◆行程4日目 コンケーンからダーンサーイへ
       コンケーンから遺跡を見学し、一路ダーンサーイへ   2017/11/12(日) Google map 
ロマンチックホテル



■6:04 ロマンチックホテルのベランダから眺めたコンケーンの朝焼け。


■6:44

朝食をアウトサイドのテーブルで頂く。


Prasat Ku Prapachai


■8:05

ホテルをチェックアウトし、Prasat Ku Prapachai を目指す。


■8:35

川に沿った4007号線を走る。


■8:41

Wat Ku Prapachai の門をくぐる。


■8:43

Prasat Ku Prapachai は、ジャヴァルマン7世が13世紀に102ヶ所造った「施療院」の一つである。



■8:44 バライ越しに、Prasat Ku Prapachai を眺める。 祠堂が復元されているのはうれしい。



■8:45 正面から遺跡を眺める。塔門の上部は復元されていない。


■8:46

復元された祠堂。

残念ながら、まぐさ石やコロネットまでは復元されていない。


■8:47

経蔵は建物の中腹までだ。内部には何も残されていなかった。

朝の寺院内の遺跡見学は、清々しく気持ちがいい。


Ku Ban Non Ku


■9:05

Ku Ban Non Ku を目指し、グーグルナビに従って名も無き田舎道を快適に走る。


■9:06

すると、目の前の道路がない。

今年のタイの雨季は、例年より大雨が降った。

その影響か?道路は冠水し通行出来ず。

仕方がない、狭い道をUターンする。


■9:26

元来た道に戻り、4007号線を走る。


■9:36

コンケーンの環状線、230号線を走る。



■9:50 幹線の12号線に合流する。この12号線はコンケーンからタークまで、タイを横断する大動脈だ。AHとはアジアハイウェイの事。


■10:09

12号線を右折し、2009号線を走り Ku Ban Non Ku の寺院の門をくぐる。



■10:11 Ku Ban Non Ku はラテライトの基壇部分のみが残されていた。この遺跡についての詳細は分からず。


■10:12

基壇部分の奥には大仏が鎮座している。

この周辺に、何か手掛かりになるクメールの遺物がないか探すが、何も見当たらない。


■10:12

基壇へ登るための踏み石か?


■10:14

遺跡の隣にある寺院内部に、クメールの遺物がないか探してみるが何もない。


■10:16

この寺院で面白いのは、置かれている彫像がヒンドゥー教の神々だ。

上段にガネーシャ。

下段にはシヴァ神と妻のウマ。それに、長男のガネーシャと次男のスカンダ。


■10:17

こちらは、苦行者の姿をしたシヴァ神。


Phra That Nong Sam Muen


■11:10

カフェアマゾンで一休み。


■11:27

ドヴァラヴァティ時代の創建という Wat Phra That Nong Sam Muen を目指す。


■11:30

この門に来て、初めて間違いに気づいた!

先ほどの Ku Ban Non Ku 遺跡で、ナビをセットする時、同方向の遺跡のため、間違ってセットしてしまった。


■11:31

この遺跡は、昨日の昼に見学した Prang Ku Ban Nong Faek だ。

目的地をセットし直し、Uターンする。


■11:58

右折して201号線に入る。

30分ほど時間をロスしてしまった。


■12:29

Wat Phra That Nong Sam Muen の山門をくぐる。

この寺院の外れにクメール遺跡のレンガの祠堂があるという。

寺院内の僧侶に遺跡の場所を聞く。

今いる道をストレートに行けという。


■12:43

真っ直ぐ進むが、十字路の所で道が泥濘のため、これ以上は進めない。

何たって、新車のレンタカーでは躊躇するよね。

近くで昼休みをしていたおじさんに、遺跡への道を尋ねる。

オートバイで先導してくれるという。


■12:46

おじさんのオートバイは、先ほどの山門に向かい途中で右折してダート道を走る。


■12:47

オートバイでも苦労する悪路を、新車のレンタカー追いかける。

ひどい道だ!細心の注意を払い走行する。


■12:49

黄金の仏像が見えた。

あともう少しだ。



■12:50 クメール遺跡に到着。レンガの祠堂が1基建っている。この遺跡についての詳細は分からず。


■12:51

祠堂の手前にヨニがあった。と、思ったが、石像の台座のようにも見える。

ヨニなら、ヒンドゥー教の遺跡といえる。

よく見ると、上部が大分破損しているので、ヨニの上部を意図的に破壊されたのか?


■12:51

祠堂の前にセーマ石(境界石)が、不自然形で置かれている。セーマ石は、ドヴァラヴァティ時代の特有の遺物だ。

そうすると、この遺跡はドヴァラヴァティ時代のものか?

