■ 行程10日目 > オルチャへ、オルチャ見学
…カジュラホのホテル、…オルチャのホテル 177km  Google map




■6:35

ホテルクラークスの良い点は、朝食のレストランが6時半から開いている点だ。

まあ、それだけタイトなスケジュールのツアーが多い、という事の裏返しでもあるが。


■6:35

うまくも無い朝食。


■7:37

今日はオルチャ(Orchha)で見学と宿泊だ。


■7:38

「ふうみん」は、Google map で毎日のドライブルートを作成し、プリントアウトして、ファイルに収納してある。

今日の走行距離は170キロ、2時間半の行程だ。



■7:38 昨日のカジュラホのヒンドゥー寺院でもお祭りをしていたが、その関係だろうか?女性たちの団体をよく見た。


■7:46

カジュラホの道から、国道75号線に右折して入る。


■7:47

まだ早朝で空いている、国道75号線を走る。


■8:20

チャタルブル(Chharpur)のロータリーを抜ける。

2日前は、左の国道34号線から来たが、今日は右折して国道75号線を走る。


■8:26

チャタルブルを抜けると、道が悪くなった。


■8:45

左手の岩山の上に砦が見えた。



■8:45 車を停めて砦の写真を撮る。砦の詳細は不明。


■9:06

男たちが集まっていた。

中にいる人の説教を聞いていた。


■9:12

またまた、道一杯の女性たち。


■9:15

この池では、沐浴をしていた。


■9:29

ダム湖の脇を通る。


■9:31

ジャンシーまで、81キロの標識。

という事は、オルチャまで60キロほどだ。


■9:32

犬が轢かれていた。


■9:48

踏み切りを渡る。


■10:32

オートリクシャーが停まっている。


■10:32

オートリクシャーにはバナナが満載で、そのバナナを落としたようだ。


■10:32

バナナを拾い上げる運転手。


■10:37

ベトワ川(Betwa River)に架かる橋を渡る。


■10:41

あの標識を左折すると、目指すオルチャだ。


■10:44

踏み切りを渡る。


■10:51

狭い城門を潜る。

かつては、ここからが城壁に囲まれたオルチャの街だった。

オルチャは、「屈辱よりも死を!」の信念のもと、数々の戦場を戦い抜いたラージプート族の都の一つ。


■10:56

今夜の宿、アマールマハル(Amar Mahal)に到着。


■10:59

ボーイが、歓迎のレイをかけてくれる。


■11:06

部屋に入って見て、このベッドには驚いた。

ボーイは「マハラジャベッド」だという。

落ちたら、大怪我をしそうだな。


■10:13

アマールマハルの庭とプール。


■10:14

アマールマハルの庭園。


■11:27

これが、部屋の重厚な木製ドア。

見た目はいいが、鍵を掛けるのが面倒くさい。


■11:37

レストランで、先ずはビールで一息入れ、昼食のビュッフェを摂る。

このレストランには、宿泊客以外のツアーの昼食を摂る客が多い。

奥には、韓国人のツアー客がいた。


■12:05

彼は韓国人弾丸ツアーのガイド。

上手な日本語を話した。という事は、少し前までは日本人相手のガイドをしていたのだろう。

それが、今では日本人ツアーの衰退で、韓国人相手のガイドだ。このガイドに逞しさを感じた。

他に何組もの韓国人ツアーを見かけたが、反面日本人ツアーは皆無だった。…何か、寂しいね。



■13:53 ベトワ川に架かる橋。渡るとオルチャ自然保護区になる。


■13:58

トラクターには、大勢の人が乗っていた。



Google map
■オルチャ(Orchha)

