第22部 南インド、レンタカー旅行
◆行程9日目 ハッサンから遺跡見学を経て、マイソールへ
      シュラヴァナベルゴラ、ソムナートプルを見学し、マイソールへ   2016/12/14(水) Google map 
ホテルラーマ


■6:30

朝起きてから、窓の外を何度も見るが雨の止む気配は無い。


■7:05

テレビを付けると、高額紙幣廃止に伴う混乱と、昨日のモンスーンの被害を映していた。


■7:31

車の状態を確認しに行く。

左前輪のタイヤの空気圧が下がっている様だが、ガソリンスタンドで空気を入れて旅行中持たせよう。


■7:44

レストランで、マサーラードーサーを摂る。


シュラヴァナベルゴラ(Sravanabelagola)へ


■9:03

今日まずは、ジャイナ教の聖地シュラヴァナベルゴラ(Sravanabelagola)を目指す。

9時にホテルをチェックアウトし、隣のガソリンスタンドでタイヤに空気を入れる。


■9:08

グーグル先生はハッサンの町を抜けるのに、メイン道路でなく市場の中を誘導する。


■9:10

何故、こんな道を案内するのだろう?


■9:11

メイン道路に出ると、工事中で大混雑していた。

素晴らしや、グーグル先生。


■9:24

片道2車線の高速道路7号線を、快適に飛ばす。


■9:27

この畝っている路面は、スピードブロッカーいう。

スピードを出して突っ込むと、えらい目にあいますヨ。


■9:29

高速代、35ルピー。

「ふうみん」が、指を一本立てているのは、片道通行という意味だ。


■9:58

高速道路の7号線から、州道の8号線の田舎道を走る。


シュラヴァナベルゴラ(Sravanabelagola)


■10:17

シュラヴァナベルゴラ(Sravanabelagola)の街に着き、駐車場に車を停める。


■10:20

この白い門の奥の岩山が、ジャイナ教の聖地ヴィンディヤギリ(Vindhyagiri)だ。


■10:23

まずは、この有料トイレで用を済す。

5ルピーほど。


■10:24

隣にある靴の預け所。

こちらも、5ルピーほどだった。


■10:30

この岩山の階段は、614段もあるという。

ゆっくりと登ろう。

この、ヴィンディヤギリは「雷神の丘」という意味。

階段に座っている女の子は、写真を撮ってもらっている。

インド人は、写真を撮られるのが大好きだ。


■10:37

入口の門が見えて来た。

やっと、登り終える。



■10:39 振り返ると、方形のタンクを挟んで対面に低い岩山がある。こちらもジャイナ教の聖地でチャンドラギリ(Chandragiri)といい、寺院群がある。



■10:42 入口の門を抜けると、17世紀に建立されたチャーナンナ寺院がある。一枚岩の岩床の上には、文字が刻まれカバーに覆われている。



■10:42 12世紀に建立された、オデガール寺院が見えて来た。また階段を登るのか!



■10:44 オデガール寺院入口のリンテルは、ガジャラクシュミーが彫られていた。


■10:47

寺院の中に入ると、眼前にゴマテーシュワラ(Gomateshvara)の下半身が見える。


■10:49

ゴマテーシュワラ像は高さ18メートルで、981年に一枚岩から掘り出された世界最大級の石像。

ジャイナ教初代祖師のアディナータの息子ゴーマテシュワラは、ジャイナ教24聖人のうちの1人。


■11:49

ゴマテーシュワラ像には、蔦が絡んでいる様子が彫られている。

これは、裸で12年間直立不動のまま瞑想した為、その体に蔦が絡んだといわれる。

像が全裸なのは、ジャイナ教の無所有の教義をあらわしている。


■10:49

ゴマテーシュワラ像の足元には、金色の祖師像が置かれていた。


■10:52

寺院内の女神像。


■11:11

階段を降りてくると、輿に乗って登っていくインド人夫婦とすれ違う。

一つの輿に4人がかりだ。

息を切らし、大変な重労働だ。


■11:14

岩山の614段の階段を振り返る。

お疲れさまでした。


■11:18

どこも同じ、門前市のお土産屋。


ソムナートプル(Somnathpur)へ


■11:25

ホイサラ朝の傑作彫刻がある、ソムナートプル(Somnathpur)へ向かう。

100キロほどのドライブになる。

この岩山はチャンドラギリで、頂上に寺院が見える。


■11:58

田舎道の州道85号線を黙々と走る。

ヒンドゥー教寺院のゴブラが見えた。


■12:00

クリシュナラージプト(Krishnarajete)で州道85号線から、州道7号線に入る。

道が良くなった。


■12:59

州道7号線から、州道79号線に入る。

この辺りはコーベリー川沿いなので、穀倉地帯だ。

稲穂も色づいて、走っていて気持ちの良い道路だ。


■13:21

バナ(Bannur)の村で、グーグル先生が脇道を案内する。

大丈夫かな?と思ったら、案の定、車の通れない道だった。

苦労しながら、どうにか村を抜ける。


ソムナートプル(Somnathpur)


