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松本俊夫=脚本・監督
「修羅」の試写会招待状
1971年1月22日
朝日講堂

松本プロ+ATG提携作品
出演・中村賀津雄
三条泰子、唐十郎
9、新宿文化とうれしいメール 2006.02.11


この正月、実家に年始の挨拶に行ったついでに何か面白いものはないかと押入れの中を漁っていたら、古いハガキの束の中からATG作品で松本俊夫監督の「修羅」の試写会招待状や当時の「ATG」や「草月シネマテーク」の案内状。それに四つに折られたジョセフ・ストリック監督の「ユリシーズ」のチラシ等が出て来た。

捜していた宝物を見つけたとてもうれしい気分だった。そういえばこの所、「ふうみん」は他のサイトばかり更新して「蔵出し映画缶」の更新がおろそかになっていたなあ〜と思い、近い内にATGを題材にしてサイトを更新しなくては!と考えていた。

そんな折、「蔵出し映画缶」を見た「ふうみん」と同じ団塊世代の女性からメールが来た。

…北の地方都市でヌーベルバーグ映画に憧れていた女の子は東京の短大に進学し、1968年から1969年にかけて新宿文化でアルバイトをしていました。

記憶の扉を叩いた事から、自分が持っていた当時の資料などを探す内、興味はおのずと60年代の新宿へ。風月堂のサイトなども発見し、ここのところ毎日のように新宿にタイムトリップしています。

「アートシアター新宿文化」で検索していて「蔵出し映画缶」を発見。懐かしさで一杯です。…(メールの概略)

と、とてもうれしいメールでした。

丁度、彼女がアルバイトしていた期間である、1968年から1969年にかけての「新宿文化」の「アートシアター友の会」の会報「CERCLE DESSAI(セルクル・デッセイ)」に「アートシアター新宿文化」と「アンダーグラウンド蝎座」のスケジュールが掲載されています。

当時の貴重な資料でもあり、「新宿文化」の活動が良く分かると思い「特集コーナー」で取り上げる事にしました。

当時の熱気とエネルギーの満ちた「新宿文化」の雰囲気を味わってほしいと思います。

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