第24部 タイのシルクロードをゆく
◆行程6日目 ハートヤイから、クラビへ
       ハートヤイからパッタルンと博物館を見学して、クラビへ   2019/12/07(土) Google map 
ATK Garden Hills Hotel


■6:20

ATK Garden Hills Hotel の部屋から外を見ると、どんよりとした雨雲が空を覆っている。

・・・いやだなあ。


■6:35

朝食を摂りにホテルのレストランに行く。


■6:39

朝の定番のおかゆをいただく。


■6:51

今回の旅で、初めてドラゴンフルーツに出会う。

このドラゴンフルーツは、タイ産はあまり美味しくないが、ベトナムで食べると何処のホテルでも美味しかった。

このホテルのはマアマアだった。


■6:55

昨日ダウンした「yayo」は、だいぶ元気になり好物のてドラゴンフルーツを食していた。


4号線を北上する


■7:28

今日の予定は緩やかだ。

丁度、疲れもたまった頃なので、寺院を2ヵ所と民間の博物館を1ヶ所見学して、リゾート地でタイマッサージにかかりリラックスしたい。


ホテルを出て、ハートヤイの市内を抜ける。


■7:53

また雨が降ってきた。

乾季のベストシーズンにだ。もう、笑うしかないね。

4号線を北上する。


ワットキィアンバーンケーオ(Wat Khien Bang Kaeo)


■8:45

ワットキィアンバーンケーオ(Wat Khien Bang Kaeo)は、Googl Map で見つけた。

シュリーヴィジャヤ時代の949年の創建で、当時はこの周辺がパッタルンの中心地だったという。

現在のパッタルン市からは、30キロほど離れた辺鄙な場所にある。



■8:57 境内にある古いレンガの遺跡。これがシュリーヴィジャヤのものなのか。
(残念な事に、カメラの設定がいつの間にかソフトフォーカスになっていた。次の写真も)



■8:57 境内を探すが、レンガの基壇の他は古代の遺跡や遺物は見当たらない。


■8:58

寺院のすぐ横には川が流れ、ソンクラー湖に注いでいる。

1000年も前には、海岸線が後退しており、ソンクラー湖はソンクラー湾だったのではないか。

先日見学したワットチャティンプラは、対岸に位置する。


■9:00

八角形のスリランカ様式の高さ22メートルのチェディー(Phra Baromtad Chedi)。

伝説では、949年の創建で、950年にスリランカから渡ってきた仏陀の骨が納められたという。


■9:02

聖なる井戸。


■9:03

境内に置かれていた、この機械は何なのかな?


■9:10

寺院のすぐ近くの Phat Thong Beach は、湖水の水が溢れていた。

このソンクラー湖(当時は湾?)を利用すれば、ここパッタルンの旧市街は貿易港として便利だったと思う。


ワットワン(Wat Wang)


■9:30

ワットワン(Wat Wang)。

ワットワンは、現在のパッタルンの中心から6キロ離れた場所にある。

ラーマ3世の治世に、プラヤパッタルン(トンカオ)によって建てられた。

本堂の壁画が素晴らしいという。

工事中なので入るのを躊躇っていたら、寺の関係者のおばさんが出てきた。


■9:32

工事中の本堂だったが、親切なおばさんに導かれ室内に入る事が出来た。

堂内では職人が作業中だった。



■9:33 ラーマ4世の時代の壁画には、仏の生涯の様子が描かれている。正面には、ペッチャブリーのワットコケーオスタラームで見たのと同じ「仏陀を救った母なる大地の女神プラメートラニー」の場面が描かれている。比べて見ると面白い。



■9:33 仏陀を異なるモードで撮ってみた。


■9:34

立派な境界石。

親切なおばさんに、お礼を言って堂内を出る。


パッタルン(Phatthalung)


■9:43

パッタルン(Phatthalung)の市内に向けて走る。

石灰岩の山は高さ250メートルのオクタル山。

あの山の下がパッタルンの中心地だ。


■9:46

パッタルンの市内を走る。

タイ好きの間でも、行った事のない地方都市のベスト3に入るというらしい。

確かに「ふうみん」も、深南部の3県を除くと初めてだ。


■9:59

パッタルンの市街の立体交差を抜けて、4号線を走る。

また、雨が降ってきた。


トラン(Trang)


■10:26

4号線をトラン(Trang)に向けて走る。

南国の空だ。


・・・ず~っと悩まされていた雨も、マレー半島の中心の山脈を越えると大丈夫だった。

この後、帰国まで雨に会うことは無かった。


■10:46

カフェアマゾンで一休み。

ノンシュガーのアイスコーヒーを飲む。


飲み物代、100バーツ。


■10:54

トランの中心地を走る。


■10:59

先ほどのパッタルンとは大違いの賑やかさだ。


■11:01

街中には、ソンテウも走っている。


■11:02

ワットタンティヤーピロムプラアラムルアン(Wat Tantayapirom Phra Aram Luang)の前を通る。

この寺院は、トラン随一の規模を持つ寺院だが、今回はパスしよう。


■11:43

4号線の丁字路を左折して、クラビ方面に向かう。




ワットクローントム近くのレストラン


■12:26

ワットクローントム(Wat Khlong Thom)の境内に入る。


■12:27

ワットクローントム博物館(Wat Khlong Thom Museum)に到着したら、博物館は閉まっている。

変んだな~あ!今日は休館日では無いはずだ。

隣の売店のおばさんに聞くと、昼休みだそうだ。


■12:40

博物館の近くのレストランで昼食としよう。

レストランの名はパナサリショップ(ร้านปัญฑารีย์)。


■12:53

カオパッドとビールを注文。

隣に池があり、いい感じのレストランだった。


■13:03

サービスでパイナップルが出てきた。

ビールを2本飲んで

昼食代、チップ込みで300バーツ。


ワットクローントム博物館(Wat Khlong Thom Museum)


