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■6:06
早朝のソンクラー市内をウオッチングしに出かけよう。
サミラビーチの北にはソンオンビーチ(Son Awn Beach)がある。
その先端の公園に、ナーガの像が海を見つめて建っていた。 |
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■6:10
こんなに朝早くから、車とオートバイが多いな!と思ったら、対岸からのフェリーが着いた所だった。
フェリー乗り場の左側がソンクラー湖で、長さ80km、幅25kmの大きさを持つタイ最大の淡水湖だ。
そして、この湖はタイ湾に通じている。 |
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■6:21 ソンクラー湖に平行して走る裏通りには、古い建物が目に付く。中国とポルトガルの折衷様式の建築物だ。とてもいい雰囲気の街並を醸成している。 |
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■6:21 その、昔のソンクラーの面影を残す街中を托鉢僧が行く。 |
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■6:37 ソンクラー市内の中心の交差点も、早朝では交通量は少ない。 |
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■6:45
サミラビーチのベンチで話すアベック。
こんな朝早くから、何を話しているのかな?
…(余計なお世話ですね!) |
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■7:20
ジャマンガラパビリオンビーチリゾートの朝食はビュッフェだった。
こんなホテルだが、思っていた以上の宿泊客が居るみたいだ。 |
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■7:19
食事の味は平均点だ。 |
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■8:40
ホテルを出発し、ソンクラー国立博物館に向う。
残念ながら、国立博物館は閉館日(月・火曜)だった。 |
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■8:40
国立博物館の白色と紅色の建物は、街の中に静かに佇んでいた。
この、南部中国とポルトガルの建築様式の建物は、当時の副知事が1878年に建てたものと云う。 |
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■8:41 国立博物館の道路の反対側に、60メートルのレンガの壁がある。この壁は、1830年代に当時の統治者によって建てられたものだ。 |
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■9:03
ソンクラー市内で給油する。
★給油DATA
1.020バーツ、
36.0L、1L/28.3バーツ。 |
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■9:25 407号線から4165号線に入り、ソンクラー湖に掛かる長い橋を渡りヨー島に向う。これが、1986年に完成したタイで最も長いティンスーラーノン橋(Tinnasulanon
Bridge)なのか?
「地球の歩き方」には、ティンスーラーノン橋を渡ってヨー島に渡る。と書いてあるが、後で渡る橋の方が長い。 |
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■9:31 橋を渡った所に寺院があり、近寄って見ると巨大な寝釈迦仏があった。 |
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■9:50
民俗博物館(Folklore Museum)はヨー島の外れのティンスーラーノン橋の袂にある。
分りずらく行き過ぎてしまった。
この博物館の入り口は、坂を登った丘陵の上にあった。
だから、入り口も階段を下りる。
何かショボイ施設みたいだな!入場料は外国人60バーツ。 |
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■9:52
建物はショボイ感じだが、展示物は面白い。
金製品の展示。 |
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■9:58
面白いものを見つけた。
「ふうみん」も還暦を迎えたが、今までこんな物を見た事がなかった。
写真の男の子(左)と女の子(右)の局部に、鎖に吊るされた金属製の隠す物が有る。 |
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■9:58
そして、写真の下にはその実物がある。
男の子用は鎖で編んであり、女の子用はプレート状になっている。
とても、面白い物ですよネ。 |
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■10:17 影絵人形は思っていた以上に色彩豊かだった。この人形を使ってナンタルン(影絵劇)を行う。
…ナンタルン(影絵劇)とは、500年前に貿易商によってタイ南部にもたらされた伝統芸能。影絵の影の部分は、牛革を乾燥させて切り抜いて色を塗る。そして、絵を支える部分は竹で作る。 |
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■10:17 影絵人形の種類は、百種類以上も有るらしい。 |
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「ふうみん」には、シュリーヴィジャヤ王国(5~13世紀)の遺物か、ドヴァラヴァティ様式(7~11世紀)の遺物かの判断がつかない。 |
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■10:30 最初の印象と異なり、この民俗博物館は充実した展示の内容で推奨出来る。
展示室は丘陵を利用して建てられた建物を階段で繋いであり、その階段の途中で、素晴らしいソンクラー湖の景色を一望する事ができる。 |
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■10:40
民俗博物館から眺めたティンスーラーノン橋(Tinsulanond Bridge)は、1986年に完成したタイで最も長い全長約3キロの橋。
しかし、本当はこの橋が全長1700メートルで、最初に渡った橋が960メートルだ。
二つの橋を合わせて約3キロと言っているのだと思う。
この橋の完成で、ソンクラー湖とヨー島を横切り、バーンナムクラチャーイとカオキアオが繋がった。
この事により、タイ南部の交通網にとって画期的に便利になった。
その恩恵を「ふうみん」も受ける。 |
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■11:53 タイ湾に沿って一直線に伸びる、片側2車線の408号線を快適に走る。
