|
|
|
|
■7:00
ホテルの周りに散歩に出たら、着飾った牛がいた。
オハヨウ!と挨拶。 |
|
|
|
|
|
■7:29
ホテルのレストランで、簡単な朝食を摂る。 |
|
|
|
|
■8:31 ホテルの前の道の国道59号線を、ダール(Dhar)に向かって走る。ホテルから、数百メートル行ったらすごい悪路でビックリ! |
|
|
|
■8:38
今日の予定は、マンドゥ(Mandu)見学だ。
距離は100キロ、走行時間は2時間の予定。
…でもこんな調子だと、何時間掛かるか?と不安になる。 |
|
|
|
|
|
■8:42
と思っていたら、良い道路になった。 |
|
|
|
|
|
■8:46
それもつかの間、また悪路になる。 |
|
|
|
|
|
■8:48
そして、また良い道路になる。
こんな事を繰り返す。 |
|
|
|
|
|
■9:20
マンドゥまで、40キロの標識。 |
|
|
|
|
|
■9:50
標識を左折して、リンクロードに入りマンドゥを目指す。 |
|
|
|
|
|
■10:01
すごい数の羊の群れを追い越す。 |
|
|
|
|
|
■10:18
Y字路を右折して、マンドゥを目指す。
あと、14キロだ。 |
|
|
|
|
|
■10:30
遺跡の建物が見えた。
マンドゥ遺跡はもう直ぐだ。 |
|
|
|
Google map |
■マンドゥ(Mandu)
マンドゥには、10世紀にヒンドゥー王朝が誕生し、1303年にデリーのスルタン王朝に征服された。
1401年にモンゴルがデリーに侵入すると、マルワ王朝はデリーから独立する。1404年に首都をダールからマンドゥに移すと、マルワ王朝の首都としてマンドゥの黄金時代が始まった。
以降1世紀以上に渡り、宮殿やモスクや廟が建設された。その黄金時代には、「歓喜の街」と呼ばれ、数十万人もの人々が暮らし、宮廷に仕える若い女性だけでも優に
1万人は超えていたと伝えられる。
1561年にムガル帝国に支配され、その後首都はダールに戻り、マンドゥはゴーストタウンになった。 |
|
|
■10:34 展望台からの眺め。デカン高原の一角にあるマンドゥは、周囲を深い峡谷によって隔てられ、まさに天然 の要塞だ。 |
|
|
|
■10:43
マンドゥ第2の門、バンギー門を潜る。
この先で、入場料を取られる。
入場料、20ルピー。
マンドゥは、12の門のついた長さ 45キロの城壁によって囲まれた、20平方キロの世界最大の要塞都市。 |
|
|
|
|
|
■10:56
マンドゥ遺跡は、4つのグループに分かれる。
先ずは、ヴィレッジグループから見学。
●アシュラフィマハル(Ashrafi Masjid)
アシュラフィマハルは、イスラム大学跡。 |
|
|
|
|
|
■10:58
7世紀までさかのぼるサンスクリット大学だったが、15世紀に他のヒンドゥー寺院と同じ運命をたどった。 |
|
|
|
|
|
■10:59
ここには、かって7階建ての巨大な「勝利の塔」が建っていたと言う。 |
|
|
|
|
■11:03 ●ジャミマスジット(Jami Masjid)
バザールの中心にある大モスク。入場料、100ルピー。 |
|
|
|
■11:05
エントランスホールの内部。 |
|
|
|
|
|
■11:05
エントランスホールの巨大なドームの天井。 |
|
|
|
|
|
■11:06
エントランスホールから、礼拝室を望む。 |
|
|
|
|
|
|
■11:06 素晴しいアーチ構造の南側の回廊、北側の回廊は失われている。 |
|
|
■11:10 礼拝室の装飾的なミフラープ(聖龕)とミンバル(説教壇)は大変立派な物だ。 |
|
|
|
■11:16
●ホーシャン廟(Hoshang Tomb)
1435年に建てられた、マルワ王ホーシャン・シャーの墓。 |
|
|
|
|
|
■11:18
白大理石が太陽光を浴びて輝いている。
この廟は、大理石で造られたインド初の建造物で、後年タージマハル建築のモデルとなったと言われる。 |
|
|
|
|
|
■11:20
約15メートル四方の墓室内部。 |
|
|
|
|
|
■11:21
長い回廊も立派だ。 |
|
|
|
|
|
■11:37
サーガルタラオグループを見学。
●ダリヤハーン廟(Darya khan Tomb)
長方形の人工池に姿を写す小規模な廟。 |
|
|
|
|
|
