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■5:54
ベッカセームホテルの駐車場。
縦列駐車のため車の鍵はかけない。
手で押して、車を移動する。 |
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■6:22 ベッカセームホテルの外観。見た目は立派だが、中はタイクオリティだ。 |
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■6:23 早朝のスリンの街のバスターミナル前の道路。誰もいない街には、ガソリンスタンドの明かりだけがポッンと点いていた。 |
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■6:28
マッサージ店のドアには、
ONLY FOR HEALTH
NO SEX
と書かれてあった。 |
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■6:32
スリンのバスターミナルの映画館。 |
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■7:00
昨晩の歌謡ショーの舞台のプールサイドが、朝食の場になっていた。
以前は室内のレストランだったのだが?
こちらの方が気持ちがいい。 |
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■7:03
ベッカセームホテルの朝食をしっかりと食べる。
2人で泊まり、ビュッフェの朝食付きで690バーツとは、とてもリーズナブルな値段だ。 |
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■8:20 ホテルを出て、スリンの街を走る。さすが象の街スリンだ。像の銅像が立っている。 |
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■8:21 これは珍しい!若い女性の運転するサムローがいた。 |
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■8:54
214号線を走り、24号線の交差点を過ぎた所のスタンドで給油する。
★給油DATA
1.020バーツ、
36.6L、1L/27.9バーツ。 |
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■9:06 プラサートバーンプルアン(Prasat Ban Phluang)に到着。 |
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■9:08
プラサートバーンプルアン遺跡は、高さ2メートルのラテライトの基壇の上に、一基の祠堂が建っている。
11世紀のバプーオン様式だ。 |
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■9:09
この遺跡のレリーフは、タイのクメール遺跡の中では出色の物だろう。
写真下側のまぐさ石は、カーラの上に「象のアイラーヴァタに乗るインドラ神」のレリーフ。
写真上側の破風には、カーラの上に「ゴーヴァルダナ山を支えるクリシュナ神」のレリーフ。 |
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■9:10
前回気がつかなかったが、未完成のレリーフが多く有った。
正面向かって右側の門衛神ドヴァラパーラの彫りかけのレリーフ。 |
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■9:11
繊細で見事なピラスター(付柱)のレリーフ。 |
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■9:30 カンボジア国境のChong Chom に向う214号線を右折して、カンボジア国境沿いに伸びる224号線を走る。 |
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■10:10 224号線を走っているとタームアントム(Ta Muean Thom)の標識が出ていた。タームアン遺跡群は3つの遺跡から成り立っている。 |
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■10:11 左折して、タームアントムに向う2407号線手前の村に入った。道の真ん中に寝転んでいる犬が、クラクションをいくら鳴らしても全く動かない。その内、家からバケツをかざした女性が出て来て、犬をどかしてくれた。 |
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■10:20 オイオイ!びっくりしたネ。急に発情した雄牛が牝牛に乗りかかった。少しは時間と場所を考えてもらいたいね! |
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■10:27 第一の遺跡のタームアントム(Ta Muean Thom)遺跡は、カンボジア領内にある?かも知れない、微妙な位置にある。 |
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■10:30 遺跡は南を向いており、その南側に急な階段がある。その先は・・・ |
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■10:30
・・・鉄条網があり、国境のジャングルがある。
そこに細い道が1本ついており、カンボジア側に続いている。
地雷が埋まっていそうで、この中に入る事には躊躇う。 |
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■10:33 拝殿を持った主祠堂と後には2基の祠堂。 |
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■10:34
主祠堂のまぐさ石には彫りかけのカーラ?の顔が残されている。 |
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■10:35 門衛神ドヴァラパーラや女神デヴァターは、1970年代の初めまでは残されていたという。1980年代のクメールルージュの占領下に略奪された。 |
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■10:59
タームアントム遺跡の入り口近くには、カンボジア国境に繋がるダート道がある |
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■11:02 第二の遺跡のタームアントッチ(Ta Muaen Toch)は、ジャヴァルマン7世が102ヶ所に設置したアーロギャーシャーラと呼ばれる施療院の一つで、綺麗に修復保存されている。 |
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■11:05
タイで最もよく修理された施療院の祠堂。 |
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■11:10 第三の遺跡のタームアン(Ta Muaen)は、ジャヴァルマン7世が121ヶ所に設置したダルマシャーラーと呼ばれる宿駅の一つで、綺麗に修復保存されている。 |
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■11:12 タイで最もよく修理された宿駅の祠堂。 |
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■11:51
224号線を走り、古代クメールの採石場の跡(Ban Kruat Stone Quarry Site)に来た。 |
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■11:59
採石の途中で放置された石。 |
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■12:05
採石場の脇にWat Padhammasilaram という寺院があった。 |
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■12:12
その寺院の僧侶が、古代の採石の跡に案内してくれた。 |
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■12:13 僧侶が後について来いという。何かクメールの遺物でもあるのかな?と期待を胸に後を追う。 |
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■12:13
