■行程5日目>シットウェーからヤンゴンへ



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■6:03

6:00にホテルのガードマンが扉を開ける。

「ふうみん」は早速、早朝の散歩に出かける。



■6:12 船着場の周辺にマーケットがあるので、ブラブラと歩きながら行って見よう。この辺りは、イギリスの植民地時代の面影を色濃く残しており、マーケットの外の路上には未許可?の物売りたちが店を広げている。


■6:13

この扉の中の左右の建物がマーケットになっており、突き当りが船着場だ。



■6:16 船着場周辺は、次々と漁から帰ってきた漁船で賑わっている。


■6:16

広場では魚の競りが行われていた。

男たちの熱気が、周囲をおおっている。


■6:17

競り落とされたばかりの新鮮な魚。


■6:27

旧時計台に行って見る。

ヤカイン州がイギリスの殖民地時代の1883年に造られた物で、この下に警察署がある。


■6:30

一般の商店も、もう店を開けている。


■7:01

シュエタジンホテルのレストランに行き、朝食を摂る。

食後に果物のデザートも出ないチャチな朝食だ。

おまけに、部屋(デラックスルームで40ドルもした)のお湯のシャワーも出ない。

「ふうみん」が今まで泊まった外国のホテルの中で、最低のランクだ。


■7:21

レストランを出て、バルコニーから外の景色を眺めていると、支配人が屋上の塔屋にある展望台に案内してくれた。

一番上のホテルの写真でも分かるとおり、展望台が設置されていた。

眼の前のメインロードを挟んだ、対面の木に何かとまっている。

よく見ると「こうもり」の集団だった。何だか薄気味悪い。



■7:22 南西の方角を眺めると、ローカナンダパヤー(Lokanandar paya)の金色のパゴダの見える。その少し先に、シットウェー空港がある。



■7:22 南の方面を眺めると、カラダン川の河口が見える。向かって左側の水は茶色いが、右に行くにしたがって海水と混じり薄くなる。また、突き出た先端が昨日夕日を見に行ったザポイントになる。

この展望台からの眺めは、このホテルの唯一の良いところだ。


■7:37

ホテルをチェックアウトした。

昨日、ザポイントに夕日を見に行った時と同じトゥクトゥクに乗って、シットウェー空港に向かう。


■7:44

トゥクトゥクの運転手はなかなかの好青年だった。彼は、空港近くになるとヘルメットを被った。

代金はチップを含め3.000チャット。


■7:45

トゥクトゥクは空港のゲートで止められ、ポーターが荷物を運ぶ。

出発ホールでパスポートを提示し、すでに記入済みの入域許可リストの名前に消し込みをした。

その後、カウンターでスーツケースの鍵を開けさせられ、「yayo」は憮然とする。係員は開けただけで、中のチェックはしなかった。

この空港では、荷物検査のX線装置がない。その為に、スーツケースを開けさせたのだと思う。


■8:37

話には聞いていたが、噂は本当だった。

エアマンダレー6T612便は9:10の出発のはずなのに、8:35に、もう出発する。

時計を見ると35分も早い。リコンファーム(予約の再確認)をしていないと、もしかして取り残されるのかな?

とにかく、ミャンマーでは早目に空港に行くことをオススメする。


■8:41

シットウェー空港を飛び立ち、眼下を見るとザポイントが海に突き出ていた。

ここは、人工的に造られた要塞だろう。


■9:33

飛行機の窓から外を眺めていた「yayo」が、ミャンマーの川は面白いという。

人工的な堤防は全く無く、すべて自然のままの川の流れだ。

その形は、まるで前衛絵画のようだ。


■9:59

ヤンゴン空港に到着しタラップを降りると、何処かで見たようなバスが停まっていた。

それを見た「yayo」が、「神奈中バスだ!」とつぶやいた。

「ふうみん」の地元を走るバスに、遠く離れたミャンマーで遭遇するとは変な感じだ。


■10:24

ヤンゴン空港からタクシーに乗り、セントラルホテルに向かう。

4日前に国際線ターミナルからホテルに向かったが、今回は国内線ターミナルから向かう。

前回と同じように、到着ロビーのタクシーカウンターへ行き、セントラルホテルまでと告げる。

前回は10ドルだったが、今回は7.000チャットだった。…やはり国内線なんだな、と改めて思った。


■10:42

セントラルホテルに到着。

2度目なので、チェックインもスムーズに終えて部屋に入る。


■12:05

昼食はミャンマー料理にしようと、
「地球の歩き方」で評判の良いダヌビュー(Danuphyu Daw Saw Yee Myanmar Restaurant)に向かう。

セントラルホテルから歩いて、10分もかからない。


■12:07

この店でいいのかな?