■11:37
その人工池で遊ぶ子供たち。
「ふうみん」がカメラを向けると、次々に飛び込んだ。 |
|
|
|
|
|
■11:46
●マルクムギットモスク(Malik Mughith Mosque)
ヒンドゥー寺院だったが、1452年にモスクに改装された。 |
|
|
|
|
■11:47 3つのドームのある礼拝室全景。柱のヒンドゥー彫刻は削り取られている。 |
|
|
■11:51 サリー姿の水を運ぶ少女を写す「ふうみん」。 |
|
|
|
■11:51
水を運ぶ少女。
少し、シャツターを押すのが遅かった。 |
|
|
|
|
■11:51 マンドゥにはいたるところバオバブの木が生えており、遺跡とのコントラストはマンドゥ独自の風景を醸成している。この遺跡周辺は、実にいい雰囲気だ。 |
|
|
|
■11:56
●ダーイキチョテイバハン廟(Dai-Ki-Chhoti Bahan-Ka-Mahal)
外側のホール。 |
|
|
|
|
|
■11:57
美しいプロポーションの廟。 |
|
|
|
|
|
■12:00
廟の中から外の景色を眺めていたら、牛と少女が現れた。 |
|
|
|
|
|
■12:00
牛飼いの少女と着飾った子牛。 |
|
|
|
|
|
■12:01
牛を集めて、ダーイキチョテイバハン廟の階段を降ろす。
マンドゥでは、遺跡も牛の食事場だ。 |
|
|
|
|
|
■12:19
マンドゥの南の外れにある、レワクンドグループに向かう。 |
|
|
|
|
|
■12:22
●ルプマティ離宮(Rupamati's Paviiions)
入場料、100ルピー。
|
|
|
|
|
|
■12:25
ルプマティ離宮目指して、坂道を息を切らしながら登る。 |
|
|
|
|
|
■12:27
「yayo」はインド人観光客に捕まり、写真を撮られる。 |
|
|
|
|
■12:28 ルプマティ離宮から、美しいマンドゥの風景を眺める。左下に見えるのはバースバハドゥル宮殿。 |
|
|
|
■12:30
屋上には、2つのパビリオンが向かい合う。
それぞれのパビリオンに、12本の柱と12のアーチが架けられドーム屋根を支えている。 |
|
|
|
|
|
■12:32
この離宮で、王と王妃は月明かりで宴を楽しんだ。
1561年、ムガル帝国の虜になった美貌の王妃ルプマティは、花嫁衣裳をまとって毒を飲み自殺した。
そして、マルワ王国は滅亡した。 |
|
|
|
|
■12:32 365メートルの断崖の上から眺めたデカン高原。「ふうみん」は、カンボジアのプリアビヒア遺跡からの眺望を思い出しながら、先ほどの王妃の悲劇を重ね合わせる。まさに歴史のロマンですね。 |
|
|
|
■12:41
●バースバハドゥル宮殿( Baz Bahadur Palace) |
|
|
|
|
|
■12:43
大小2つの中庭を囲んで客室が並び、屋上のテラスには2つのパビリオンが向かい合っている。
中庭には沐浴場がある。 |
|
|
|
|
|
■12:45
宮殿内部のアーチ。 |
|
|
|
|
|
■12:57
昼食を摂りに、マルワリゾート(Malwa Resort)に入る。 |
|
|
|
|
|
■13:02
レストランは、土曜日のせいか予約で一杯だったが、無理を言って席を作ってもらう。
先ずは、ビールとソーダ水で乾杯。
この、ソーダ水は不味いと「yayo」。 |
|
|
|
|
|
■12:15
ヤキメシの量の多さには、ビックリ。
本当は、量は少なくても味を良くしてもらいたいネ。
昼食代、480ルピー。 |
|
|
|
|
|
■13:37
マルワリゾートは湖に面し、素晴しい景観の場所にある。
土曜日とあって、多くのインド人観光客が来ていた。 |
|
|
|
|
|
■13:41
ターラー門に通じる道を走って見る。
道路わきには、バオバブの木が生えている。 |
|
|
|
|
■13:50 走っていくと展望台があった。改めて、マンドゥは天然の要塞だと思った。 |
|
|
|
■14:16
本日のマンドゥ見学の最後は、ロイヤルエンクレイブグループ。
入場料、100ルピー。 |
|
|
|
|
|
■14:16
●ジャハズマハル(Jahaz Mahal)
「船の宮殿」とも呼ばれ、15世紀に建てられたマルワ王国の大ハーレム。 |
|
|
|
|
|
■14:17
長さ120メートルのパビリオンに登る。
