■行程7日目(通算34日目)> ルアンパバーンからパクセへ

■5:21 毎日眺めた、ルアンパバーンの交差点の風景も今日でお別れだ。まだ暗い早朝の道路には、幻想的な灯りが燈り1台のトゥクトゥクが走っていた。



■6:15 ホテルの部屋のテラスから眺めたモンのマーケットの前を行く托鉢の列。


■6:53

今日の朝食は、4階の屋上のテラスではなく1階のカフェで摂る。

道行く人を眺めながらの朝食もなかなか乙なものだ。


■8:57

4泊したアンシェントルアンパバーンホテル(Ancient Luang Prabang Hotel)ともお別れだ。

チェックアウトにレセプションに寄る。

後ろの壁の円形のボードに、キーホルダーをはめ込む。

部屋の状態が一目瞭然だ。


■8:58

ホテルの送迎車のミニバンで、空港まで送ってもらう。

ホテルの前で記念写真の「ふうみん」。


■8:59

ホテルの入口の横に、菓子パンが売られていた。

そういえば、一度も食べなかったな。


■9:09

ホテルから10分ぐらいで、ルアンパバーン空港に到着。

ラオスの旅では、市街地から飛行場までの距離が近いのがとても便利だ。

ビエンチャン、ルアンパバーン、パクセの各都市と飛行場の移動時間は10分ほどだ。


■9:17

ラオスの空港では、国内線に乗るのにもイミグレを通る。


■9:21

「ふうみん」乗る飛行機は、パクセ行きのQV513便。


■10:25

ビエンチャンから、QV112便が到着した。

この飛行機が、パクセ行きのQV513便になる。

ルアンパバーンから、パクセ行きは週2便しかない。


■1038

機材は最新鋭のMA60だ。

MA60は、中国の西安飛機工業公司が開発した双発ターボプロップ旅客機で60人乗り。

中国製の飛行機と聞いて、大丈夫かな?と不安がよぎる。


■10:39

ラオス航空のQV513便に乗り込む。

QV513便は、

ルアンパバーン発(10:40)
   ↓
パクセ着(12:30)



■10:48 ルアンパバーンを離陸する。眼下にはナムカーン川と橋。箱庭のようなルアンパバーンの市街が見える。


■11:02

機内食のパンが旨かった。

中国製の飛行機と聞いて大丈夫かな?と思ったが、室内は静かで快適だった。

中国の技術を評価しなくては!



■11:17 ナムグムダム(Nam Ngum Dam)が見えた。写真上部の青い部分が広大なダム湖になる。このダム湖大きさは、370平方キロメートル(琵琶湖の半分、貯水率世界2位)という巨大なダム湖だ。ダムから放水された水はナムダム川に合流しメコンに注ぐ。

ナムグムダムは、1985年に日本など9カ国の援助で完成し、ラオス電力会社が管理している。1年間で10億キロワットという発電量は、ラオス国内の水力発電の70%を占めており、その発電量の60%をタイに輸出して、莫大な電力収入を得ている。



■11:27 メコンに架かる友好橋(Friendship Bridge)が見える。1994年に開通した長さ1174メートルの橋。右側がラオスのビエンチャンで、左側がタイのノンカーイだ。



■12:26 そろそろパクセだな!と思って地上を凝視していた時に川が見えた。メコンにしては少し川幅が狭いなと思っていると、その川の上にもっと大きな川が見えた。

…もしかして、コンチアム(Khong Chiam)か!と思い、興奮気味に目を皿の様にして見つめた。やはり、コンチアムだ。ムーン川とメコンの合流地点だ。

夢中でシャッターを何度も押した。何しろこの地点は、「ふうみん」がこのサイトを始めるきっかけになった「ムーンリバーの誘惑」の場所だ。大好きなトーセンリゾートや合流地点の2色の川やムーン川に掛かる橋も見える。すごく、得をした幸せな気分だ。



