◆行程3日目 チャイヤブームからコンケーンへ
       チャイヤブームから、4か所の遺跡を見学しコンケーンへ   2017/11/11(土) Google map 
プランクー(Prang Ku)



■6:11 朝食前に、ホテルから車で5分ほどの場所にあるプランクー(Prang Ku)を訪問。プランクーは、ジャヴァルマン7世が13世紀に102ヶ所造った「施療院」の一つである。


■6:13

この祠堂と砂糖椰子の構図が好きだ。

プランクーは、2005年11月に訪れているから12年振りとなる。


■6:13

祠堂の内部に置かれた仏像は、ドヴァラヴァティー時代(6~10世紀)の大変古いものだ。


■6:14

この「施療院」の見どころは、祠堂と経蔵に彫られた彫刻にある。

これは、祠堂の破風に彫られた「観音菩薩立像」とバイヨン様式のまぐさ石だ。


■6:15

経蔵の上部は砂岩で造られ、破風の部分には人物像らしきものが彫られているが判然としない。

また、まぐさ石には「乳海攪拌」が彫られている。


■6:15

経蔵は破風の部分だけが修復され、屋根の部分はない。

奥にヨニが置かれていた。


■6:16

経蔵の聖水を流すソーマスートラの部分は、テラス部分と結合され微妙な修復状態だ。


Siam River Resort


■6:44

ホテルに戻り、朝食を摂る。

この早朝からレストランは一杯だった。

ホテルに付属している結婚式場で、朝早くから結婚式が催行されるようだ。

考えてみれば、今日は土曜日なんだ。


■6:47

朝食をおいしく頂きました。


■7:56

サイアムリバーリゾートを出発する。

このホテルへの入り口は、幹線道路からこのタイ文字のゲートしかない。

以前の旅のように、地図を頼りに探したらすごく往生しただろうと思った。

グーグルナビ様々だね。


Ku Daeng


■8:04

Ku Daeng を目指し、225号線を西に走る。


■8:20

Ku Daeng まで4キロの標識。



■8:27 Ku Daeng は、Wat Kut Yang の境内にある。ラテライトの基壇の上にレンガ造りの祠堂が建っている。祠堂は四方に入り口があり、屋根は崩壊しフレーム部分が残っている。

この建築方法及びまぐさ石の様式から、11世紀のバプーオン様式と推定される。



■8:28 まぐさ石には、今朝見学したプランクーの経蔵のまぐさ石と同じ「乳海攪拌」が彫られていた。


■8:31

建物の砂岩の基壇には、いたるところに穴が開いていた。


Prang Ku


■8:59

225号線を戻り、チャイヤブーム市内を抜ける。


■9:23

202号線のガソリンスタンドに入る。

今回の旅の最初の給油だ。


■9:23

給油口を開けると、ガソリンはE85を推奨していた。


■9:24


★給油DATA

給油価格 700 (B)
給油量 33 (L)
1L当り 21.21 (B)


■9:27

スタンドに併設されているカフェアマゾンで一休み。


■9:53

Prang Ku へ向かう田舎道を走る。



■9:59 道路の半分を使った稲穂の天日干し。


■10:02

グーグルのナビは、この寺院のガタガタ道を誘導する。


■10:03

後で分かったが、この道は裏道だった。



■10:07 寺院(名前はタイ語で分からず)の境内に車を停めて遺跡を探す。100メートルほど東に、目指す遺跡はあった。


■10:09

Prang Ku 遺跡。

今朝行った遺跡もプランクー(Prang Ku)だ。ただしこちらの遺跡は、ナコンラチャシーマになる。

タイ語で「Prang」は、クメール様式の塔を意味し、「Ku」は、内部に出入りの出来る空洞のある小さな塔を意味する。

その為、「Prang Ku」という遺跡名は多くある。


■10:09

ラテライトで造られた祠堂内部には、仏像を始めとしたいろいろなものが飾られている。

残念ながら、クメールの遺物はない。

円形の基壇の上に、北側の入り口の形式はクメール遺跡として珍しいと感じた。

どこまでが、オリジナルなのか?


■10:10

建物の東側の壁は、創建当時のオリジナルなものと思われる。


■10:11

西側には砂岩のフレームらしき柱が2本立っている。

こちらが、本来の入り口なのか?