このジャハズマハルには、1万人もの側室が暮らしていたという。 |
|
|
|
|
|
■14:19
今日は土曜日とあって、インド人観光客が多い。 |
|
|
|
|
|
■14:19
ジャハズマハルから眺めた、水の少ない人造湖(タラーオ)と宮殿。 |
|
|
|
|
|
■14:21
人造湖(タラーオ)の水は水路を通って、反対側の園池に流れる。 |
|
|
|
|
|
■14:23
花をかたどった沐浴場。 |
|
|
|
|
|
■14:27
●ヒンドラーマハル(Hindola Mahal)
T字型のプランをした宮殿。 |
|
|
|
|
|
■14:31
●チャンパーバーオリ(Champa Baoli)
宮殿の居住地区に巨大な丸い穴があけられ、地下貯水槽になっている。
宮殿の子女は、夏の酷暑期にこの水辺で水遊びをした。
「ふうみん」は、階段井戸を連想した。 |
|
|
|
|
|
■14:31
●王宮(Royal Palace)
屋上に浴場が造られた、豪華宮殿の跡。 |
|
|
|
|
|
■14:31
「船の宮殿」にいた側室のうち、容姿の衰えた者はこちらに移されたという。
今残っているのはただ廃墟のみ、かつての栄華を偲ぶ。 |
|
|
|
|
■14:32 王宮から、人造湖越しに「船の宮殿」を望む。雨季には人造湖に水が張り、船のように浮かんで見える。 |
|
|
|
■15:06
道端にレンタカーを止め、バオバブの木を撮ろう。 |
|
|
|
|
|
■15:09
バオバブの木。
何で、アフリカ原産の「星の王子様」で有名なバオバブの木が生えているのか。
誰かが種をまいて広がったのか? |
|
|
|
|
|
■14:11
バオバブの木は、マンドゥに独特の雰囲気を与えている。 |
|
|
|
|
■14:26 マンドウを後にし、Y字路でラクダの隊商に出会った。先ほどのバオバブの木といいアフリカか中近東にいる錯覚に陥る。
「ふうみん」は、遠くアフリカからラクダの隊商がシルクロードを通り、バオバブの木の種を運んだのでは?と、遠い昔のロマンを思った。 |
|
|
|
■14:26
ラクダは巨大だ。
Y字路を来た時と反対の道を選んで、インドールのホテルに戻ろう。 |
|
|
|
|
|
■14:40
州道31号線の路面は悪く、行き交う車も無い。
デカン高原の片隅に忘れられた、遺跡への道だ。 |
|
|
|
|
|
■16:02
小学校から、子供が帰宅する時に遭遇。
元気な子供たちを見るのは楽しい。 |
|
|
|
|
|
■16:08
遠くに、国道3号線との合流地点が見えてきた。 |
|
|
|
|
|
■16:14
国道3号線に合流。
この道は、6日前に走ったばかりなので安心だ。 |
|
|
|
|
|
■16:58
インドール市内に入る。 |
|
|
|
|
|
■17:13
「ふうみん」は、明日のムンバイへの長時間移動を考え、バナナとりんごを購入。
この交差点に、「ドミノピザ」があった。…ビールはあるのかな? |
|
|
|
|
|
■17:35
ホテルの前のスタンドで給油。
★給油DATA |
|
|
|
給油価格 |
1.510 |
(Rs) |
給油量 |
29.0 |
(L) |
軽油1L当り |
52.0 |
(Rs) |
|
|
|
|
|
|
|
■17:47
ガソリンスタンドのオーナーに、車の洗車を頼んだら、スタンドの係員に命じて拭いてくれた。
チップ、30ルピー。 |
|
|
|
|
|
■19:23
ビールを求めて、「ドミノピザ」に行くが、残念ながら無かった。 |
|
|
|
|
|
■19:36
街の屋台を覗くが、ビールは無い。 |
|
|
|
|
|
■19:36
こちらにもビールは無い。 |
|
|
|
|
|
■20:11
仕方が無い、ビールをあきらめてホテルのレストランに向かう。
いつものターリーを頼む。
このレストランの味はいいのだが、ビールが無い夕食は物足らない。 |
|
|
|
|
|
■20:31
土曜日とあって、レストランは地元の人で満席だった。
やはり、このレストランは美味しいのだと再認識。
夕食代、227ルピー。
ビールを飲まないと格安だ。 |
|
|
|
|
|
レンタカーの走行距離 |
|
|
|
|
本日の走行距離 |
239キロ |
|
|
|
|
|
|
累計の走行距離 |
2930キロ |
|
|
|
|
|
|