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■5:31
今日は、400キロ先のアウランガバード(Aurangabad)に行く。
初めてのインドの道路だ。
全く様子が分からないので、早朝の出発にした。
朝食は、部屋で食べたバナナ2本。 |
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■5:34
外はこの時間、まだ真っ暗だ。
このフォードの車は、ウインカーとワイパーの位置が左右逆だ。
また、ライトの位置も別の場所に付いていて運転しづらい。
何で、ユニバーサルデザインになっていないのだろうか? |
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■5:48
対向車のライトは上向きで、街を走っている。
また、オートリクシャーの車幅灯は消えている車が多い。
路面には、スピードを緩める為の突起(スピードブロッカー)があり、知らないで走っていると車体の底を打つ。 |
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■5:51 Link Road を進む。この先で、国道3号線のイースタンエクスプレスハイウェイに接続できる。取りあえず、3号線に入れば一安心だ。 |
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■6:00
暗闇の3号線のイースタンエクスプレスハイウェイを慎重に進む。 |
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■6:01
料金所、通行料30ルピー。 |
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■6:34
取りあえずの目標、ナーシク(Nashik)までは122キロだ。 |
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■6:34 ゲートの上に車種の区別が書いてあるが、そんな事はお構えナシに空いているところに入る。通行料90ルピー。 |
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■6:37
レンタカーの右側のサイドミラーが壊れていた。
頻繁に車線変更をしなくてはならないインドの道路では、非常に神経を使う。
車を止めて調整していたら、鏡の部分が外れてしまった。
取りあえずテッシュで固定し、その後、ボンドで固定してやった。 |
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■6:39
「ふうみん」は、ホテルから1時間ほど運転した。
暗闇の中と初めてのインド道路、それに、使い勝手の悪いフォード車と壊れたサイドミラー。
何か、とても疲れたので、「yayo」と交代。 |
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■6:57
右のサイドミラーに詰めたテッシュが、ほぐれて風になびく。 |
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■6:59
インドの道路もキープレフトの原則があるようだが、追い越し車線をゆっくりと走るトラックが多い。
そして、走行車線の車も遅いので、その間の追い越しに時間がかかる。
もちろん、適宜フォーンを鳴らす。 |
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■7:23
ドゥーレ(Dhule)まで、219キロの標識。 |
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■7:42
アメリカの西部劇に、出てくるような山が見えてきた。 |
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■8:01 ナーシク(Nashik)まで、23キロの標識の下を走る。 |
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■8:14
ムンバイから片道2車線の快適な高速道路は、ここで一旦終わる。
ナーシクの街中の旧道を走る。 |
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■8:25
高速道路の高架部分がだいぶ出来ているので、数年後には開通するだろう。 |
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■9:05
トイレ休憩に、新しいガソリンスタンドを見つけて入る。
何と!このスタンドには、
トイレがない!
…そんなバカな。 |
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■9:28
道路沿いに、新しいホテルを見つけた。
トイレ休憩に寄る。 |
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■9:30
ホテルの脇に清潔なトイレがあった。
インドのモーターリゼーションは始まったばかり、今後この様な施設が増えるのだろう。 |
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■8:01 ホテルの裏には、インドの国花であるマリーゴールドが咲いていた。 |
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■10:15
マレガウン(Malegaon)で右折して、州道10号線に入る。 |
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■10:23
行き過ぎてしまい、Uターンして側道に入る。
そして、左折して州道10号線に入る。 |
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■10:25
これが州道10号線。
正式名称は、State Highway 10 という。
ハイウェイというと、高速道路と思うが、片道1車線の普通の道路だ。 |
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■10:31
10キロほど走り、左折して州道16号線に入る。
あまりにショボイ道なので、これでいいのか心配になる。 |
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■10:39
マイルストーンで確認。
汚れているが16号線とかろうじて判断できる。 |
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■10:47
何だい、この道は!
ハイウェイの名前が泣くね。
…前途多難を感じる。 |
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■11:17
Nandgaon の街中を走る。 |
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■11:22
道に迷い、オートバーのお兄ちゃんに聞くと、丁寧に教えてくれた。 |
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■11:26
井戸で洗濯する女性たち。 |
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■11:29
やっと、きれいな表示のマイルストーンを見つけた。
アウランガバードまで87キロと知り、一安心。 |
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■11:50
州道のマイルストーンは、インド文字で書かれたのが多く、読解不可能。
州道を走る方は、ご注意のほど。 |
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■12:15
黙々と州道16号線を走る。
相変わらず、路面は悪い。 |
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■12:40
沿道を歩く女性たち。
服装を見るだけでも楽しい。 |
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■13::04
ダウラターバード(Daulatabad)の城郭都市が見えてきた。
高さ180メートルの城塞の下部の50メートルは、垂直に岩を削られている。
その雄大さに、ビックリ!する。
今日の夕方に、見学に行こう。 |
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■13:08
国道211号線に合流したら、路面が良くなった。 |
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■13:12
国道211号線は、大きな並木が続く歴史を感じさせる道だ。 |
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■13:20
ロータリーを通ると、アウランガバード(Aurangabad)市街に入る。 |
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■13:21 この標識を右折して、鉄道駅方面に向かう。 |
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■13:27
Uターンして、キーズホテル(Keys Hotel The Aures-Aurangabad)に到着。
ムンバイから約400キロ、8時間のドライブだった。 |
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■13:38
高級ビジネスホテルといった感じのホテルで、室内も快適だ。 |
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■13:47
一階のレストランで、昼食のビュッフェを摂る。 |
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■13:57
先ずは、順調なドライブだった。
無事を喜び、ビールとコーラで乾杯だ!
