■行程7日目>メコン沿いを走り、ムクダハーンへ



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走行DATA 当日走行距離 307km 累計走行距離 1.813km
当日給油 36.6 ℓ 累計給油 131.6 ℓ




■05:46

今朝は、明けゆくメコンを撮ろう。

暁の空は少しづつ青味を増しているが、まだまだ暗闇が支配するトーセンリゾートの庭には、イルミネーションが輝き幻想的な雰囲気を醸し出している。



■05:52 メコンの河川敷に入りカメラを構え、刻々と替わり行く自然の光の表情を狙う。左側がラオス、右側がタイの高級リゾート「セダプラ」。



■05:59 ほんのひと時の間だけ、メコンと大空がピンク一色に染まり天と地がまさに一体となる。


■07:09

今日のトーセンリゾート最後の朝食は、テラスのコーナーにある一等席に座る。


■07:30

このおじさんとも今日でお別れだ。

毎朝、甘たるく濃い、しかし、このタイの気候の中では美味のタイ風のコーヒーと紅茶。

今朝はコーヒーを選択。


■08:34

トーセンリゾートをチェックアウトし、隣のメコン下流側に最近オープンしたばかりの同じ系列のホテルを見学して見よう。

部屋数、わずか4部屋の高級隠れ家リゾートだ。

ホテルの名は
セダプラ バイ トーセン
(Sedhapura By Tohsang )

玄関の門が閉まっているが、勝手に開けて中に入る。


■08:36

流石に落ち着いた高級リゾートだ。

掃除をしている人に断って、写真を撮っていると、マネージャーらしき人がパンフレットを持って挨拶に来た。

「ふうみん」も丁重に挨拶をし、パンフレットをいただき見学方許可を得る。



■08:36 セダプラから眺めたメコン。やはりトーセンリゾートとは光景が異なる。上記の朝の写真は真ん中下の河原で撮影した。

ここも、とてもいいホテルだが、一泊18000バーツではね。ちょっと…
それに、4部屋なので食事はトーセンリゾートで摂るらしい。それなら、トーセンリゾートのデラックスリームで十分だと思う。


■08:40

トーセンリゾートの前を通る。

駐車場には観光バスが泊まっており、タイ人観光客が乗り込んでいた。

タイ人の所得が向上し、タイの東端のホテルにまで観光に来るようになった様子。

そういえば、今までの宿泊客は半分以上が外国人だったが、今回は8割方タイ人だった。


■08:55

トーセンリゾートを出て、2134号線を北上する。

右折して、メコン沿いの2112号線を走る。


■09:03

ここを右折すると、有名な国立公園パーテム(Pha Taem)に行く。

ここには何度か行っているので、パスして直進する。


■09:21

Soi Sawan Waterfall の標識があったので寄って見よう。

2112号線を右折して行くとゲートがあった。どうも国立公園のようだ。


■09:24

ここの国立公園の入場料の看板。悪名高き、外国人ボッタクリ料金。

写真上から3行目にタイ語でタイ人料金40バーツ。下から3行目に英語で外国人料金200バーツと書かれている。何と5倍も違う。

旅行記の5日目にShinji さんの投稿を載せましたが、もう一度。↓
ちなみに国立公園における法外な外国人料金は、タイ人料金vs外国人料金という構図にカモフラージュされていてその本質が見えにくいんですが、これもやはり(バンコク)政府による(地方の)森の私物化の意識の表れであるといえます。

「ふうみん」は人のよさそうな係員に、この看板を指差し抗議の意を表して立ち去る。


■09:41

展望台に寄る。

展望台はメンテナンスをしていないので、荒れ果てたままだ。



■09:42 ここからの景色が好きだ。遠くにラオスの山々を望み、見渡す限りの森林地帯が残っている。かって、イサーンの大地一面がそうだったであろう原風景の面影を見る事が出来る場所だ。


■09:51

2112号線のこの標識を右折する。

前回は途中でUターンしたので、今回は突き当たりまで行って見よう。



■10:12 池一面に水草が生えた美しい光景に、思わず車を停めて撮影。


■10:16

メコン沿いの道路は舗装されたばかりだった。

前回は悪路のため、この辺りでUターンした。

右のメコンはMaro Beach 。


■10:28

雄大なChana Dai Cliff 又はPha Chanadai 。標高420メートルの大岸壁だ。

Shinji さんの投稿より↓ 2008.02.06
この付近には国立公園の名前を冠する Pha Taem 以外にも Pha(崖)の付く展望所が何箇所かあります。

Pha Taem はアクセスの便利さ(公園管理者の誘導)で1番人気ですが、2番目にポピュラーなのがこの Pha Chanadai です。

乾季なら4WDで到達可能ですが、汗水流してトレッキングの果てに辿り着くのが本道です。

Pha Taem に比べて標高が高く(Mekong:100m, Pha:Taem 180m, Pha Chanadai:420m)、位置も10kmほど東寄り、タイのほぼ東端にあるので、元日には初日の出を見ようと数百人の観光客が犇めき合うそうです。


