2日目 アユタヤからナコンラーチャシーマー(コラート)へ




ビルマ軍の手によって無残に破壊されたアユタヤ遺跡





アユタヤ見物へ

クルンシーリバーホテルの朝食は、ビュッフェ方式で品数も多く、味も水準のレベルであり満足した。

タイのホテルに宿泊した時の楽しみの一つは、この豪華で品数の多い朝食にあるといってもいいだろう。ホテルのレストランを見渡すと、客の3割は日本人でほとんどが年配者だった。

9時前にホテルを出発した。今回のアユタヤ観光は、前回の観光で見れなかった所を中心に回ろうと思った。

まず、郊外のワットプーカオトーンへ向かう。「黄金の山」という意味を持つ寺院だ。車での個人旅行の良いところだ、まもなく目的地に着いた。

ここの仏塔はアユタヤで1番高い80メートルあり、「yayo」と登ると塔の上からアユタヤ市内が一望出来る。

まだ朝早いので、観光客が誰も居ず快適である。良く見ると塔は傾いており、いかにもタイらしい…マイペンライだ。

次にワットロカヤスタの高さ5メートル、長さ29メートルという、10階建てのビルに相当する巨大な涅槃佛を見学した。

風雨にさらされてところどころ剥げ落ちてはいるが、大空の下で安らかに寝ている姿はとても微笑ましい。

その後、王室の守護寺院のワットプラシーサンペットの駐車場に車を止めて、寺院を見学して戻って来ると、フロントグラスを小汚い布が覆っている。

何だろう?もしかしたら、これは日除けだな…してやられたな!と思っていると、どこからともなく男が出て来て布を取った。しかたがない無用のトラブルは避けよう。男に20バーツを渡した。

国立博物館は残念な事に休館の為、歴史研究センターを見学した。平日のせいか誰も居ずゆっくりと見学出来た。そして、歴史公園や旧市街をゆっくりとドライブして日本人町跡に向かった。

日本人町跡は、記念館や山田長政の碑があったが、何ら見るべきものは無かった。売店には日本人の観光客が沢山おり、土産物を物色していた。


一路イサーンを目指す

さあ、これからが本番だ!イサーンの大地を駆ける旅への出発である。

日本人町跡から32号線と1号線を通り、サラブリ迄70キロだ。1号線は、本線が片道3車線に側道2車線、上下線合わせて10車線のすごいスケールの道路だ。

時速100キロで飛ばすが、信号は全く無いし、勿論横断歩道も無い。たまにポッンと歩道橋が在るだけだ。

その為だろう、仕方なくこの広い道路を横断する人がいる。日本の東名高速を人が横断すると考えて見てほしい。当然、こんな事に馴れていない「ふうみん」は恐い。

サラブリからナコンラーチャシーマー(コラート)方面へは立体交差で、1号線から分かれて2号線に入るが、相変わらず良い道路だ。

少し走るとやっと山が見えて来た。何かうれしくなってくる、コラート(高原)に近づいている。何しろタイに着いてから、今まで全くの平地だったからだ。


タイの坂道運転考

さらに、坂道に入ってビックリした。大型トラックが道を這いつくばる様に、黒い排気ガスを出しながらノロノロと走っている。

登坂車線、走行車線をなんと時速5〜10キロの信じられないくらい遅いスピードだ。なおも、追越車線までこの調子で走っている大型トラックがいるではないか。

時速100キロで走ってきた我々の車は急ブレーキを踏んだが、地元の車はさすがに馴れているのか、坂道に入る手前で上手くスピードをコントロールしている様だ。

何度か、この坂道の様な光景を体験していると、大型トラックは積載オーバーだけで遅いのではなく、タイの運転手はギアを落とすという事をしないのではないか。それとも知らないのかと思うようになった。