店の前で呼び込みをしていたチェックのシャツを着たおじさんに、「地球の歩き方」の写真を見せる。

おじさんは大きくうなづき、「ふうみん」たちを、2階のテーブル席に案内してくれた。


■12:12

各種のカレーがショーケースに入っており、指差しで注文する。

カレーには、山盛りの野菜とスープとライスがついてくる。


■12:14

「ふうみん」は、ビールの肴にカレーと野菜を食べる。

今回の旅行を通じて、ミャンマー料理で一番美味しいと感じたのはスープだ。

このレストランだけでなく、2週間滞在して食べた、どこのスープも美味しかった。

昼食代は9.000チャット。


■12:47

ボーヂョーアウンサンマーケット
(Boryoke Aung San Market)に向かう。

ここは、イギリスの植民地時代の
1926年に建てられた、ヤンゴン最大のマーケットだ。


■12:48

ボーヂョーアウンサンマーケットの入り口。なかなか賑やかだ。

ここに来た目的の一つはチャツトへの両替だ。

この時点(2011.9.24)では、公認のレートは悪く、闇両替をするしか方法は無い。

100ドル札は1ドル=800チャット。50ドル札以下は1ドル=750チャット。

200ドルほど両替した。


■13:06

なお、帰国してから知った事だが、10月1日より実勢レートでの両替が可能になった。

ヤンゴンの公認両替所内に入っている、ミャンマーオリエンタル銀行などの6銀行において両替が出来るという。

10月1日当初の実勢レートは、
1ドル=約830チャット前後。


■13:44

歩き疲れたので、ボーヂョーアウンサンマーケット近くのオープンエアのカフェに入る。

マンダレービールの赤ラベルを初めて飲む。

これは、なかなかイケル。

赤ラベルのアルコール度は7パーセントと普通のビールより高い。


■13:48

「yayo」はパフェ。

ビールとパフェで、代金は5.100チャット。


■14:13

ここで、思わぬ失敗?をした。

「ふうみん」たちの座った席の横は、グランドミヤタホテル(Grand Mee Ya Hta Hotel )の駐車場だった。

この駐車場には、アウンサンマーケット見学する観光客を運ぶ旅行社の車が頻繁に出入りする。

その排気ガスが何しろ凄い。この国では、排気ガスの規制などは無いのだろう。


■14:26

ヤンゴン市内を古い車(大部分が日本の中古車)が走るのを見るのは面白いが、問題は排気ガスだ。

その排気ガスの凄さは、20年以上前のバンコク以上だ。

このところ「ふうみん」は気管支の調子が悪い。とても、この排気ガスの中では平然として居られない。

このオープンエアのカフェを出て、セントラルホテルのマッサージに行こう。


■14:45

セントラルホテル6階のマッサージ店に入る。


■14:52

ミャンマーマッサージの2時間コースを選択。

ここのマッサージはとても上手だった。マッサージにはうるさい「yayo」も満足。

代金は一人、10.000チャット+チップ2.000チャット。

終わると、そのまま同じ建物のホテルの部屋に帰れるのがうれしいネ。



■18:10 粉糠雨の降る中、ミャンマー最大の聖地シュエダゴォンパゴダ(Shwedagon Paya)に行く。タクシーは外国人専用の入り口に車を停める。セントラルホテルからのタクシー代は2.000チャット。

外国人専用の入り口で、パゴダへの入場料一人5ドルを支払い、靴を脱いでエレベーターに乗りパゴダの中に入る。

夕暮れの瑠璃色の空をバックにした、金色に輝くパゴダの巨大さに驚く。パゴダは、高さ99.4メートル、基底部の周囲433メートル、金箔と宝石をふんだんに使用している。パゴダの建立は2500年も遡るという。


■18:11

仏像の光背がネオンサインのように光る。

これでは、何かパチンコ台見たいで、ありがたさをあまり感じない~ナァ。


■18:12

熱心にお参りするミャンマー人の信者の姿には、心打たれるものがある。


■18:31

マハーティッサダの釣鐘。

1824年にターラーワディー王によって鋳造された。42トンもあるという。


■18:35

人面のライオンの大きな像があった。これは、スフィンクスか?

調べたところ、守護獣との事。

手前の小さな仏像には水をかけて、善男善女が次々とお参りしていた。


■18:50

山羊の右目と牛の左目を持つ、錬金術師の像。

この錬金術師の説話はミャンマーでは有名だという。


■19:10

夕食はグランドミヤタホテルの一階にある、中華料理のゴールデンキッチン(Golden Kitchen)に行く。

ここに来るのに、シュエダゴォンパゴダの外国人通用口でタクシーを待ったいたら、普通の乗用車が停まる。

白タクだ。ここまでの料金を聞いたら、3.000チャットという。OKして乗ってきたが、白タクは新しいカローラで、ミャンマー滞在中一番いい車だった。


■19:22

ミャンマービールとマンゴージュースで、先ずは「乾杯!」。


■19:34

チャーハンとヤキソバ。

ヤキソバには、特製のたれをかけて食する。

「ヤキソバ」のパリパリ感と、「たれ」のしっとり感がミックスされて、新しい食感を生み出していた。


■19:38

メイン料理は豚足の煮物。

いや~あ!これは絶品の美味さだった。写真では感じないがすごい量があり、とても食べられなかった。

残ったチャーハンは、テイクアウトして翌朝に食べた。

夕食代は250.000チャット。



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