オルチャの歴史は、16世紀にさかのぼる。

1501年から1783年にかけて、ヒンドゥー教徒のラージプート族のバンデラ家の都だった。

ムガル帝国(イスラム教徒)とは、友好的な関係を結びつつ、18世紀にいたるまで繁栄した。

しかし、王国はその後没落し建築物は廃墟と化した。


■14:05

橋を渡ると、ラージマハルとジャハーンギールマハル等の宮殿群がある。

橋の上には、たくさんの乞食が物乞いしている。


■14:07

入場料、250ルピー。

カメラの持ち込み料、25ルピー。

この、25ルピーを知らずに払わなかったので、それぞれの宮殿で50ルピーづつ支払う事になった。

…注意が必要。


■14:08

門を潜ると広場があり、右手にラージマハル(raj Mahal)、正面にジャハーンギールマハル(Jehangir Mahal)が見える。



■14:09 ●ラージマハル(raj Mahal)
16世紀後半にマドルカール・シャー王が完成させた5階建ての宮殿。写真は外側にある一般謁見の間。


■14:16

ラージマハルの内部の広場。

入り口の係員にガイドをして貰った。

王の寝室や王妃の間、台所などに美しい壁画が描かれている。



■14:18 こちらの壁画はヴィシュヌの化身が描かれている。



■14:19 ラーマヤナ物語、王と王妃とハヌマーン。



■14:22 こちらの壁画も見事だ。


■14:23

サリー姿の観光客。


■14:28

窓から内部の広場を眺める。



■14:33 ●ジャハーンギールマハル(Jehangir Mahal)
1606年にビール・スィン・デーオが建てた宮殿。昔と変わらぬ外観を留めている。


■14:33

ジャハンギールマハルの隣にあるシシュマハルは、現在ホテルとして使用されている。


■14:36

この、ジャハーンギールマハルは、ムガル帝国のジャハーンギール帝を歓迎するために造られた。


■14:37

そのジャハーンギール帝は、ここに1泊しかしなかったという。

…もったいない。



■14:39 宮殿の上からは、オルチャを一望出来る。幻想的なベトワ川と王墓群が見える。


■14:42

イスラム教徒である、ジャハーンギール帝のために造られた宮殿なので、イスラム建築の影響でシンメトリカルな構成に造られている。


■14:46

川向こうのチャトルプージ寺院(Chaturbhji Temple)を眺める。


■14:53

トルコ式浴場のハーナハンマーム。


■14:55

美しい彫刻で飾られた木造の門。

木掘りの象も素晴しい。


■14:58

ラクダ厩舎。


■15:00

ラクダならね牛がいた。


■15:15

この建物の2階のレストラン、ベトワタラン(Betwa Tarang)でチャイを飲みながら休息。


■15:46

オルチャの中心地、ラームラージャ寺院前の参道。


■15:47

こちらは、ラーマを祀る現役のラームラージャ寺院。


■15:48

●チャトルプージ寺院(Chaturbhji Temple)

クリシュナ神を祀るヒンドゥー教寺院。


■14:52

中に入ったら、大道芸人の楽師が昼寝をしていた。


■14:54

チャトルプージ寺院から宮殿群を望む。


■14:59

チャトルプージ寺院を、裏側から眺める。


■16:01

オルチャの裏通りの住居。

この色使いは独特だ。


■16:25

●王室墓園(チャトリ群)

オルチャの支配者たちが眠る王室墓園(チャトリ群)。


■16:29

夕日に赤く染まる、チャトリ群。


■16:32

窓越しに眺めた、チャトリ。


■16:38

ベトワ川の岸辺。


■16:38

宮殿群から眺めた時は綺麗だったが、来て見るとゴミが散乱している。


■16:39

そんな川水でも、沐浴していた。


■16:41

川辺から眺めたチャトリ群。


■16:42

川辺のチャトリ。


■16:43

子犬がしきりと、「ふうみん」を気にしていた。



■16:45 夕日とチャトリ群。


■16:46

川辺の岩の上の社。

民間信仰のリンガとヨニ。



■16:49 チャトリ群に落ちる夕日を眺めながら、直ぐ隣のホテル、アマールマハルに帰る。


■19:20

ホテルの中庭では、音楽に合わせて少女が踊っていた。

ボレロのような繰り返しのメロディの官能的な音楽と合い間って、感動ものだった。

まるで、アラビアンナイトの世界に引き込まれて行くようだ。


■19:24

夕食のレストランは、団体の観光客が多かった。


■19:27

食事はマアマアだった。

オルチャの静かな夜に、外から響く音楽。

楽しい夕食だった。



■19:32 マハラジャベッドに寝転んだら、壁画が見えた。先ほどの宮殿の絵と同じ図柄だ。よく見ると、手書きで描いているではないか。本物のマハラジャになったような気分が少しだけした。


レンタカーの走行距離
本日の走行距離 177キロ
累計の走行距離 2146キロ



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