノムルン遺跡のアメリカから返還された、「横たわるヴィシュヌ神」のレプリカのようだ。


■10:01

ガッカリして博物館の庭の遺物を見学するが、ドバラヴァティ様式の遺物ばかりだ。

クメールの遺物は、室内にも室外にも何処にもない。

そうすると、ワットプラタートパノムの両脇にある石の遺物も、クメール様式ではなくドバラヴァティ様式の様にも思えてくる。


ムクダハーン(Mukdahan)


■10:28

ここからは、メコン沿いに走る田舎道の3015号線をムクダハーン(Mukdahan)へ向かって走る。

黙々と歩く僧侶達を追い越す。


■10:31

観光名所の標識の下を通る。



■10:35 「OUR LADAY OF THE MARTYES THAILAND SHRINE」と書かれた大変立派なカトリックの建物があった。

ここには、ソンクホンの殉教者(ソンホン村で殺害された7人のローマカトリックのタイ人)を祀ってある。


■10:44

黄金色の稲田を刈る農民。


■11:01

「タイ・ラオス第2友好橋」の下の道を抜ける。



■11:02 ムクダハーン市内から5キロほど上流にある「タイ・ラオス第2友好橋」をメコンに面した公園から望む。10年前にはこの橋を渡り、対岸のラオスのサワンナケート(Savannakhet)に渡ったのは懐かしい思い出だ。



■11:02 公園の道路を挟んで反対側には、第二インドシナマーケットの店が並んでいた。



■11:16 ムクダハーン市内を抜ける。


■11:18

市内を抜けると、ムクダハーンタワーが見えて来た。


チャヌマン(Chanuman)


■11:20

チャヌマン(Chanuman)方向へ向けて2034号線を走る。


■11:32

検問に出会う。


12:01

チャヌマン(Chanuman)にある Rim Khong View Point に到着。



■12:01 チャヌマンからメコンを望む。


■12:07

チャヌマンの Municipal Office 。

13年前には、手前のコンクリート製の階段の下に渡し船が着き、荷物を運ぶ大勢の人で賑わっていた。

今は誰もいない・・・

昔日の感があるネ。


ケマラート(Khemmarat)


■13:09

2034、2242号線を走り、ケマラート(Khemmarat)のガソリンスタンドで給油する。


★給油DATA

給油価格 680 (B)
給油量 23.75 (L)
1L当り 28.66 (B)


■13:09

ガソリンスタンドに併設されたセブンイレブンで昼食を摂ろう。


■13:13

サンドウィッチとブリトーと飲み物を買い、日陰のスタンドに座り昼食だ。

昼食代、102バーツ。



■13:27 ケマラート街外れに時計台があった。ナコンパノムと同じベトナムの時計台かな?


サムパンボーク(Sam Phan Bok )


■13:27

メコンに沿った2112号線に入ったら、検問をしていた。

パスポートの提示を求められた。


■13:27

「yayo」が検問の警察官をパチリ。



■13:48 ウボンラチャターニー(Ubon Ratchathani)の歓迎ゲートをくぐる。


■13:51

3キロ先にメコンを望む景勝地の看板が出ていた。

そこに行って見よう。


■13:56

サムパンボーク(Sam Phan Bok )に到着。

ここは、7年前に来た所だった。



■13:57 サムパンボークとは、タイのグランドキャニオンとも呼ばれており、タイ語で「3000個の穴」という意味だという。



■13:58 遊覧船に誘われるが、いやな雨雲が出てきたので断る。


■14:05

2112号線の手前で雨が降ってきた。

先ほどの船に乗らなくてよかったな。


コンチアム(Khong Chiam)


■14:17

11月の中旬の乾季に、「ふうみん」はタイに一番来ている。

こんなに雨が降るなんて、初めての経験だ。

取りあえず、途中の観光は省略してコンチアム(Khong Chiam)を目指そう。


■15:05

コンチアム(Khong Chiam)まで7キロ地点を走る。


■15:11

コンチアムの歓迎ゲートをくぐる。


■15:22

コンチアムの二色川(Two Color River)に到着。

ここに来た目的は、対岸のラオスに渡るためだ。

2006年6月、ここから船に乗りメコンを横切り対岸のラオスに渡った。

そこで入境料の50バーツを支払い、パスポートの提示は不要だった。


■15:24

今回も対岸のラオスに渡り、お土産のラオスのコーヒーを買う予定だった。

しかし、遊覧船の船頭は「NO」と言う。

現在は、対岸のラオスには行けない様だ。残念!



■15:26 メコンとムーンリバーの合流点の風景。二色川(Two Color River)の事をタイ語でメーナームソーンシー(Mae Nam Son Si)と言う。


トーセンリゾート(Tohsang Khongjiam Risort)


■15:38

ラオスに渡れないにでは仕方がない。

今晩の宿のトーセンリゾートに向かう。


■15:52

トーセンリゾート(Tohsang Khongjiam Risort)のヴィラにチェックイン。


■15:54

ヴィラの室内は広く快適だ。

しかし、残念な事にメコンは見えない。

このホテルは、「ふうみん」と「yayo」の一番のお気に入りで、14年前の初めてのイサーンのレンタカー旅行からの定宿だ。



■15:59 お気に入りのメコンとムーンリバーの景色。


チョーンメック(Chong Mek)



■16:30 「yayo」が、「ラオス国境のチョーンメックに行ったら、ラオスのコーヒーが買えるかもしれないわね」と言ったので、チョーンメックに向かって車を飛ばす。


■16:35

チョーンメック(Chong Mek)のイミグレ近くに車を停める。

ここから、ラオスに入国すれば売店が沢山あるのは分かっているが、越境手続きが面倒だ。


■16:40

タイ側の売店に入るが、思っていた通りラオスのコーヒーはない。

店員に聞くと「ラオス側の店に行け」と言う。


■16:41

何軒かの店を回るが、やはり売っていない。

残念だが諦めて、土産はタイ産のコーヒーにしようと思う。


トーセンリゾート(Tohsang Khongjiam Risort)


■17:15

チョーンメックから、トーセンリゾートに戻る。


■17:24

メコンの夕暮れ。

雨雲がかかり、あまり奇麗ではない。


■18:31

夕食は、お気に入りのテラスのレストランで摂ろう。


■18:44

揚げ春巻き。


■18:53

「yayo」はパンとスープ。


■18:57

カレーを食べたくなり注文。

もちろんライスは「カオニャオ」だ。


■18:57

泡盛を持参し、オンザロックでメコンのオープンテラスの情景を楽しむ。


■19:00

子猫が寄ってきた。

タイの子猫にしては、皆奇麗な毛並みをしている。

流石、トーセンリゾートだね。


■19:06

ローストビーフをいただく。

端の硬い肉は、猫のえさになった。


■19:10

今回で多分最後になるだろう、トーセンリゾートでの夕食を堪能。

夕食代、1424バーツ。


レンタカーの走行距離
本日の走行距離 367キロ
累計の走行距離 2172キロ
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イサーンの大地走行2000キロプラス イサーン 最後の旅