Wat Padhammasilaram という寺院は、まだ建設途中だった。 |
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■12:15 僧侶自慢の本殿の仏像群。何でも、仏像はアンコールワットを向いているという。クメールの遺物はなく「ふうみん」は内心ガッカリ。 |
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■12:47 224号線を走りながら、昼食の食堂を探す。 |
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■12:57
ラハンサイ(Lahan Sai)の街外れの食堂に寄る。 |
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■13:01
クイッテイヤウと缶ビールとコーラを注文。
昼食代、100バーツ。 |
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■13:33 プラサートノンホーン(Prasat Nong Hong)を訪ねた。この遺跡は、前回の訪問時は修理中だった。あの、損傷の激しいレンガの遺跡をどう修理するのか?興味深々だった。 |
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■13:37
見た瞬間ガッカリした。
と言うか、修理のしょうが無かったのだろう。 |
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■13:40
中央の煉瓦の祠堂には、補強材が組まれていた。 |
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■13:54 直ぐ近くのダム湖(Lam Nang Rong Dam)には、休憩所やバンガローが完備していた。 |
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■14:12 348号線を走る。もう少しすると、タイの東北部のイサーンから、東部のサケオ(Sa Kaeo)に入る。 |
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■14:22 正面にドンレック山脈(Donrak Range)独得の形の山が見える。
このドンレック山脈は、タイとカンボジアの国境線を形成し、タイ国内では東北部と東部の境界線となる。 |
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■14:30
348号線を右折して3486号線を走り、プラサートカオロン(Prasat Khao Lon)に到着。 |
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■14:31
遺跡の下に来てから、参った!と思った。
カオ(Khao)は山とか丘の意味だ。
当然、遺跡は山の上にある。
写真では良く分らないが、かなりの急坂を登らなくてはならない。
急坂を見た「yayo」は、早々にパスをする。 |
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■14:34
汗をかきながら登ると、新しいお堂が建っていた。
一瞬、これは何だ!と思った。 |
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■14:35
後ろに回るとレンガ造りの祠堂が建っていた。
元は4基の祠堂が建っていたらしい。
偽扉の上に、さらに小さな偽扉がある面白い祠堂だ。 |
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■14:36
偽扉の破風にレリーフが彫られており、昨日見たバーンベン遺跡と似ている。
と言う事は、11世紀のロッブリー様式か?詳細は分らず。 |
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■15:06 3486号線から348号線を走り、さらにカンボジア国境近くの3397号線に入る。 |
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■15:21 プラサートサドックコックトム(Prasat Sdok Kok Thom)への標識が出ていた。日本のJAHDSの地雷除去作業が2004年1月に終了し、進入道路は綺麗に整備されている。 |
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■15:27 プラサートサドックコックトム(Prasat Sdok Kok Thom)は937年に建造され、1057年に再建された。 |
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■15:29
修理作業中のサドックコックトム遺跡。
日本の企業の援助もあるのがうれしいネ。 |
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■15:31 「ふうみん」には、確認したい事があった。
アンコールの泰斗、石澤良昭教授の本「アンコール・王たちの物語」に次のような記述があった。
…スドック・カック・トム遺跡はタイ=カンボジア国境線上のタイ側に数メートル内側のところある。 |
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■15:32
ラテライトの参道が切れた先に、カンボジア側に向って細い道が続いている。
国境を確認するため、細い道に沿って歩いて行った。
100メールも歩くと道はだんだんと細くなり、道の脇には地雷が埋まっているようだ。
その先まで行って確かめるのは断念したが、少なくとも、石澤教授の言う様な「国境線上のタイ側に数メートル内側」と言う事は無い。 |
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■15:34 サドックコックトムは外周東西126メートル、南北120メートルの規模の遺跡で、1964年頃から盗掘されて荒廃が進んだ。さらに、1975年から1983年まで続いたカンボジア内戦時が追い討ちをかけた。 |
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■15:41
この遺跡は、歴史上貴重な碑文を刻んだ2つの石碑があることで有名だ。
一つの石碑は、937年の創建時にジャヤバルマン4世がこの石碑をサドックコックトムに埋めるように命じた。
もう一つの石碑は、1053年にウダヤーディチャヴァルマン2世が建てた。この石碑にはクメール王朝の歴史が刻まれている大変貴重な資料だ。 |
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■15:54 サドックコックトム遺跡から、牛の群れに難儀しながら3381号線を走る。 |
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■16:13 348号線に出て、アランヤプラテート(Aranyapraathet)に向う。 |
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■16:34
今晩の宿アランマーメードホテル(Aran Mermaid Hotel)に到着。 |
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■16:41
小綺麗なホテルだがスタンダードルームは狭く、窓を開けると室内側で閉塞感があり失敗だった。 |
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■17:41 ホテルの裏にあるホテル系列の建物の中にあるタイマッサージに行き、2時間のマッサージ受ける。マッサージは下手くそだった。
ここの所、ノンカーイからタイマッサージにはついていない。マッサージ代、90分220バーツ+チップ100バーツ。 |
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■19:16 ホテルの直ぐ横がバスターミナルになっているので、適当なレストランが無いかと探して歩いたが無い。
348号線に面した場所のレストランに、トゥクトゥクの運転手たちが食事を摂っていたので入る。 |
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19:39
このカシューナッツ入りの野菜炒めの青いのは、しし唐ではなく唐辛子だ。
旨いが辛い。ビールのツマミには良く合う。
それと、春雨のサラダとカオパッドを注文。
夕食代、325バーツ+チップ25バーツ。 |