■行程5日目(通算12日目)>プーチーファー、パータンを巡る



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■6:13

ゴールデントライアングルインには、レンタカーのバジェット(Budget)の店舗がある。

朝の散歩に出かける。


■6:15

チェンライのメインストリートのパホンヨーティン通り(Phahoyothin)も、早朝のこの時間は閑散としている。


■6:19

時計塔。

修復作業も終わったようだ。


■6:22

周辺の建物とは、異質な雰囲気のモスク(Daru Aman Mosque)が建っていた。



■6:24  一列に並んだ托鉢の僧侶の前で、異教徒のイスラムの衣装の屋台のおばさん。タイの宗教的寛容さを実感。


■6:29

朝の市場に買出しに行った人を乗せた、サムローが走る。

チェンマイに比べ、街の規模が小さいチェンライならではの光景。


■7:19

ゴールデントライアングルインのちゃちな朝食を摂る。


■8:25

さあ、出発しょう。

メーターは6138キロ。

昨日は5634キロだから、昨日の走行距離は504キロ。

通算の走行距離は1410キロ。


■8:46

1号線を避けて、一路1020号線をプーチーファー(Phu Chi Fa)目指して走る。

オートバイ同士の事故に遭遇。


■8:53

1020号線の田舎道を黙々と走る。



■8:26 Thoeng の街中を通過し、ここからは1021号線を走る。


■8:49

1021号線を左折して、1155号線を走る。

「ふうみん」は、この1155号線は2005年11月に走った道だから懐かしい。


その時の旅行記は↓

ナーン辺境を走る


■8:54

写真では良く分からないが、アップダウンの激しい1155号線をローギアを多用して走る。


■10:03

プーチーファーへの分岐点。

ここを右折する。


■10:10

近づくにつれて、だんだんと雲が出てきた。


■10:16

1093号線のT字路を右折する。


■10:18

プーチーファーまで、後1キロ地点。


■10:25

プーチーファー(Phu Chi Fa)。

プーチーファーとは「天空の山」を意味する。

標高1628メートル。

プーチーファーの南側の駐車場に到着。



■10:26 残念ながら、駐車場からは霧がかかりラオス側は良く見えない。

■掲示板に「Shinji」さんの投稿より↓ 2007.08.25

* Phu Chee Fah

入り口(駐車場)は二ヶ所ありますが、南側から入るのがポピュラーです。北側は鄙びたゲストハウスや土産屋が並んでいて、自前の交通手段を持たないバックパッカーには便利かも知れませんが、歩く距離と標高差が余分にかかります。

分類としては National Park ならぬ Forest Park となっており、一応森林局のゲートがあるんですが、今でも無料で入れると思います。入園料を取らないのは、ラオスとの配分の問題が出てくるからだと読んだことがあります。

実際、崖っぷちの数メートル手前にタイ・ラオスの国境の標が立っていて、全ての観光客はラオスに「黙認入国」する事になります。





■10:27

ビューポイントまで760メートルの標識が出ていた。

この霧では、ビューポイントまで登ってもしょうがない。

崖っぷちにある「ラオス入国」は、断念する。


■10:27

駐車場の売店もこの天候では、あがったりだね。


■11:08

先ほどの1093号線のT字路まで戻り、パータン村(Ban Pha Tang)を目指す。

プーチーファーからパータン村まで、24キロの急峻な道を走る。


■11:24

パータン村の、この標識を右折する。



■11:32 パータン(Pha Tang)。

パータンに着き、案内板の⑪の駐車場に車を止める。パータンとは「切り立った岩」を意味する。

■掲示板に「Shinji」さんの投稿より↓ 2007.08.25

* Pha Tang

メコンがより近くに見えます。Phu Chee Fah と違って展望ポイントが峰沿いに分散しています。ラオス側の原生林に接している箇所があるんですが、その健在ぶり(木々や草花や昆虫)を目の当たりにすると、タイ側の自然破壊と乱開発に愕然とします。

Pha Tang からそのままR1155に降りずに、さらに北を周るルートがあります(添付地図では細線)。観光エリアとは一線を画していますが、辺鄙な村を訪れたい人にはいいかも知れません。4WD推奨で、路面はこんな感じです↓
www.weekendhobby.com/offroad/ford/question.asp?page=1&ID=2278