■12:30 あの、メコンの向こう岸がパクセだ。


■12:37

パクセ空港(Pakse Airport)に到着。


■12:38

小さな空港の建物だが、これでも国際空港だ。


■12:41

ここで知ったのだが、ルアンパバーンからのQV513便の乗客の大部分は、カンボジアのシェムリアップへ行く。

パクセ空港で降りた乗客は4、5人しか居なかった。

荷物を受け取りに行くと、運ばれて来た荷物はたったの3個だけだった。


■12:45

ミニバンに乗り。今晩の宿パクセホテル(Pakse Hotel)に向う。

料金は6ドル。


■12:48

メコンの支流のセードン川(Sedon River)に架かる橋は狭く、交互通行の信号機が付いている。


■12:53

セードン川の橋を渡る。


■12:55

パクセホテル(Pakse Hotel)に到着。

早速、チェックイン。


■12:58

部屋は、3600円とあって狭い部屋に通された。

狭いのは一人だから構わないが、写真右下のベットの角に足をよくぶつけた。



■13:22 ホテルの屋上からメコンを眺める。メコンに架かる日本の援助で造られた「ラオス日本橋」が見える。手前の建物は、タラートサオ(朝市)だ。



■13:23 反対側を眺める。中央の高い建物は、チャンパーサックパレス(Champasak Palace)。



■13:31 パクセの街の散歩に出る。セードン川沿いのツーリズムオフィスに行くと、今日は土曜日のため休みだった。



■13:32 ツーリズムオフィスの反対側を見ると、一階にシヌックコーヒーのカフェがある建物。洒落ていて存在感がありますネ。



■13:33 セードン川沿いにあるVIPバスのターミナル。



■13:37 その先に行くと、セードン川(右)はメコンと合流する。せっかくの景色だが、この辺りにゴミが多く幻滅。



■13:40 パクセの街中の道路は広く、車も人通りもほとんど無い。長閑(のどか)と言おうか、寂しいと言おうか、これがラオスの街だ。


■13:49

お腹が空いたので、パクセホテルの前の食堂に入る。


■13:55

ビアラオと緬を注文。緬

には野菜がおまけに付いて来た。

昼食代、17000キップ。



■14:09 「中華理事会」のフランス様式の建物。以前にタイの本で、ここの写真を見て、ぜひ本物を観て見たかった。



■14:11 幹線道路の13号線沿いも閑散としている。



■14:18 その13号線沿いのランカムホテル(Lankham Hotel)近辺に旅行社が幾つかあり、明日のワットプー見学の車の手配に訪れた。

そこに、トゥクトゥクの運転手が声を掛けて来た。ワットプーと周辺遺跡を巡り40ドルと言う。「ふうみん」がオートバイのトゥクトゥクでは嫌だ!と言うと、実物を見てくれと言う。実物は韓国製の軽トラックだ。これなら、ワットプーまで行けるだろう。OK!といい、明日の8:50に予約する。

実は、旅行の手配はパクセホテルの1階にある旅行社でしようと思った。ところが休日の為かクローズしている。係員に聞くと、午後5時にオープンする。他の係員は、明日の朝にオープンする等ハッキリしない。

マ~ア!軽トラのトゥクトゥクで、のんびりとラオスの道を行くのもいいだろうと思う。


■15:00

タラートサオの3階建ての新館に来たが、品物が少ない。

その上、2・3階にはテナントが入ってなく閑散としている。


■15:30

タラートサオの裏手に、インターネットカフェがあったので入る。


■15:39

パソコンのモニターは、ラオスらしからぬ大型液晶の19インチだ。

コーラを飲みながらネットをする。

掲示板に書き込みしたが、残念ながら日本語入力が出来ない。



■16:20 インターネットカフェを出て街中を歩く。



■16:34 帰宅ラッシュなのか、通行量が増えてきた。


■17:05

ホテルの部屋から、エレベーターに乗って1階に着いた。

ドアーが開き降りようとしたら、たくさんの人が我先にエレベーターに乗り込んでくる。

思わず大声を出して、押しのけて降りる。

何だ!この秩序の無い連中たちは!

ホテルの外には、2台のデラックスなバスが停まっていた。


■17:06

ホテルの対面にある、ドクチャンパマッサージ(Dok Champa Massage)に入る。

フットマッサージを1時間受ける。

マッサージ代45000キップ
+チップ5000キップ。


■18:35

夕食にホテルの近くの看板の絵がかわいいスアンマイレストラン(Xuan Mai Restaurant)に入る。


■18:44

ビアラオとタコの炒め物とカオニャオを注文。

なかなか旨い。

夕食代、37000キップ。


■19:12

レストランの子供とオヤジさんが、テーブルゲームで遊んでいた。

家族団らんの微笑ましい光景だ。
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