■13:17

昼食を終えて、再びワットクローントム博物館(Wat Khlong Thom Museum)に向かう。

この博物館は、2015年に今の建物で正式にオープンした。

ワットクロントムの近くにビーズの埋まった小山があり、その地を発掘調査した結果、石器、青銅器、コイン、陶器の破片や5000年以上前のビーズが出土した。


入館料、100バーツ。


■13:22

マレー半島を横断する交易路の重要な港からの発掘品。

アンダマン海とタイ湾に沿って、チュンポン、ラノーン、スラターニー、パンガー、クラビ等に海洋貿易の遺跡がある。

当時の最も人気のある製品はビーズだった。


■13:30

文様が刻まれた石。


■13:30

腕輪。


■13:31

陶器。


■13:32

金属片。


■13:32

ビーズのネックレス。


■13:35

大きな鬼面が飾ってあった。

説明文はタイ語で分からず。


■13:38

ミニチュアのシヴァリンガ。


■13:37

ワットクローントム博物館の展示品の目玉は、中央の2点の人間の顔にモザイクの形をしたガラスビーズだ。

太陽のシンボルに似た特性を持つため、「ソーラーゴッドビーズ」と呼ばれている。

その他にも、神聖なビーズ、ガラスビーズ、モザイクなどのさまざまなタイプのビーズがある。


■13:39

本物のソーラーゴッドビーズは、米粒大ほどの大きさだ。


■13:39

ソーラーゴッドビーズ。


クラビ(Krabi)へ


■14:10

クラビ(Krabi)の歓迎ゲートを潜る。


■14:29

石灰岩の山が迫り、クラビに来た事を実感する。


■14:32

石灰岩の山。


■14:42

アオナンモスクが見えて来た。

目指すホテルはもう直ぐだ。


シュガーマリーナリゾート(Sugar Marina Resort)


■14:48

シュガーマリーナリゾート(Sugar Marina Resort)の動線がひどかった。

このホテルは新館を裏の山側に造った。その為、フロントは新館になり、そこに行くには狭い急坂を登る。

フロントの前に車を停めてチェックインを済ますと、車を移動してくれと言う。駐車場はフロントの下だ。

やっと、駐車場に車を停めると、本館まではスーツケースを持って急坂を移動だ・・・部屋に着くまでに、疲れてしまった。


■15:58

部屋に入ると、殺虫剤の強い匂いが充満している。

せっかく、クラビの4星のリゾートホテルを奢ったが・・・気分は良くない。

気分直しに、ベランダに出てコーヒーを飲む。


■15:58

「ふうみん」は「yayo」を部屋に置いて、ホテルの周りを散策する。

道路を挟んで対面から、シュガーマリーナリゾートを望む。



■16:57 旧館と新館の間にプールがある。(カメラのモードがソフトフォーカスのままだった)


アオナンビーチ(Ao Nang Beach)



■17:46 今晩の予定は、アオナンビーチで夕日を鑑賞し、タイマッサージを受けて、イタリア人の経営するレストランでイタリアンを食べよう。

まずは、ホテルから歩いて10分ほどの距離があるアオナンビーチ(Ao Nang Beach)で、美しい夕日を鑑賞した。(ここでカメラのソフトフォーカスに気づきモードを正常に戻す)



■17:58 ホテルからアオナンビーチに続く道はタイにしては珍しく、幅広できれいに整備されている。



■17:58 海岸方面を望むと、日が沈み夕暮れが迫っていた。さあ、タイマッサージを探そう。


■19:10

リゾート地なので、タイマッサージ店は多くあり、ホテル近くの Dee Dee Massage に入る。

1時間のコースで、250バーツ+チップ100バーツ。

上手なマッサージだった。

・・・満足満足。


イタリアレストランの「Spaghetti House」


■19:19

イタリアレストランの「Spaghetti House」に入る。

ここは、イタリア人の経営なので選択した。

タイにはイタリア人の経営のレストランが多いが、名義などはどうなっているのかな?


まずはビールだ。


■19:28

シーザーサラダ。


■19:33

ピザとパスタを注文。

パスタは美味くなかった。

ビールを2本空けて、

代金は、1200バーツ(チップ込み)


今回の旅では一番の高額だった。
・・・コストパフォーマンスは良くなかったね。


レンタカーの走行距離
本日の走行距離 316キロ
累計の走行距離 1505キロ
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イサーンの大地走行2000キロプラス タイのシルクロードをゆく
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