■11:32

⑤の展望台に向かう階段を登る。


■11:34

⑤の「中国風展望台」。

霧の為、ラオス側は何も見えず。


■11:35

⑥の「金色の仏像」。



■11:36 さらに登ると、タイとラオスの分水嶺を霧が見事なまでに分けている。


■11:48

⑧の「岩の裂け目」。

ここも何も見えず。

この先の、山の頂上⑩の標高1650メートルのビューポイントがあるが、この状況では断念。

ここからのメコンを眼下にした、大パノラマの光景を是非とも「さっぽろさん」に見せたかった。


■12:59

④の「アーチ岩の国境」。

この先がラオス領になる。急ぐ「ふうみん」。



■12:01 「Shinji」さんの書かれた、「ラオス側の原生林に接している箇所があるんですが、その健在ぶり(木々や草花や昆虫)を目の当たりにすると、タイ側の自然破壊と乱開発に愕然とします。」をまさに実感する、「さっぽろさん」。


■12:02

「アーチ岩の国境」の上のトーチカ。

かつてのタイ・ラオス国境の緊張感が感じられる。


■12:13

パータン村の急な道路を、1155号線に向かって下る。

稜線に道路が走っている。


■12:42

1155号線を右折し、ウィアンカエン(Wiang Kaen)に向かう。

北タイの外れ、道路の状況も悪い。



■13:04 ウィアンカエンの1155号線沿いのビューポイントで、メコンを眺めながら一休み。下記の地点にも行きたかったが、昼食の時間との兼ね合いで先を急ぐためスルーした。

■掲示板に「Shinji」さんの投稿より↓ 2007.08.25

北タイ区間の最上流は言わずと知れたゴールデントライアングルですが(丘の上の Wat Phra That Doi Phu Khao の庭から見る事!)、今日は北タイ区間の最下流について解説します。

添付画像は MapMagic Thailand に加筆・修正を施したものですが、Wiang Kaen でR1155から北東に分かれる道路があり、道なりに進むと「その地」に到達します。

舗装の途切れに駐車して、20メートルぐらい急斜面を歩いて下ると、目の前はメコンです。メコンの国境分岐点はその下流数十メートルの所にあります。国境付近に特有なピリピリした雰囲気は無く、いたって長閑です。時折通り過ぎる、チェンコンからルアンプラバンに向かう観光ボートの爆音が耳障り(妬ましい)です。

川辺には巨石がゴロゴロしているので、それをよじ登ったり這い蹲ったりして川岸沿いに進めば、国境の標に到達できるかも知れません。(私は20メートルほどで断念しました。)




■13:17

1155号線と1020号線のジャンクションを右折する。

そして、チェンコーン(Chiang Khong)に向かう。


■13:37

チェンコーンではメコン沿いにゲストハウス兼食堂が数軒ある。

そこで、ビールを飲みながらメコンを眺めよういう趣向。

そのゲストハウスの1軒、BAANRIMTALING ゲストハウスに入る。


■13:40

チーク材の黒光りした心地の良い空間。

メコン側の一等席はカップルが占領していたので、奥の席に座る。


■13:41

先ずはメコンを眺める席に座り、ビールを頼む。


■13:42

メコンを眺めてビールを飲み干し、満足そうな「さっぽろさん」。


■13:54

チャーハンとポテト、それとサラダを肴にビールを飲む。

ここの、一番の肴は「メコンの情景」だ。

代金は、350バーツ。


■14:51

チェンコーンからチェンセーン(Chiang Saen)に向かう、1129号線を走る。

途中、メコンの流れを楽しめる。


■14:59

途中、山岳民族のおばさんと出会う。


■15:30

チェンセーンの街の手前のバイパスが、まさに舗装されたばかりだった。

そこを快適に走る。


■15:37

快適は長く続かなかった。

工事中のダート道を走る。


■15:55

1016号線はメ-チャン(Mae Chan)で、1号線に合流する。

左折して、チェンライへ向かう。


■16:30

チェンライに入り、スタンドで給油。


★給油DATA

給油価格 920 (B)
給油量 22.8 (L)
ガソリン1L当り 40.3 (B)


■16:48

ゴールデントライアングルインに戻る。

先ほどからの強烈な西日に、急に疲れを覚えて部屋に帰り休息。


■20:08

両替をする。

レートは、1円=0.392バーツと
田舎町では良いレートだ。


■20:17

ムアントン(Muang Thong Restaurant)。

夕食は、ウィアンインホテルの近くのムアントンに入る。


■20:19

食堂内に入り周りを見渡すと、地元の人と観光客で盛況だ。


■20:23

まずは、「野菜炒め」から。


■20:25

「豆腐と岩海苔のスープ」と「グリーンカレー」。

両方ともいい味だ。


■20:30

「ふうみん」の好きな「タイ風オムレツ」。

ビールを3本ほど空け、タイウースキーを頼む。

在庫がないので、外まで買いに行ってもらう。

そして、ロックで飲む。


■21:37

ムアントン食堂の店頭には、たくさんの新鮮な食材が並んでいる。

代金はチップを含め700バーツ。

土曜の夜の賑わう市街を、ぶらぶらと歩く。



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