■行程2日目>ジョグジャカルタ市内観光、レンタカー借入
…ジョグジャカルタ、インナガルーダホテル   Google map  
早朝の散歩



■6:05 何しろ、朝の4時過ぎにはコーランの大音響が鳴り響くので早く目が覚めた。カメラを片手に散歩に出る。

ここは、マリオボロ通りの起点。この鉄道の踏切は車両は通れず人と馬車のみ通行可。


■6:07

マリオボロ通りと馬車(アンドン)。

ジョグジャカルタの朝は早い。


■6:13

トゥグ駅。

トゥグ駅には、ジャワ島各地からの列車が発着する。

朝早くから賑わっていた。



■6:19 ソロスウィジャン通り。この地区には中級ホテルやロスメン、旅行社がひしめき合っている。


■6:23

朝食の買い出しの列。

このおばあさんの作るものが、よっぽど美味しいのだろう。



■6:38 マリオボロ通りに出た。昨晩の熱気が嘘のような、静かなマリオボロモール。


■7:23

インナガルーダホテルの朝食。

このホテルのレストランは、6時から開いているので便利だ。


■8:42

今日の午前中は、ジョグジャカルタの市内胃観光をしよう。

ホテルを出て、マリオボロ通り南に歩く。

ブリンハルジョ市場の前を通る。


■8:46

ストリートパフォーマンスをしていた。


ソノブドヨ博物館(Museum Sonobudoyo)


■8:53

ソノブドヨ博物館(Museum Sonobudoyo)に入館。

入館料、7,000ルピア。
カメラ持込み料、2,000ルピア。


■8:56

い~やあ!

最初から、うれしい洗礼だ。

この石像はどう見ても「ふうみん」の好きな、飛鳥の猿石です。
  ↓



■8:57

実にいい表情です。

この誇張された男根もいいですね。


■8:57

これは、まさに猿石。

怪しげな雰囲気が何とも言えません。

これらの石像は、巨石文化(紀元前10世紀から紀元1世紀)に属するものなのかな?


8:58

この発掘現場の写真の石像は、残念ながら展示されていなかった。

最初から、強烈なインパクトの博物館だ。



■9:02 通常の観客は、この古いバティック柄や・・・



■9:02 この、影絵の人形に興味を示すでしょうが・・・


■9:09

「ふうみん」の興味は、もちろんこちらです。

それは、ヒンドゥー教の石像。

ヴィシュヌと妻のラクシュミー像。

8~10世紀。



■9:10 カーラのまぐさ石。8~10世紀。両端の人物は中国の仙人なのか。


■9:11

これは、本当に素晴らしいい彫刻だ。

見た瞬間、「ふうみん」は思わず息を飲んだ。

女神の頭部像。

8~10世紀。



■9:14 これも素晴らしいまぐさ石というか、破風の一部でしょうか?インドのエローラ遺跡の第16窟(カイラーサナータ寺院)の入口にある、2頭の象が潅水するラクシュミー像と同じモチーフだ。8~10世紀。


■9:15

ソノブドヨ博物館に、こんなにも素晴らしいヒンドゥー教の遺物があるなんて全く知らなかった。

興奮気味に、写真を撮りまくる「ふうみん」。


■9:17

このヨニも、素晴らしい彫刻が施されている。

12~14世紀。


■9:18

カーラの頭部像。


■9:20

ガネーシャ像。

8~10世紀。


■9:20

ドゥルガー像。

8~10世紀。


■9:22

この建物は影絵芝居の会場。

毎夜、20時~22時時に開演されるという。


クラトン(王宮・Kraton)