「ふうみん」は、ドヴァラヴァティ時代のレンガの祠堂で、屋根の部分まで残っている遺跡を見たことはない。

この「迫り出し構造」は、クメールのものだが、ドヴァラヴァティでも同じ工法が用いられたのか?疑問だらけだ。

ドヴァラヴァティでは二種類のレンガが用いられた。縦30cm、横16~19cm、厚さ6~9cmのものと、縦45~47cm、横22~24cm、厚さ10cmものだ。

メジャーを持ってくれば良かったな。


■14:53

レンガ造りの祠堂の周辺を探索する「ふうみん」は、蜘蛛の巣だらけになった。

破壊された台座をヨニとすれば、クメール遺跡になる。

祠堂の前のセーマ石が、創建当時のものならドヴァラヴァティ遺跡だ。

近くにあったセーマ石を後世の人が意味を知らずに、祠堂と関連付けて入り口の前に置いたのかも知れない。

レンガのサイズを測るのが、一番簡単な判別方法なのかな。と、思った。


Wat Phra That Nong Sam Muen


■13:00

先ほどの悪路を戻る。

オートバイで先導してくれた、おじさんに心ばかりのチップを渡す。



■13:04 Wat Phra That Nong Sam Muen の寝釈迦仏。この寺院の地域には7~11世紀に栄えた、ドバラヴァティ時代の古代都市があった。堀と建物の跡も残っており、多くの溝、尾根、墳丘などの考古学的痕跡が残っているという。セーマ石(境界石)やクメール様式の彫刻も発見されている。


■13:07

Prasat Nong Sam Muen は、高さ45メートルの四方に入り口のある仏塔。

いつ創建されたか不明だが、ラーンナー、ラーンサーン、アユタヤの様式が混在している。



■13:08 仏塔の周囲を僧侶に先導せれ、熱心にお経を唱えながら歩く信者の群れ。


■13:15

寺院の境内に置かれたセーマ石。

この隣の寺院の建物に入ったら、蜂に首筋を数か所刺された。

持参した薬を塗り、この場所から早々に退散する。


昼食


■13:46

2055線沿いの地元民向けの食堂に入る。

こんな店に外国人が来たのは初めてなのだろう。

店の女性にスマホで、記念写真を撮られた。


■13:48

ビール1缶と汁ソバの昼食。

昼食代、80バーツ。


一路、ダーンサーイ(Dan Sai)へ


■14:23

ピーターコーン祭りで有名なダーンサーイ(Dan Sai)を目指す。

12号線に左折して入る。


■14:54

12号線を走る。上り坂が続く。

今日は日曜日なので、トラックが少ない。

タイのトラックは過積載ので、驚くほどスピードが遅い。

そのトラックが少ないので、快適に走行できる。


■15:14

検問に出会う。


■15:49

12号線を右折して、2057号線を走る。

ガソリンスタンドで給油する。


■15:51


★給油DATA

給油価格 950 (B)
給油量 33.64 (L)
1L当り 28.24 (B)


■16:32

夕暮れが迫る21号線の山道を、ダーンサーイに向けて走る。



■16:47 ダーンサーイの街が見えて来た。丁度10年振りの訪問となる。



■16:48 ダーンサーイの街の歓迎ゲートをくぐる。


ピーターコーン博物館(Phi Ta Khon Dan Sai Museum)


■16:48

ピーターコーン博物館(Phi Ta Khon Dan Sai Museum)は、Wat Phon Chai の境内にある。



■16:49 Wat Phon Chai の駐車場に車を停める。博物館の開館時間は17時までなので、急ぐ。


■16:56

ピーターコーン博物館に入る。

ピーターコーン祭りとは、仏陀の前世の物語と精霊信仰が混ざり合った、雨乞いと豊作祈願の祭り。



■16:56 入り口を入ると、独特の仮面をつけ扮装した人形が出迎えてくれる。


■16:57

「ピーターコーン」の名前の意味は諸説あるが、「ピー=霊」「ター=目」「コーン=仮面劇」が一般的だ。



■16:58 ダーンサーイへ10年前に来た時、土産物屋で小さな仮面を購入した。その仮面は今も「ふうみん」の部屋に飾ってある。


Loei Panmiles Resort



■17:06 ピーターコーン博物館からほど近い、Loei Panmiles Resort に到着。


■17:13

日曜日の夕方とあって、Loei Panmiles Resort には、車が一台も停まっていなかった。


Ban Sabai Dee Resort


■17:53

昼食は汁ソバのみなのでお腹がすいた。

宿泊しているホテルのレストランは、クローズしている。

まだ明るいうちに、レストランを探しに出かける。

街外れのトヨタの販売店横に、カラフルな明かりのついたレストランを見つけた。


■17:54

Ban Sabai Dee Resort に付属しているレストランで「HUG@sabaidee」と云うらしい。

駐車場に車を停める。



■17:54 駐車場から眺めたダーンサーイの夕暮れ。何と云うことのない風景だが、タイの山奥のダーンサーイに居るというだけで旅情を誘う。


■17:56

タイ語は全く読めないが、洒落た感じのレストランだ。


■18:17

カオパッドと辛いスープ。


■18:22

この、揚げた沢蟹の入ったソムタムは絶品だった。

ビールの肴に最高だ。


■18:25

オムレツも旨い。

このレストランの従業員の女の子は愛想がなかったが、味はいい。

お腹の空いていたせいもあるが、満足の夕食だった。

夕食代、520バーツ。


■19:11

テスコロータスに寄って買い物をする。


■20:24

「yayo」はテスコロータスで買った、少しアルコールの入った葡萄酒モドキを飲み、直ぐに熟睡した。


レンタカーの走行距離
本日の走行距離 411キロ
累計の走行距離 1137キロ
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