■行程2日目>201号線を走り一路ルーイへ



走行DATA



バンコク(6:15) → R1 → サラブリ(7:29)→ R2 → LAMTAKHLONGダム(8:18)
LAMTAKHLONGダムにて休憩
LAMTAKHLONGダム(8:35) → R2 → R201に入る(8:45) → チャイヤブーム(10:30)
ガソリンスタンド(給油)
42.8L×24.7B=1.060B
プランクー見学(10:40)・昼食(11:06)
チャイヤブーム(11:45) → R201 → R12に入る(13:12) → R201 → ルーイ(15:18)
ガソリンスタンド(給油)
21.6L×21.5BB=556B



2日目・走行距離 578キロ
累計走行距離 597キロ
当日給油 64,4L、1616B
累計給油 64,4L、1616B




■5:44

疲れていたせいか熟睡した。

昨夜はレンタカーの操作関連のチェックをしていなかったので、確認のため駐車場に行く。

メーターを見ると、外気温27度、距離メーターは29.021キロだ。


■6:00

このホテルの朝は早い。

バンコク空港に近いせいか、レストランは早朝から開いており、食事をする人達の姿が散見される。

部屋に帰り、「yayo」と連れ立って早目の朝食とする。

レストランの味は、可も無く不可も無く。


■6:15

ホテルをチェックアウトして、早目の出発だ。

今日は、ルーイまでの550キロの長距離ドライブになる。

日本で言えば、東京~盛岡を一般道でのドライブになるが、タイの一般道は信号も少なく走りやすい。

まずは、朝早く道路が空いている時に、コラート手前の201号線の入口まで行きたいと考える。


■6:29

ホテルを出て32号線を一旦バンコク方面に進み、Uターンレーンで戻り、高速に入った。

右手から日の出が見える。空気の悪いバンコクも、今日は日曜なので少しはきれいなのかな?

料金は、入口で10バーツ徴収され、途中の料金所はスルーパスだった。

もう少し走ると高速は無くなり、1号線に合流する。まずは一路1号線を下り、サラブリを目指す


■7:29

片道3車線の信号のない高規格道路の1号線を、100キロ超で快調に飛ばす。

サラブリ市内で2号線に入り、イサーン(タイ東北部)に向う。

創立1961年のタイで一番古いカオヤイ国立公園を右手に見ながら、坂道を登る。

コラート(高原)を実感する瞬間だ。



■8:18 2号線を走行中、前から気になっていた場所があった。それはパクチョンの先にあるLAMTAKHLONGダムだ。大きなダム湖(貯水量:310立方キロメートル)の畔に綺麗に整備されたパーキングがある。

ホテルから、二時間のドライブの休憩場所には最適だ。しばし、タイ人観光客と共に休憩する。ダム湖は今回満水だったが、今年の6月に通った時は干からびていて、改めてイサーンの過酷な気候を実感した。