■9:28 ソノブドヨ博物館に感動した「ふうみん」は、クラトン(王宮・Kraton)へ向かう。入場料、5,000ルピア。カメラ持込料、1,000ルピア。


■9:38

クラトン(王宮)は、ジョグジャカルタ王朝の初代スルタンのハメンクブオノ1世の居城として、1756年に造られた。

ここは、儀式殿。


■9:43

「ふうみん」は、クラトンに全く期待していないので、簡単に見学した。


■9:52

「yayo」は、クラトンの入口の売店で買物。

動物の角で出来た足裏マッサージ棒を10,000ルピアで購入。


■9:56

こちらの楽器を、1個10,000ルピアで2個購入。


■10:07

歩き疲れたので「CADRI RESTO」で一休みしよう。


■10:16

このレストランのオーナーは、現スルタンのハメンクブオノ10世の弟だという。

その住居兼レストランだ。


■10:24

「ふうみん」たちは、「Royal ecang」を注文。

ショウガが効いて、シャキリとする。

2人前で、56,496ルピア。


■10:34

道端で小鳥を売っていた。


水の宮殿(タマンサリ・TAMAN SARI)


■10:36

水の宮殿(タマンサリ・Taman Sari)に入る。

この、水の宮殿は王様のハーレムである。


■10:40

地下通路への入り口。


■10:44

王の瞑想場と言われる場所。

この不思議な空間は、神秘的な雰囲気を醸し出している。


■10:47

王宮から水の宮殿まで、地下道でつながっているらしい。



■10:53 この水の宮殿は、オランダの植民地政府との間で万一の時、城塞として利用するつもりだったとも言う。入場料12,000ルピア。


■10:54

王様のベッドルームは、意外とちゃっちい。


■10:56

この窓から、水遊びする女性を見て、今晩の相手を選んだという。

王宮と水の宮殿は思っていた通り、大したものではなかった。


ペチャ(輪タク)に乗る


■11:15

水の宮殿の入り口からはペチャ(輪タク)に乗って、ホテルへ帰ろう。

料金を交渉すると、50,000ルピアとの事。

随分高いな?と思い交渉するが負からず。

まあ、「yayo」との二人乗りだから、いいかな。



■11:26 ペチャで、ジョグジャカルタ市内を走る。



■11:33 早朝に散歩した、ソロスウィジャン通りを通る。



■11:35 マリオボロ通りを北上する。そして、インナガルーダホテルの前で降りる。

水の宮殿からは意外と坂があったりして、ペチャの運転手は思ったより重労働だ。「yayo」は、チップとして10,000ルピア払う。


■11:53

昼食は、朝の散歩で見つけたトゥグ駅前の「GENDIS」に入る。

料理は、インドネシア料理の定番
・ナシゴレンと
・アヤンゴレン(鶏肉の唐揚げ)

それと、ミネラル2本で、代金は45.000ルピア。

ここの、アヤンゴレンはジャワ島滞在中一番美味しかった。


■12:13

先ほどのレストランでは、ビールが無かった。

・・・イスラム教の国で一番不便な点だ。

ホテルの部屋に戻り、冷えたビンタンビールを飲む。


エイビス(AVIS)レンタカー


■12:56

インナガルーダホテルからは、無料の空港シャトル便が出ている。

一番最後の13:00発の便に乗ろう。

乗客は「ふうみん」と「yayo」の二人なので、貸し切りだ。


■12:58

シャトル便を待つ間に、ホテルにある「PT.Barumun Abadi Baya」で両替。

昨日のジャカルタ空港が
1円=102ルピア
そして、ジョグジャカルタ空港が
1円=109ルピア
それに対し、インナガルーダホテル
PT.Barumun Abadi Bayaでは、
1円=120.75ルピアと非常に良い。

