■ 行程9日目 > カジュラホ見学
カジュラホ(Khajuraho)の地図
カジュラホ遺跡巡り 29km  Google map





■6:26 クラークスカジュラホ(Clarks Khajuraho)の敷地内を朝の散歩。



■6:29 敷地も広く気持ちのいいホテルだ。


■6:39

しかし、食事は不味い。

欧米の観光客相手の味付けだ。

ハワイのホテルを思い出す。


■7:59

カジュラホ遺跡のメイン、西群に向かう。

この道を真直ぐ行くと西群だが、柵がしてあり車は通れない。


■8:13

ぐるりと回って駐車場に車を停める。

そこに居た奴が、駐車代50ルピーと言って手を出す。

周りの人が、無料だと言ってくれた。…危ない、危ない。


■8:16

チケットオフィスで入場券を購入。

入場料、250ルピー。


■8:17

入り口の荷物検査に、時間がかかる。


■8:23

先ずは、奥にあるカンダーリヤマハーデーヴァ寺院に向かう。

向かって、左がカンダーリヤマハーデーヴァ寺院 、右がジャガダンビー寺院、真ん中の小祠堂はシヴァ祠堂。


■8:23

●カンダーリヤマハーデーヴァ寺院(Kandariya Mahadeva Temple)

1002年頃に建立されたカジュラホ最大の寺院で、塔の高さは基壇から30.5メートル。

シカラ(高塔)の周囲には、相似形の小型シカラが84も積み重なって大シカラをなし、壮麗さを生み出している。


■8:24

急ぎ足で、前室(マンダバ)に入る「ふうみん」。


■8:26

聖室内には、高さ2.5メートルのリンガが祀ってある。



■8:27 聖室内の彫刻の素晴しさに瞠目する。のびのびとした肢体の表現が見事だ。



■8:29 この前室(マンダバ)の天井の精緻な彫刻の美しさには、思わず息を飲む。



■8:30 前室上部の彫刻は、マカラから花綱が伸び、そこに人物像が置かれている。クメール遺跡のサンボールプレイクック様式と同じモチーフだ。エローラでもこのモチーフを見たが、こんな事がクメール遺跡好きにはすごく面白い。



エローラ第15窟(サアヴァターラ窟)の舞楽殿、窓の上の彫刻。
タイのPrachinburi National Museum のサンボールプレイクック様式まぐさ石。



■8:31

チャンデッラ朝の紋章である、獅子と戦士の像が入口に置かれている。


■8:32

壁面をギッシリと埋める、おびただしい彫刻群。


■8:34

壁面彫刻のミトゥナ像。


■8:38

壁面彫刻は、もちろんミトゥナ像だけではない。



■8:42 カンダーリヤマハーデーヴァ寺院に代表される、ヒンドゥー寺院の奥へ向って塔状部が連なる寺院形は、ヒマラヤ山脈の峰の連なりを象徴している。


■8:47

●マハーデーヴァ寺院(Mahadeva Temple)

シヴァ神の小祠堂。


■8:49

ここにも、チャンデッラ朝の紋章である獅子と戦士の像が置かれている。


■8:50

●ジャガダンビー寺院(Jagadambi Temple)

この、ジャガダンビー寺院と上記のシヴァ祠堂、カンダーリヤマハーデーヴァ寺院は、同一の基壇の上に建っている。



■8:53 壁面の彫刻は優秀だ。


■8:58

聖室内のシヴァ神と妻のパールバティ。


■9:11

●チトラグプタ寺院(Chithagupta Temple)

カジュラホでは珍しく、太陽神スーリヤを祀る。


■9:17

ヨガをするアプサラ。


■9:21

聖室内の太陽神スーリヤ像。


■9:23

聖室内の彫刻の素晴しさに瞠目。

破壊されたのが痛々しい。


■9:18

ヒンドゥー教の僧侶は、とても絵になります。



■9:32 ●ヴィシュワナータ寺院(Vishwanatha Temple)
ヴィシュヌ神の寺院で、写真には写っていないが右側にナンディ堂が建つ。ラクシュマナ寺院の後の1002年に建てられ、ラクシュマナ寺院と同じく五堂形式だが、小祠堂は二塔しか残っていない。


■9:34

シヴァ神の彫刻。

右手に、先が3つに分かれた「トリシューラ」と呼ばれる鉾を持っている。


■9:36

●ナンディ堂

ナンディはシヴァ神の乗り物の牡牛。


■9:40

聖室内の彫刻。


■9:40

聖水を流すソーマスートラも立派だ。



■9:42 壁面の彫刻。


■9:43

足の棘を抜く女性、髪を梳かす女性、背中を掻く女性像など、女性の姿態が面白い。


■9:43

テラスの上に乗った象。


■9:48

基壇のマカラ像。


■9:59

●ヴァラーハ寺院(Varaha Temple)

ヴィシュヌ神の変身の一つ、イノシシを本尊とする。


■10:02

●ラクシュマナ寺院(Lakshmana Temple)

ラクシュマナ寺院は、10世紀半ばにラクシュマナ王が建立したヴィシュヌ神を祀る寺院。

本殿とその四方に、祠堂が配されている。


■10:04

ラクシュマナ寺院は、基壇部分の彫刻が面白い。

戦闘場面の彫刻。


■10:05

基壇の乱交場面の彫刻。


■10:06

基壇の獣姦場面の彫刻。


■10:15

ミトゥナ像。

柔らかな彫りは、石材とは思えない。


■10:25

聖室内の彫刻群が、外光の柔らかな光を受けて、かすかに息づく。

神秘的な情景。


■10:28

●マータンゲシュワラ寺院(Matangeshwara Temple)

