旅のはじめに


40年前の1972年1月2日、益田の醫光禅寺にて
左から「ふうみん」、「さっぽろさん」、「裕ちゃん」
40年後の2012年1月16日、宮島の厳島神社にて
左から「裕ちゃん」、「ふうみん」、「さっぽろさん」



40年ぶりの旅に出よう!
40年前の正月休暇、会社の同期で友人の「さっぽろさん」と「裕ちゃん」と私「ふうみん」の三人で山陽・山陰の旅に出た。

当時は新幹線が新大阪どまりで、全くの行き当たりバッタリの旅だった。正月で満員の旅館には空き部屋がなく、仏壇のある家族の部屋に泊まったり、そこで生意気にも芸者を揚げたり、また、初めて松葉ガニに舌鼓を打ったりと、とても思い出深い旅だった。

現在ご隠居生活をおくる三人は、40年ぶりに思い出深い旅を再び味わおうと、真冬の山陽・山陰の旅に出かけることにした。

40年前の旅については、「ふうみん」の別サイト「蔵出し昭和缶」に、DISCOVER⇒JAPANの旅として掲載したが、1971年12月31日から5泊6日(下表参照)の旅だった。

今回の旅は、3ヶ所の世界遺産の見学とグルメと地酒がメインテーマのため、年齢や体力の衰え等を考慮に入れて、4泊5日の月曜から金曜の空いている平日の日程とした。(これぞ、ご隠居の特権だ。)

そして、三人のそれぞれの役割分担を下記のように決めた。

札幌に23年間在住し、現在千葉に住む「さっぽろさん」は、法人部在籍の経験から対外折衝を担当。
同じく千葉に住み、カラオケで裕次郎の歌が得意な「裕ちゃん」は、経理部在籍の経験から会計を担当。
私「ふうみん」は、営業統括部在籍の経験から企画と予約を担当。

さて、ご隠居生活でそろそろ耄碌の始まった三人の弥次・喜多道中は、どうなるのでしょうか?
2012年2月
「ふうみん」
40年前の旅  (1972年、昭和47年)
年 月 日 行    程 宿 泊 地
1 1971/12/31 東京(6:00)→新幹線→新大阪
山陽本線 新大阪→姫路→倉敷
倉敷
商人宿
2 1972/1/1 山陽本線 倉敷→宮島口→宮島タワー→山口 湯田温泉
まるこ
3 1972/1/2 山口線 山口(9:46)→津和野(10:53)、(12:56)
→益田(13:36)医光寺  山陰本線 益田→浜田→江津
有福温泉
三階旅館
4 1972/1/3 江津(9:57)→だいせん2号→出雲(11:11)→出雲大社
→一畑電鉄→松江
松江温泉
水天閣
5 1972/1/4 松江城→松江→鳥取→タクシー→鳥取砂丘→千貫松・昼食
→岩美→城崎
城崎温泉
新かめや
6 1972/1/5 城崎→京都→新幹線→東京



Next Index