旅のはじめに



ミャンマーの山々を背景にタイ国境警備隊のキャンプにて、「さっぽろさん」左と「ふうみん」右




■ 北タイ周遊の走行計画について
この旅行記は の続きになります。


タイを一緒に旅した後輩の「丸ちゃん」の帰国後、友人の「さっぽろさん」と1週間のレンタカーによる北タイ周遊の旅を計画した。

さて、どの様に巡ろうかな?と、北タイの地図を広げてルートを考える。「さっぽろさん」とは、13年前にチェンマイに滞在し、レンタカーでメーサー渓谷周遊のドライブを楽しんだり、現地旅行社のミニバンでゴールデントライアングル等を巡った。

その時のコースも考慮して「ふうみん」が考えたのは、普通の旅では絶対に行けない国境周辺への旅だ。下記のコースを取り入れて、今回の旅のルートが決まった。

さあ、友人と二人で難路に挑もう!

1095号線を走り、パイ・メーホーソン・クンユアムの「北兵站線」、またの名を「白骨街道」を走破する。昭和19年7月、インパール作戦の失敗で無数の日本兵の白骨死体が横たわった道を弔う旅だ。
メーサリアンからメーサムレップに行き、ミャンマー国境を流れるサルウィン河に行く。メーサムレップは少し前まで密貿易で栄えた所だ。
メーサイからミャンマー国境に沿って延びる1149号線を走り、国民党雲南軍93師団の村メーサロンでウーロン茶を買う。
タイとラオス国境の山からラオス区間のメコンを展望できる、プーチーファーとパータンを通る、1093号線を走破する。


2012年8月 「ふうみん」



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