残念なのは、タイ湾がほとんど見えない事だ。地図から、日本のビーチラインを想像していた「ふうみん」はガッカリだ。 |
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■11:58 ナコンシータマラート(Nakhon Sri Thammarat)まで62キロ地点。ナコンシータマラートはタイ南部で2番目に大きな都市で、南部で一番長い海岸線を持っている。 |
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■12:40 ナコンシータマラート市内に入る。ここでは国立博物館に行きたかったが、本日は火曜日なので休館日だ。
先ほどのソンクラーの国立博物館もそうだが、閉館日(月・火曜)が2日続くのは止めてもらいたいと思う。…仕方がない、ワットプラマハタートに行こう。 |
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■13:00
ワットプラマハタート(Wat Phra Mahathat)は、タイ南部で最も崇敬されている一級王室寺院だ。
境内には小さな博物館があった。 |
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■13:02 中に入ると日本の古い陶磁器が陳列されていた。 |
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■13:09 ワットプラマハタートは、1700年以上も前に建てられたと言われている。55メートルのスリランカ様式の仏塔の先端は、272キロの純金で作られている。 |
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■13:09
シュリーヴィジャヤ様式の仏像。 |
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■13:10
55メートルの仏塔は修理中だった。 |
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■13:12 本堂内には、極彩色の木造のクルート(ガルーダ)が目を引く。 |
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■13:12 獅子像や力士像の彩色も独特な特徴を持っている。 |
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■13:18
境内では式典を執り行なっていた。
高僧がソファに座っている。
その腕には、刺青が彫られていたにには…ビックリ! |
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■13:23
寺院の奥に行くと、土産物屋が軒を並べ食堂もある。 |
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■13:29
フードコートのような食堂に入る。
ここで、昼食としよう。 |
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■13:32
「yayo」はクイッティヤウ、「ふうみん」はカーオマンガイに目玉焼きを乗せてもらう。
昼食代、50バーツ。 |
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■13:53
市内にヒンドゥー教の神殿が2ヶ所に有ると聞いていた。
もしかしたらクメールの遺跡か?と楽しみに向った。 |
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■13:54
残念!純粋のヒンドゥー教だ。
シヴァ神の化身のリンガが祭られていた。 |
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■13:55
道路の反対側にあるヒンドゥー教の神殿。 |
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■13:55
こちらには、ヴィシュヌ神が祭られていた。 |
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■14:03 古いレンガ造りの壁があった。多分、アユタヤ時代の物だろう。そう言えば、ここナコンシータマラートは17世紀始めに山田長政が王に任じられ、この地で毒殺された場所だ。
そう思うと、今「ふうみん」が眺めているこの壁を山田長政も見たのかな?と思うと…すごく、歴史のロマンを感じる。 |
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■14:04
古いレンガ造りの壁には、修理の手が加えられていた。 |
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■14:20 ナコンシータマラートから、401号線を今晩の宿のスラタニ(Surat Thani)に向う。 |
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■15:16 4014号線の分岐点を道なりに、本線の401号線を走る。 |
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■15:55 スラタニ市内を走る。スラタニはサムイ島やパンガン島に渡る中継点として有名だ。
今日の宿、グランドサオワルクホテル(Grand Saowaluk Hotel)を捜す。 |
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■16:28
グランドサオワルクホテルに到着した。
一見豪華だが、良く見るとホテルの上3フロアーは窓が開き使用されていない。
それに、駐車場が一杯だ。 |
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■16:20 ホテルの部屋から、街の中心部を望む。 |
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■19:02
このホテルには、何とディナーが付いていると言う。
「ふうみん」はタイのホテルに多く泊まったが、こんな事は初めてだ。
雨が降って来たので、外で食堂を探すのは面倒くさいから、ちょうど良いと思った。
しかし、レストランは薄暗く味も良くない。
料金は、ビール一本の80バーツのみ。 |
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■20:53
何か物足りない夕食だった。
このスラタニの街は、遅くまで屋台が出ているらしい。
雨がやんだので、街の中心部に向う。 |
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■21:00
この屋台で果物を買う。 |
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■21:12
後、とうもろこしを買いホテルに戻る。
部屋で口直しをしよう。 |