現役のヒンドゥー教寺院は、お祭りの信者で賑わっていた。


■10:29

ヒンドゥー教のお祭りの信者たちが踊っていた。


■10:52

遺跡公園にはトイレと、木陰のベンチもある。

このベンチで一休み。


■11:09

●考古学博物館

残念ながら、撮影は禁止。


■11:27

お土産物屋に入り、絵葉書を購入。


■11:40

少し早いが、昼食にしよう。

「地球の歩き方」ご推奨の、イタリアンレストラン「メディテラネオ」に入る。


■11:47

先ずは、ビールとコーラでノドを潤す。

ピザとスパゲティを頼む。味はマアマア。

昼食代、756ルピー。

昼食後は、一旦ホテルに帰り休息する。…これが、年配者の遺跡巡りのコツ。


■14:51

休憩後、遺跡巡りを再開。先ずはガソリンの給油から。


★給油DATA

給油価格 1.120 (Rs)
給油量 21.2 (L)
軽油1L当り 52.8 (Rs)


■15:10

先ずは、東群の遺跡から見学をする。

●シャーンティナータ寺院(Shantinatha Temple)

この寺院はジャイナ教の現役の寺院。


■15:12

ジャイナ教の本尊。

無所有の教義のため裸形だ。


■15:14

寺院内には、この様な古い彫刻の門が散見される。

遺跡の寺院を改築して、使用している様だ。


■15:17

●パールシュヴァナータ寺院(Parsvanath Temple)

第23代ティールタンカラ (ジャイナ教祖師)に献じられ、西群よりも早く10世紀半ばに建立された。


■15:21

聖室内には、ジャイナ教の最初の預言者パールシュヴァナータの黒い像が祀られていた。


■15:28

かの有名な、アイシャドーを塗る女性。


■15:30

ジャイナ教の神が、刀と生首を持っている。

ジャイナ教の第一教義である、「生きものを傷つけない事」と相反するのではないか?と疑念を抱いた。」


■15:32

この女性像は、ギリシャ彫刻を思い出した。


■15:38

●アーディナータ寺院(Adinatha Temple)

ここで休んでいる女性とは、2日前にサーンチー遺跡で出会った。

お互い目礼を交わす。


■15:39

本尊のティーンタンカラ(ジナ)。

ジャイナ教24聖人(勝者)の1人。


■15:40

ごく単純な単室型の寺院。

シカラは随分ほっそりとしている。


■15:48

●ドゥーラーデオ寺院(Duladeo Temple)

東群の寺院巡りの最中だが、南群の寺院が近いので寄ってみる。


■15:50

白い補修部分が痛々しい。

東群の寺院はカジュラホの最後期の12世紀に建立された。

シヴァ神を祀ってある。


■15:52

夕日を浴びた彫刻群が魅力的だ。


■15:53

稚拙な漫画的ともいえるミトゥナ像を発見。


■15:58

ドゥーラーデオ寺院の前の川では、車を洗っていた。


■16:05

また、東群に戻って見学する。

●ブマフマー寺院(Brahma Temple)

この寺院は、最初期の寺院なので単純な姿をしている。


■16:07

ここでも、ミトゥナ像を発見。

この先の道が悪く、「ふうみん」は車を置いて見学に出かける。

カジュラホ遺跡に食傷気味の「yayo」は、車の中で待機するという。


■16:11

カジュラホの村の中を歩く。


■16:15

●ジャヴァーリー寺院(Javari Temple)

田園の中の高い基壇のうえに建っている。


■16:17

聖室の前にマンダバが無い。


■16:19

夕日を浴びた彫刻群。


■16:19

ミトゥナ像。



■16:19 高い基壇から眺めた、カジュラホの田園風景。


■16:21

車の中に残った「yayo」は、カジュラホの住民から好奇の眼で見られたという。


■16:24

●ヴァーマナ寺院(Vamana Temple)

この寺院は、ヴィシュヌ神の化身の一つヴァーマナ(小人)として、祀られている。



■16:26 夕日を浴びたヴァーマナ寺院。


■16:27

壁面の彫刻群。



■16:30 井戸で洗濯をする親子。


■16:43

●チャトルブジャ寺院(Chatrurbuja Temple)

最後の遺跡見学は、夕日の美しい南群のチャトルブジャ寺院。


■16:45

本尊のヴィシュヌ神の、4武装した像。


■16:47

門柱の精緻な彫刻。


■16:47

ミトゥナ像があった。


■16:47

西向きの聖室内から眺めた夕日。



■16:49 基壇から夕日を眺める。右手前はレンタカー。


■16:49

夕日に赤く染まる、チャトルブジャ寺院を後にする。

これで、カジュラホ遺跡の見学は終了。


■19:08

夕食はクラークスのレストランが美味くないので、昼食を摂ったイタリアンレストラン「メディテラネオ」に向かう。


■19:25

イタリアンレストラン「メディテラネオ」。


■19:26

「yayo」にカジュラホ見学の感想を聞いたら、「うふふ…」と笑った。


■19:45

ピザは美味いが、パスタは不味かった。

ビール2本とコーラ1本を飲み、
夕食代はチップ込みで、1200ルピー。


■20:17

同じ店の1階いショップで、「yayo」がスカーフを2枚購入。

4000ルピー。


■20:29

駐車場の横に床屋があった。


■20:43

ホテルクラークスに帰る。


■20:49

クラークスのロビーでは夫婦人形がお出迎え。


レンタカーの走行距離
本日の走行距離 29キロ
累計の走行距離 1969キロ



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