思わず、8万円ほど両替したら、
8万円=9,660,000ルピア
係員から、「お金持ち!」と言われてしまった。



■13:17 「AVISレンタカー」の車の受取は、ジョグジャカルタ空港(アディスチプト空港)のアウトサイドにある営業所だ。

昨日も書いたが、前回のインドのムンバイでは、予約した「AVISレンタカー」の営業所が無かったから、トラウマになるよね。その顛末はここで。



■13:28 これからレンタカーを借り、そのレンタカーを運転してホテルへ帰る。その為、空港からインナガルーダホテルまでのルートを何度も頭の中で整理する。


■13:28

シャトルカーのドライバーに、空港ではなく近くの Hotel Bandara Asri Yogyakarta に行くよう頼む。

その理由は、「AVISレンタカー」の営業所をGoogleマップで調べた時、Hotel Bandara Asri Yogyakarta の中に営業所があると思ったからだ。


■13:32

しかし、Hotel Bandara Asri Yogyakarta は予想に反し、大きなホテルではなく小さなホテルだった。

もちろん、「AVISレンタカー」の営業所は無い。


■13:38

でも、見つけました!

近くのレストランの奥にあった。


■13:40

しかし、ドアは閉まっていた。

4:00の借り出しなのに、ホテルのシャトル便の関係で2時間も早く着いてしまった。

靴があるので、近くに食事にでも行っているのだろう。


■13:46

「AVISレンタカー」のすぐ前は、アディスチプト空港の入り口だ。


■14:21

やはり、係員は食事に行っていた。

レンタカーの車種は、nissan grand livina 1.5xv。

日産・リヴィナは、日産の世界戦略車種で、2007年4月に中国市場から投入を開始したという。


■14:53

無事に契約を済ます。

インドと同じでデポジット(保証金)は取らず、返却日には空港のインフォメーションに車のキーを渡してくれればOKとの事だ。

レンタカー代は、4,321,000ルピアでVISAカードで支払う。

「yayo」の追加ドライバー代の40シンガポールドルは、ルピアに換算して現金で支払った。


■15:05

AVISの係員のお兄ちゃんは、ジョグジャカルタに帰るので、ホテルまで運転してくれるという。

「ふうみん」は、もちろん大歓迎だ。

レンタカーのガソリンメイターは、ほぼゼロを示していた。

レンタカーのガソリン量は、もちろんお互いに確認済みだ。

AVISのお兄ちゃんに、ガソリンスタンドに寄って満タンにするよう指示した。


■15:06

このお兄ちゃんは、ふうみんのジャワ島でのスケジュールを聞き、是非、ドライバーとして雇ってほしいという。

・・・丁重に、お断りをした。

このレンタカーには、AVISの文字はない。

どうして、無いの!と聞くと、笑ってごまかした。


■15:07


★給油DATA

給油価格 298,886 (Rp.)
給油量 40.39 (L)
軽油1L当り 74,00 (Rp.)



■15:20

「GALERIA」というショッピングモールの前を通る。


■15:32

無事にインナガルーダホテルの駐車場にレンタカーを停めて、お兄ちゃんは帰っていった。

さあ、レンタカーはあるし、ガソリンは満タンだし、これで明日の朝早くからフルに動けるね。


レギャンガーデン(Legian Garden)


■18:04

夕食は、「地球の歩き方に」載っているレギャンガーデン(Legian Garden)に行く。

守護神のクベラ像がお出迎えだ。



■18:14 窓際のマリオボロモールがよく見える席に座る。この日は、日曜日のせいかすごい人出だ。


■18:20

まずは、ビンタンビールで乾杯。

レンタカーも用意出来、準備万端整った。


■19:06

名物のシーフードのサテを中心に、鶏肉やスープ、ツナサラダ等を注文。

ビンタンビール2本で、代金は296,000ルピア。

味は、いかにも外国人向けという感じ。


■19:49

マリオボロモールのスーパーでビンタンビールを購入。

買ったビールは、ホテルの駐車場のレンタカーのトランクに直行。

これから行く僻地では、なかなかビールが手に入らないかも知れないからね。


■20:00

インナガルーダホテルの上に満月が昇っていた。

明日からは、念願のレンタカーによる遺跡巡りの始まりだ。


レンタカーの走行距離
本日の走行距離 12キロ
累計の走行距離 12キロ
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