■10:33

突き当たりの村(Ban Pakla)。

ここで運転手の「yayo」はUターン。「ふうみん」はメコンを見に行く。


■10:35

Ban Pakla から眺めたメコン。


■10:46

道路の脇に干してある物が気になって、車を止める。

椰子の実の様だ。ココナッミルクの粉末を採取するのだろうと推察。



■10:57 Ban Khan のMaro Beach の光景。正面のラオスの三角山が印象的な牧歌的なメコン。


■11:00

Na Mueang Waterfall 。

典型的なタイの滝。ショボイ。


■11:46

2112号線のこの標識を右折する。


■11:55

この道を走るのは3回目だが、わき道にこんなに大きなキノコ岩(Thum Nang Khen Fay)があったとは今まで知らなかった。

有名なパーテムに行く途中にあるサオチャリエン(sao charieng)のキノコ岩に勝るとも劣らない立派な岩だ。


■12:05

村(Ban Pa Chan)の中の標識の場所に行って見よう。

ここを右折する。


■12:07

数百メートル走ると、ダート道は雨のため削れており、カローラでは走れない。

残念だが断念し、Uターンする。



■12:16 Pa Chan から眺めたメコン。対岸はラオス。大好きな景観だ。


■12:17

メコンの岸壁の下に遊覧船を発見。

メコンのクルーズ観光だろう、こんなタイの僻地にも観光化の波は訪れている。

…感慨無量。


■12:17

遊覧船の先のラオス側岸壁に滝があるのを発見。

ズームにて写す。


■13:02

2112号線に戻り北上していると、Sam Phan Bok の標識があり、右折してメコンへ。

展望台があり、土産物の屋台が出ていた。



■13:05 展望台からメコンをら眺めていると、観光船に乗らないかと船頭に熱心に勧められる。ここにも観光化の波は訪れていた。


■14:15

ケマラート(Khemmarat)の市内で昼食を摂ろう。

写真左の銀行とその反対側にガソリンスタンドがある。そこにセブンイレブンもあり、街の中心を形成している。


■14:15

近くの屋台に入る。


■14:17

持込のビアチャンと麺(クァイティアオ)。

店主はビアチャンを見て苦笑。

麺×2と、コーラで70バーツ。


■14:46

ケマラート市内の道を北上したら、行き止まりになった。


■14:52

街中まで戻り、202号線から右折して2242号線に入る。


■15:08

2242号線の突き当りを右折して、2034号線をChanuman 方面へ。


■15:31

ムクダハーン県(Mukdahan)に入る。


■16:00

2034号線を北上し、ムクダハーン市内に入りガソリンスタンドで給油する。

いつも入れているガソリンが無く、ハイオクを入れる。


★給油DATA

給油価格 1400 (B)
給油量 36.6 (L)
ガソリン1L当り 38.3 (B)


■16:12

今晩の宿はメコン沿いの新しいホテルに飛び込みで行って見よう。

ホテルの名は、
Anna Vana Resort & Spa

フロントで宿泊代を聞く。
1階、1000バーツ
2階、1300バーツ
3階、1600バーツとの事。

2階を選択する。


■16:18

ここはタイ人専用のホテルだ。

部屋は広くメコンが目の前の絶好のロケーションだが、内装はタイのクオリティだ。

チェックイン時、日本のパスポートを出したら女の子はビックリしていた。

…我々が、最初の日本人宿泊客かな?


■16:19

部屋から眺めたメコン。

対岸のラオスのサワンナケート(Savannakhet)の街並みが望める。

メコン沿いの建物はホテル付属のレストラン。


■16:38

買い物をしにテスコロータスに向かう。

サワンナケート市内を走る。

ここサワンナケートの道は、3年前プロイパレスホテル(Ploy Palace Hotel)に2泊したので大体わかる。


■16:42

テスコロータスでSDメモリーカードとボンドを買う。

このボンドが固まっており、使用出来なかった。…タイならではの体験。


■17:13

買い物から帰って来たら、夕日が沈む時だった。

夕暮れのAnna Vana Resort & Spa はなかなか綺麗だ。



■17:19 ホテルの3階から眺めた、イサーンの大地に沈む夕日。この右側にムクダハーンタワーがある。


■19:10

夕食にホテルのレストランに行く。

歌手がほとんど客の居ない店内で歌っている。

ビールを飲みながら、メコンの川風に身を任せ、タイ語の知らない曲を聴くのも、また風流。


■19:37

この時期のメコン沿いの川風の吹くレストランは寒い。

「ふうみん」は日本から持って来たダウンジャケットを着る。「yayo」はダウンジャケットを膝にかける。

料理は寒いので温かい豆腐のスープ。それと、サラダと青菜の炒め物。


■19:41

カオパッドを頼んだら、この山盛の量。

この量にはビックリ。


■20:13

昼食は麺だけだったので、お腹が空いていてたくさん食べたが、とても食べきれない。

「yayo」もお腹がいっぱいで満足の表情。

値段は失念しましたが、安かったと思う。




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