■行程1日目>成田からバンコクへ



 DAY1 14km (TOTAL 14km)
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■15:04

例年11月の乾季に、タイ東北部(イサーン)の旅に出かけている。

今年はそれまで待てずに、私「ふうみん」と家人の「yayo」の二人は雨季の6月にタイに向けて出発した。

いつもはJALの朝の出発便を利用しているが、今回は午後便にした。

その理由は料金が一人9000円も安いのと、当日の朝自宅でゆっくり出来るからだ。


■18:51

この料金の差は二人分で18000円になる。

タイのお金では約6700バーツになり、イサーンのトップクラスのホテル6泊分に相当する金額だ。

JALの機内では二人とも麻雀ゲームに熱中してしまい、ゲーム後に「どーっと」疲れが出てしまった。

旅の最初からこんなに疲れるとは!…いい歳をして!と、しきりに反省した。


■20:48(以降タイ時間)

JAL703便はバンコク国際空港に定刻の20時15分に到着した。荷物を受け取り、ターミナル2にあるAVISレンタカーのカウンターで手続きをする。

今回選んだ車はホンダのJAZZの1、5リットルだ。

レンタカーの料金は7日間で、「yayo」の追加ドライバーと保険料を加え11232バーツ(約30000円)だ。

そのほかにデポジットとして20000バーツが必要だが、これはもちろん車の返却時に返してくれる。


■21:04

手続を終え係員とAVISの駐車場に行くと、うれしいことにナンバープレートが赤色だった。

タイでは新車登録から3ヶ月間は赤色ナンバーなのだ。

「ふうみん」がAVISの係員に対して赤色ナンバーを指差して「Oh!NewCar!」というと、係員はこいつ知っているなという顔をして「Yes!」と得意げに答えた。

形通りの車のチェックと注意を聞き、書類に確認のサインをして出発した。


■21:23

今晩の宿コンフォードスイーツ・ホテルに向かう。

場所は空港からバンコク市内に向かい約2キロの地点なので、片道5~6車線の一番左側をゆっくりと走る。

何しろ、行き過ぎたらUターンして戻るのが大変なバンコクの道路だ。

まもなくコンフォードスイーツの大きな看板が見え、スムーズにチェックイン出来た。


■21:24

今回の最初のホテルは空港に一番近く、かつリーズナブルという条件で「コンフォードスイーツ・ホテル」を選択した。

料金は朝食付で37ドル(約4000円)とバンコクでは安い。



■21:30 ホテルの部屋は広いが安普請の建物だ。この値段からいっても仕方がない。

窓のガラス越しに見える空港の明かりが幻想的で、少し得をした気分になった。


■22:02

荷物を置いて、何はともあれまずはタイ飯だ。ホテルに来る途中、適当な店はなかった。

昨年の旅「メコン街道をゆく」の最後の晩に行ったレストラン「シーフード・マーケット」に行こう!

勝手知った道なので、ホテルから10分ほどで到着し、奥の駐車場に車を停める。

土曜日の夜10時という事で、レストランの中は混んでいた。

風の通る2階のオープンエアの席に座り、メニューを見ていると驚いたような日本語がした。


■22:08

顔を上げると、昨年ここで会ったウエートレスのマリさんだ。

マリさんはノンカーイのターボの出身。

昨年食べた「かにカレー」や「タイ風さつま揚げ」等を頼む。


■22:12

タイ式に氷を入れたビールとタイ料理。それと生バンドの音楽。

タイに着いた事を実感する、とても幸せな瞬間だ。

マリさんに「マリさんが日本人の男性を募集中とホームページに乗せたが、今のところ反応が無いよ!」というと、少し残念そうな顔をした。


■22:57

アンコールトムのバイヨン像を模したレストランは、週末とあってとても賑やかだ。

タイの最初の夜も更けて来た。

明日からの旅に備えようと勘定を済まし、マリさんにチップを弾む。


■23:01

ホテルに帰る道すがら、「yayo」に話しかけた。

前回の旅の終わりに会った人に、今回の旅の最初に出会う。

まさに、旅の終わりは、旅の始まりだ。

最初の晩の彼女との出会いは、今回の旅が、

何かとてもいい旅になりそうなそんな、予感がするね・・・




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