■8:45

2号線は、コラート方面に直進する。この交差点を左折すると201号線に入る。

右折すると24号線で、この道路は一直線にウボンまで続くイサーンの横断道路だ。

201号線に入ると、片道一車線の道路になる。

車の数も少なく、ローカルで走りやすい道だ。快調に100キロで走行する。


■9:25

道端に横転しているトラックを見つける。

反対車線を飛び出しての横転だ。

真っ直ぐな平坦な道路で、事故がどんな状況で起きたかは分らないが、安全運転を改めて誓い走行する。


■9:30

201号線は拡張工事中だ。

近い将来、片道2車線の立派な道路になるだろう。


■10:17

ガソリンの警告ランプがついた。

ガソリンスタンドで給油する。


★給油DATA
1.060バーツ
42.8L、1L/24.7バーツ。


■10:30

チャイナプーム市内に入る。ここは、人口55.500人の小さな県都だ。

このチャイナプーム県は、観光客も少なくタイ人も県の位置すら知らない人が多いという。

イサーンに属するが、北部と思っている人も多いという。何か、かわいそうな県である。

このロータリーを直進すると、市内中心部に入る。「ふうみん」はここを右折して、クメール遺跡の「プランクー」を目指す。



■10:40  田舎の道を走って行くと、「プランクー」は道路際に忽然と現れる。


■10:41

愛想のいい犬が近づいてきたが、皮膚病に罹っており、敬遠する。


■10:40

一本の椰子の木とラテライトの褐色の遺跡との対比が、灼熱の太陽と青空の下とても見事だ。

この遺跡は、12世紀のクメールの偉大な王、ジャヤヴァルマン7世が設置した102ヶ所の施療院の一つ。

現在、残っているのは33ヶ所だ。


■10:50

砂岩の破風や、まぐさ石のレリーフ残されている。

博物館に入れられている遺跡が多い中、うれしい事だ。

破風には、観世音菩薩の立像が彫られている。


■10:50

まぐさ石には、カーラの上に神像が座っているが、磨耗が激しく判然としない。

直ぐ横のバライ(聖池)には、ピンクの蓮の花が咲いていた。

この遺跡の周りの住宅は、きれいな街並みになっている。


■11:06

朝食が6時と早かったので、お腹が空いた。昼食としょう。

チャイナプーム市内を、食堂を探しながらゆっくりと走る。

小さな県都だが、道路際は混んでおり、なかなか駐車スペースが無い。

やっと空きを見つけ駐車すると、目の前に食堂があった。

ラッキーだ!早速に入る。


■11:16

麺を2種類とカオパッド、それにビールとコーラを注文。

味はイマイチだった。

代金は、145バーツ。



■11:36 食堂前の道路から、チャイナプーム市街を望む。信号の先の左側が中心地で、大きなマーケットがあった。

左手手前には、トゥクトゥクが5~6台停まっており、運転手がのんびりと昼食を摂っていた。昼の、のどかなローカルな県都の光景だった。さあ~、そろそろ出発しょう。


■11:41

左折して、201号線をコンケーン方面に向かって走る。


■12:49

201号線の田舎道を順調に走っていると、PHU KHIEOという植木の街に出会った。

このような店が、左右に10店舗ほどあった。

日本の柘植の木の刈り込みにも似た感じで、どれも綺麗に刈り揃えてある。


■13:12

CHUM PHAEで、12号線にぶつかる。

ここを左折して、12号線を12キロほど走り、右折してまた201号線を走る。

この12号線は、さすがに幹線道路だ。綺麗に整備されたいい道だった。

左手にプークラドゥン国立公園を望みながら、緑の林の中をルーイ目指して201号線を北上する。


■14:37

「WELCOME TO LOEI」のゲートをくぐる。ルーイ県は、タイでも最も美しく昔から変わらない県の一つだ。

地形は山が多いため寒暖の差が大きく、乾季には零下にもなるタイの唯一の県だ。

ルーイ市は、人口32.500人の小さな県都で、バンコクからの距離は最短ルートの21号線経由で約520キロになる。

「ふうみん」は、チャイナプームを見たかったので201号線を選択した。


■15:01

ルーイ市内のガソリンスタンドで給油する。

何しろ、明日はラオス国境沿いの山道なので、途中にガソリンスタンドは少ないと思う。

地図で見ても大きな街は皆無なので、ガス欠だけは避けたい。まずは、満タンにしよう。

★給油DETA
555バーツ
21.6L、1L/24.5バーツ。


■15:18

「ルーイパレスホテル」には、昨年の11月にも来たので、市内の道も間違えずに到着し、無事にチェックイン。

このホテルとは、ちょうど1年ぶりの対面となる。

ルーイ川を渡る橋の上から、正面に白い7階建ての偉容が現れる。

こんな地方の小都市には、不釣合いの素晴らしいリゾートホテルだ。


■15:23

2階の部屋に入って驚いた。なんとセミスイートルームだ。

広い部屋にはあのバンコクのオリエンタルホテルにあった重厚な什器類が置かれ、窓の外には隣接した市民公園の緑が望める。

思わず、「yayo」と顔を見合わせ「サイコー!」と、うれしい声が出る。


■15:25

入口のドアの横には、使いやすそうな立派な机が置かれている。

出掛けに、フロント嬢に「いい部屋をありがとう!」とお礼をいった。


■15:53

荷物を解いて、まず最初に向った先は、キングスホテルの1階にあるマッサージ店のクイーンだ。

ここのマッサージが、昨年上手だったので期待をして出かけた。

昨年の方が上手だったが、ま~あ、一応は合格点だ。

タイに来る楽しみの一つが、タイマッサージにあるといって良いだろう。

料金は、2時間200バーツ+チップ100バーツを支払う。


■17:39

マッサージの後、外に出るとまだ日が残っている。

早速ホテルに帰り、大きなベランダから夕日を眺めたいと思ったが、残念ながら靄っており見えず。

公園越しに見える、ルーイの夕暮れの山並みは、とても好きなタイの風景の一つだ。


■15:57

夕食に出かける。

まずは、レンタカーでゆっくり走りながらの市内見学をし、美味しそうな店を捜そう。

昨年入った、韓国式焼肉店「キムチ」もあった。

外から見ると、経営は順調のようだ。

市内の東の外れに、灯りが煌々と輝いている市場があったので、覗いて見よう。


■18:00

市場の主役は豚の顔だ。


■18:01

綺麗に三角形に並べられた胡瓜。


■18:02

コウロギの様な虫を竹筒に入れて売っていた。

一つ10バーツ。


■18:02

タガメが元気に蠢いていた。


■18:03

そして、イサーン名物の虫の佃煮等など。

イサーンの庶民の台所の市場を見学していると…


■18:05

美味しそうなガイヤーン(焼鳥)の店があった。

その匂いを嗅いだら、急に食欲を感じた。

そうだ!今晩はガイヤーンを食べよう。


■18:24

屋台に行けば、美味しいガイヤーンの店があるはずだ。

市内をレンタカーで捜す。

市内の中心部に、三日月型の大きな池があり、その畔に屋台街があった。

小規模な屋台街で、歩行者天国になっている。

「yayo」と連れ立って屋台を散策しながら、一番美味しそうな店を捜そう。


■18:40

1軒の屋台のテーブルに陣取り、ソムタム(パパイヤのサラダ)、クイッティヤウ(米の麺)、カオパッド(焼飯)に、レオ(ビール)とコーラを注文。

残念ながら、ガイヤーンは何処にも売っていなかった。

ビールは、店のお兄ちゃんがよその店から買って来てくれる。

これが、屋台の良いところだ。


■18:48

料金は170バーツ。

お釣りの30バーツをチップとして、お兄ちゃん渡したら、ビックリしてそして喜んだ。

ホテルへの帰りに、セブンイレブンに寄り名産のルーイワインを買おうとしたが売っていない。

仕方が無い、メコン(タイウイスキー)を買う。

代金は、メコン105バーツ、ソーダ8バーツ×2。


■19:57

車を停めた近くの屋台を覗いたら、ガイヤーンがあったので、それと果物を買ってホテルに帰る。

部屋の重厚なソファーに座り、ガイヤーンをつまみにメコンを飲む。

タイにいるな~あ!と感じる、うれしい時間だ。

テーブルの上には、綺麗な花が飾ってあり、思わずパチリ。




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