イサーンの大地走行2000キロプラス [ ワットプーへの招待 ]



 ナンディン宮殿から十字型テラス、ストゥーパのテラス




Dナンディン宮殿、E歩廊、F十字型テラス、Gストゥーパのテラス






E歩廊は長さ百メートルほどで、緩やかな坂道になっている。歩廊の外側に沿って回廊があったと思われる。その基壇部が残されている。



Dナンディン宮殿が左側にあるがラオス・イタリア・プロジェクトの修理中だ。



Dナンディン宮殿は金網で囲まれて中に入れず。屋根の下に修理する石材が保管してあった。

この裏から「王道」がコーケー、ベンメリアを通り、アンコール都城まで伸びていた。

しばし、1000年も前の時代に思いをはせる。

ロマンを感じる一時だ。遺跡めぐりの醍醐味でもある。




本殿方向から南宮殿方向を望む。手前の屋根のある建物がDナンディン宮殿の全景。



E歩廊の突き当たりにF十字型テラスがある。ラオスの国花プルメリア(チャンパー)の木がアーチを成している。

石段はかなり崩れており、近くにはごみが散乱していた。



F十字型テラスのプルメリアの木の間から、今歩いて来た東側のE歩廊を望む。



F十字型テラスには門衛神のドヴァラパーラ(Dvarapala)の像が立っている。

脇には花や線香の売店がある。

ここにもプルメリアの木のアーチがある。乾季には香りの良い白い花をつけるという。



F十字型テラスの門衛神のドヴァラパーラの像。



F十字型テラスの両脇には建物が建っていたのだろう。基礎部分だけが残されている。



F十字型テラスの北側には2体の門衛神のドヴァラパーラの像が横たわっていた。

一見、死体のようで気持ちが悪い。



F十字型テラスから、砂岩の階段にナーガ(Naga)のレリーフが彫られたムーンストーンがあった。

ここからが、神域に入るのか?



砂岩の階段の先にGストゥーパのテラスがある。

ここにもプルメリアの木のアーチがある。



Gストゥーパのテラスに通じる砂岩の階段は長い間の年月で湾曲している。



Gストゥーパのテラスとプルメリアの木のアーチ。



Gストゥーパのテラスには、ナーガの胴体を模した十字型の欄干がある。



Gストゥーパのテラスの名前の由来の南側のストゥーパ(Stupa)は原型をとどめていない。



Gストゥーパのテラスの北側の一番奥のストゥーパが一番保存状態が良い。



北側のラテライトの擁壁は崩壊が激しい。



南側のラテライトの擁壁はきれいな石組みが残されている。



本殿に通じる急な階段を登る。

さあ、もう一息で標高162メートルの本殿のあるテラスに出る。




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