■13:37

ソムナートプル(Somnathpur)に到着し、駐車場に車を停める。

このおばあさんは、乞食だった。

ケーシャヴァ寺院(Keshava Temple)に入る。

入場料、200ルピー。



■13:44 ケーシャヴァ寺院は、1268年から40年間かけて建てられたホイサラ様式の傑作といわれている。神々はこの美しい寺院を欲しがり、寺院自体が宙に浮いたため、彫刻師はわざと一部の彫刻を壊し防いだという伝説が残っている。


■ケーシャヴァ寺院
 (Keshava Temple)


50m×65mの境内は、小祠堂の列を持った回廊で核まれている。

寺院本体は、星形の基壇の上にひとつのマンダバ(前室)を共有した小さな3つの聖室から成り立っている。

16の円形天井が、完全な姿で残っている。
「地球の歩き方」より


■13:46

ケーシャヴァ寺院の入口。

両端には、門衛神のドヴァラパーラの石像が立っている。

リンテルが、何か物足らないな~あ。


■13:47

マンダバ内の16本の石柱。

ろくろで形成された円盤は見事だ。


■13:47

聖室はヴィシュヌが祀られ、リンテルには中央に神像が置かれている。


■13:49

素晴らしいクリシュナ像。


■13:49

天井の精緻な彫刻。

天井には、マンゴーの葉とバナナの葉を組み合わせた彫刻や、牛の足跡を模様にしたものなど想像に富んでいる。


■13:52

横笛を吹くクリシュナ。

笛の音に誘われ、人や動物が集まっている。



■13:53 壁面は星形に造られ、びっしりと神像が彫られている。



■13:53 寺院の屋根部にも、素晴らしい彫刻で埋め尽くされている。


■13:53

ソーマスートラの先が、象の頭の上に乗っている。

基壇部の星形に注目あれ。


■13:56

素晴らしい神像彫刻だが、変化に乏しく飽きてくる。



■13:56 正面入口の左側の壁面に、ミトゥナ像を見つけた。カメラを構える「ふうみん」。


■13:57

ミトゥナ像。


■13:57

ミトゥナ像。


■14:11

外壁をびっしりと埋める彫刻群には、成熟した文化がおだやかに衰退に向かうホイサラ朝の影を感じる。


■14:14

熱心に彫刻を見ていたインド人と、名刺を交換する。

モバイルを使い、遺跡を紹介する会社を経営しているという。


マイソール(Mysore)


■14:34

ソムナートプルを後にして、今夜の宿のあるマイソール(Mysore)に向かう。


■15:04

ソムナートプル郊外の住宅地であろうか、洒落た家並みだ。


■15:07

マイソールの市内に入る。


■15:15

マイソール宮殿横の広いアルバートビクターロードを走る。


■15:15

さて困った!ハルシャロードに、目指すホテルが無い。

今晩の宿は、ビスタルームズ アット シュリハルシャロード(Vista Rooms @ Shri Harsha Road) といい、agoda で予約してある。


■15:20

ハルシャロードの人は親切だった。

ホテルのバウチャーを手に、途方に暮れる「ふうみん」を色々助けてくれる。


■15:23

ハルシャロードの一方通行の道を、大丈夫だからと言われ、逆走する「ふうみん」。


■15:32

やっと、ホテルの所在が判明した。

ホテルマユラパレス(Hotel Maurya Palace)の中にあるらしい。


■15:38

ホテルマユラパレスのレセプションでも、なかなか要領を得ない。

大丈夫かな!

agoda を長年使っているが、こんな事は初めてだ。


■15:43

やっと部屋に案内された。

狭く、冷蔵庫もない部屋で気分は最悪だ。

この「Vista Rooms」は、Webサイトを見ると、インドで大々的に事業を展開しているようだ。

空いているホテルの部屋を「Vista Rooms」で借りているようだ。


■15:49

マイソールの街を歩いて見よう。

マイソール宮殿横のロータリーに立つ男性像。


■15:50

マイソール宮殿北側のゲート。


■15:51

南側のゲートからしか入れないので、宮殿の写真を撮る。


■17:04

街中を歩くが、人ばかり多く疲れる。


■17:19

ATM の混雑は、テレビほどではない。


■17:20

結局、明日の朝食用のバナナを買ってハルシャロードに戻って来た。


■17:31

パークレーンホテルの2階にある、レストランに入る。

冷たいビールが飲みたい。


■17:34

キングフィツシャーとラッシーを注文。


■18:11

何と、屋根の部分のカーテンが引かれて、夕闇の青空が眺められた。


■18:43

レストランの中は、マイソールに居る外国人がみんな集まって来た様な状態になった。

外国人にはアルコールの飲める、このレストランが居心地がいいのだろう。


■19:05

「ふうみん」たちも、最初は飲み物だけと思っていたが、夕食を摂り長居した。

ビール2本とラッシー。

ガーリックポテト、チーズマシュルームオムレツ、ペッパーチキン等を注文。

食事代、1,130ルピー。


■19:17

夕食を終えて、ホテルに戻る。

明日は、デカン高原を下りカルナータカ州から、タミルナードゥ州に入る。

ティルチラバッリまでの、360キロの移動になる。

今日は、早めに寝よう。


レンタカーの走行距離
本日の走行距離 186キロ
累計の走行距離 1440キロ
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イサーンの大地走行2000キロプラス 南インド、レンタカー旅行。