駐車場から山道を下ると、新緑の木々の間から「黒湯温泉」の黒い建物が見えた。

「黒湯温泉事務所」の横に置かれた「看板」。

いい味を出していますネ。

乳頭温泉で一番人気の「鶴の湯」は、秋田藩主「佐竹本家」の湯治場であった。

それに対し、「黒湯」は角館城主「佐竹北家」の湯治場だった。

この混浴の露天風呂のブナの木の柱が素朴な味わいを出している。

露天風呂は「ふうみん」たちだけだったので、家人の「yayo」も混浴の露天風呂を満喫していた。

源泉が注ぎ込む内湯の湯船に、窓の明かりが射しこみ、お湯は乳白色に輝き水面は微かにゆれる。

温泉好きには堪えられない、素晴らしい「お湯」の表情。



秋田 Index