この遺跡の詳細は分からず。


Prang Ku Ban Nong Faek


■10:33

Prang Ku Ban Nong Faek へ向かう。

また、この遺跡も「Prang Ku」だ。

これから向かう遺跡には「Ban Nong Faek」と地名が付いている。

交通事故現場に遭遇した。

安全運転で行こう。


■11:00

2054号線を走る。


■11:13

幹線の201号線を右折して、コンケーン方面に向かう。


■11:15

そうすると、検問を実地していた。


■11:21

右折して、2389号線に入る。


■11:25

コンケーンまで94キロ地点の2389号線を、のんびりと走る。


■11:59

Wat Prang Ku の門をくぐる。



■12:00 Prang Ku Ban Nong Faek に到着。


■12:01

Prang Ku Ban Nong Faek は、ジャヴァルマン7世が13世紀に102ヶ所造った「施療院」の一つである。


■12:01

向かって、右奥のバライ。


■12:02

塔門の屋根は、復元されていない。


■12:03

祠堂も、途中までしか復元されていない。

その祠堂の前には、ごちゃごちゃと色んなものが置かれている。


■12:03

経蔵には、ソーマスートラの痕跡はない。


■12:09

屋蓋の先端部分の「笠石」が組み立てられていた。

修復工事時、祠堂をすべて修復する建築技術が無かったのだろうか?


Or. Kung Pao Restaurant


■13:09

12号線を走りながら、昼食を摂るレストランを探す。

手長エビの看板を見て、このレストランに入る。


■13:11

このレストランは「Or. Kung Pao Restaurant」という。


■13:23

手長エビの塩焼き。4種類の薬味が付く。

これは美味い。

ビールが進む。


■13:23

ライスがクマさんの形をしている。

「yayo」が、かわいいね!という。


■14:02

可愛いウェートレスだった。

昼食代、635バーツ。


コンケーン国立博物館(Khonkhaen National Museum)



■14:20 12号線を走り、コンケーンの歓迎ゲートをくぐる。


■14:27

2号線を突っ切り、コンケーン市内に入る。


■14:33

コンケーン国立博物館(Khonkhaen National Museum)に到着。

この博物館にはクメールの遺物は少ないが、写真撮影がOkなので再訪した。


■14:38

セーマ石(境界石)の一部。

BOUNDARY STONE WITH RELIEF

DVARAVATI ART,

9-10TH CENTURY


■14:41

この博物館の看板とも云える、セーマ石の傑作。


BOUNDARY STONE WITH RELIEF

DVARAVATI ART,

9-11TH CENTURY


■14:44

クメールの遺物も少ないが在った。


VISHNU

LOPBURI ART,

11-13 CENTURY


■14:55

NARAYANA ON GARUDA

LOPBURI ART,

11-13 CENTURY



■14:50 まぐさ石が1本あった。「yayo」に説明する「ふうみん」。カーラの上でナーガに護られた仏陀、右は観世音菩薩、左は般若菩薩。

LINTEL WITH CONCEPT OF RATANATRIYA MAHAYANA 
LOPBURI ART, 13 CENTURY


■15:21

博物館の庭には、セーマ石が数か所に配置され、また収蔵庫もある。

駐車場近くに放置されている石は、何なのだろう?


ロマンチックホテル(Romantic Hotel)


■15:27

コンケーン国立博物館から、ほんの数分でロマンチックホテル(Romantic Hotel)に到着。


■15:37

新しく快適な室内だ。


■15:38

小さなキッチンが付いている。コンドミニアムとして建築されたのかな?



■15:39 ホテルのベランダから眺めると、この辺りは緑が多い。



■17:56 ホテルのベランダから、夕暮れの市内を望む。中心の高いビルはホテル群で、いつもはあの周辺のホテルに泊まるが、今回は違う場所にした。


Namnueng Lablae Vietnamese Restaurant


■19:05

Namnueng Lablae Vietnamese Restaurant で、おいしいベトナム料理を食べよう。

コンケーンには、ベトナム戦争時に避難してきたベトナム人が多く住み、ベトナム料理が美味いという。

このレストランは「Google map」で見つけた。


■19:09

「ふうみん」のおなじみ「ネームヌアン」。

ネームヌアンとは、春巻きの皮を水で戻して焼いたネーム(豚肉の酸味ソーセージ)と、 野菜とハーブに生にんにく、唐辛子、スターフルーツを戻した春巻きの皮に包み、甘辛いタレをつけて食べる料理。


■19:11

「生春巻き」。

これは失敗だった。上記「ネームヌアン」とダブってしまう。

次回からは「揚げ春巻き」にしょう。


■19:14

久しぶりの「ネームヌアン」に満足の二人。


■19:35

この、香草のたくさん入ったサラダが美味だった。

こんなに生にんにくを沢山食べて、お腹を壊さないのは何故なんだろう?と、いつも思う。


■19:59

最後の〆は、ベトナムヌードルで。

夕食代、570バーツ。



■20:13 表通りに出ると「I AM U」という店が賑やかだった。


■20:20

ロマンチックホテル(Romantic Hotel)まで、もう直ぐだ。


レンタカーの走行距離
本日の走行距離 256キロ
累計の走行距離 725キロ
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