昼食代、698ルピー。 |
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■16:15
ホテルの部屋で休息をとってから、ダウラターバード城郭都市へ向かう。
ホテルから、13キロほどの距離。
無料駐車場に車を停めると、物売りがしつこく纏わり着く。
ダウラターバードのガイドブックを購入。 |
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■ダウラターバード(Daulatabad)
ガイドブックに載っていたダウラターバードの地図。
ガイドをつけないので、見学の参考になった。
ダウラターバードは、1187年にヤーダヴァ朝の首都として築かれ、その後数代のイスラム王朝に占領された。
近年の発掘調査により、要塞の下層からさらに古い都市の遺跡が発見された。
この地では、幾つかの異なる文化や宗教活動が展開されていたらしい。 |
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■16:22
ダウラターバードの入り口と、右側は大砲の倉庫になっている。
入場料、一人100ルピー。 |
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■16:22
城郭都市の城門。
この大きな鉄鋲は、象対策の物だ。 |
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■16:23
入り口付近の防備の様子は、日本の城と比較すると面白い。
買ったばかりの地図を手にする「ふうみん」。 |
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■16:24
石組みもしっかりしている。 |
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■16:25
巨大な貯水池。 |
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■16:27
見学を終えて帰路につく、多くのインド人観光客とすれ違う。
「ふうみん」たちは、砦の頂上からデカン高原に沈む夕日を眺めたいと思い、遅い時間に見学に来た。 |
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■16:34
1435年に建てられた、戦勝記念塔のチャーンドミーナール(Chand Minar)。
高さ60メートルで、インドで2番目に高いミナレットが夕日浴びて赤く輝く。 |
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■16:38
石組みの中の仏像。
この巨大な砦を建築する為には、近くの寺院を壊して石材を調達したのだろう。 |
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■16:40
牢獄の建物。
クトゥーブシャーヒー王国の最後の王アブゥルハッサンタナシャーが、ムガル帝国に敗れて幽閉された牢獄。 |
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■16:42
砲台を見学する、インド人の子供たち。 |
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■16:43
ここは本丸に通じる橋の上。
現在は鉄製の橋だが、当時は革製で巻き上げ式の吊り橋だったという。
吊り橋を巻き上げる事により、敵の侵入を防いだ。 |
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■16:43
何しろ、すごく大規模な内堀だ。 |
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■16:43
暗闇の通路を通り、内堀の橋と砲台を望む。
本丸内の曲がりくねった暗闇の通路は、敵に対し様々な仕掛けがあったらしい。
「ふうみん」たちは、持参の懐中電灯を使用して無事に通過。 |
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■17:04
やっと、頂上近くのBaradari と呼ばれる建物に着いた。 |
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■17:06
建物の天井は崩落し、梁の一部が残っている。 |
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■17:14
さらに歩くと、頂上の砲台が西日を浴びていた。 |
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■17:22 頂上の砲台から下の砲台越しに、デカン高原に沈む夕日を眺める。この景色をひと目眺めたくて夕方の見学にした。
王の単なる思いつきから、数千人の犠牲者を出しながら、全デリー市民を数千キロ離れたこの地に強制移住させた、天才と狂気の王ムハンマド・トゥグルク。その王の建造した城塞都市のてっぺん立ち、眺める夕日は、まさに「天才と狂気」を孕んだ雄大な歴史的情景だ。 |
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■17:17
頂上の砲台に置かれた大砲。 |
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■17:22 頂上の砲台にいる係員が、「もう閉めるぞ!」と大声を張り上げる。「ふうみん」たちは、帰路につく。 |
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■17:46
「yayo」が大変よ!人が倒れているという。
駆けつけてよく見ると、寝そべって写真を撮っていた。
…何と、人騒がせな! |
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■18:00
駐車場に着くと、かなり暗くなって来た。
黒いレンタカーに向かう「ふうみん」の後には、しつこい物売りが二人ついている。
…もちろん、無視。 |
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■18:41
暗くなり、帰宅ラッシュの中を走り、ようやくホテルに到着。
インドでは、夜間の運転はしないほうがいい。…何しろ疲れる。
本日の走行距離は437キロ。 |
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■18:43
駐車場に車を置いてエントランスに行くと、植木がきれいにライトアップされていた。 |
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■19:46
夕食はホテルのレストランのビュッフェ。
この時間でも、客は「ふうみん」たちだけ。
他のインド人客は、20時を過ぎないと夕食に来ない。
ビールがノドに染み渡ります。 |
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■20:13
ナン、特に下側の味のついたナンが美味しい。
これは、ビールのつまみに最高だネ。
夕食代、ビール2本とコーラを加えて1320ルピー。 |
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レンタカーの走行距離 |
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本日の走行距離 |
437キロ |
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累計の走行距離 |
442キロ |
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