なぜならば、普通車でも猛スピードで走ってきた車が、坂道ではスピードダウンするからだ。


昼食は名物のステーキで

カオヤイ国立公園の近くに、名物の牛ステーキの看板を出している店を見つけた。駐車場には車がたくさん止まっており、お客はタイ人ばっかりだ。早速に入る。

席に着いて、ウエートレスにステーキを注文すると、裏庭に行けと指をさす。裏庭でバーベキューなのかと思って行くと、何とそこは…トイレだった。

オーナーが出て来て、やっと注文できた。ステーキ肉は固く、日本の霜降り肉の様には行かなかったが、ブラックペッパーの粒が沢山入ったソースは美味で、「yayo」は満足そうだった。


コラートへ

昼食後、ナコーンラーチャシーマー(コラート)を目指す。2号線は相変わらず快適で良い道路だ。100キロ程走るとコラートに着いた。タイで二番目の人口60万人の大都会である。

コラート市内に入り、まずはTAT(タイ観光公社)を目指したが、橋を渡り降りた所だったので分からずに通り過ぎてしまった。

少し、市内を迷ったがTATにたどり着き、コラートとイサーンの地図を貰いカオプラヴィハーン遺跡やチョンメックを確認した。

それから、チョムスランホテルに向かい無事にチェックインした。

チョムスランホテルは、少し古く部屋も狭い。まるで日本のビジネスホテルの様な部屋だ。ただし、窓の外を見るとナイトバザールの入り口が見える。ロケーションは市の真中で良い様だ。

シャワーを浴びて一休みした後、コラートの街角探訪に出かける。街中を一回りしたが、観光客の姿は無いし、タイマッサージ店も無い。クラングプラザで果物を買って帰る。


コラート市内散策

夜になって、ホテルのレセプションでタイマッサージ店を聞いて出かける。タイマッサージ店はセブンイレブンの近くだという。

ナイトバザールを見て、セブンイレブン周辺のタイマッサージ店を捜すが、いくら捜しても無い。

タオスラナーリー像近くのチュンポーン通りの道端で、4、5人の男女が毛布を敷いて座り込んでいた。ホームレスだと思ったが、よく見るとそこでタイマッサージが行われているではないか。

「yayo」が、「ふうみん」やって見たらと冗談半分に勧めるが、さすがの私も、ここでは蚤が移り体が痒くなりそうで、マッサージを受ける気がしなかった。

歩き疲れお腹も空いたので、通りすがりの中華麺屋に入り夕食とする。この店でタイマッサージ店を聞いたら、ホテルのレセプションで教わった所と全然違う場所だった。

帰り道、屋台で美味しそうなソムタムを買ってホテルに帰り、先程買った果物とソムタムとをサカナにしてレミーマルタンを飲む。

この日の走行297キロ…お疲れ様でした
少し傾いているワットプーカオトーン…マイペンライ

仏塔の上から朝靄のアユタヤ市内が一望出来る

大空の下で気持ちよさそうに眠る涅槃佛

王室の守護寺院のワットプラシーサンペット

何も見るべきものがない日本人町跡

素晴らしい国道2号線

坂道を大型トラックは時速5〜10キロで走る

ステーキハウスの駐車場の大きな看板

昼食はカオヤイ国立公園の名物ステーキだ

コラート市内にはサムローが走っていた

チョムスランホテルに無事チェックイン

チョムスランホテルの前の道路

ホテルの前はナイトバザールの入り口だ

ソンテウが走るコラート市街




ドライブマップ
赤字:本日のドライブコース…297キロ(累計363キロ)
「yayo」の日記

アユタヤの遺跡巡りをしてコラートへ向かう。

バンコク市内の交通量と違い走っている車の量は少ないが、
日本の高速道路のような立派な片道2車線、3車線の一般道がず〜っと続く。
そこを平均時速100キロで走る。

高原(コラート)に向かう坂道に差し掛かると、先のほうに十何台も縦列駐車?
上り坂の登坂車線なのに"危ないな"と思いながら近づくと、
止まっているのではなく、すご〜くゆっくりと走っていた。
あらあら……

ただただ、ひたすらに大地を走行しタイの国の広さを実感。

家人「yayo」、亭主「ふうみん」