■行程6日目>ニャチャンへ



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■6:00

サイゴンクイニョンホテルの部屋から眺めた景色。

残念なことに、東の空には雲がかかり朝日は見えない。



■6:22 海岸を散歩していたら、雲の間から朝日が拝めた。今日も晴れるかな?


■6:26

サイゴンホテルの隣は高校だった。

何と、まだ朝の6時半前だというのに、校門の前は登校ラッシュだ。

間違いなく、始業時間は日本の高校より2時間は早い。

何しろ、ベトナム人の朝は早い!


■6:48

我々も早目にレストランに向う。

お決まりのフォーとライスペーパーが主体だ。

お米は昨日の赤飯と異なり、白いうるち米だがこれも美味だ。


■6:50

レストランに朝日が差し込んで来た。

良かった!今日もお天気みたいだな。


■7:57

レセプションのミレイさんには、いろいろとお世話になった。

滞在中のお礼を言い、カメラを向けるとVサインをした。


■7:59

チャーターした車はホテルの車で、車種はトヨタの国際戦略車のミニバンのイノーバ(Toyota Innova)だ。

初めて乗る車だが乗り心地は良い。

クイニョンの整備された海岸道路を気持ちよく走る。



■8:16 車は国道1号線ではなく、海沿いの1D号線を走る。この道は海が見える快適な道路だ。ベトナムに来て初めて、いい~みちだ!と、思った道路。


■8:53

1D号線を45キロほど走ると、Song Cau の手前で1号線に合流する。

そして、山の中も快適に走る。


■9:49

チュイホア(Tuy Hoa)の市内に入る。

街の中心辺りの交差点に停まると、左手の丘の上の目指す雁塔(Thap Nhan)が見える。


■9:50

ホテルのドライバーは雁塔に行ったことが無いらしい。

広場の横に車を止めて、フランスパンを売っているおばさんに、遺跡の入口を訪ねた。

おばさんの笑顔が素敵だ。


■9:55
チャンパ遺跡 No.16
遺跡名 雁塔 (Thap Nhan)
様 式 ビンディン遺跡群
(Binh Dinh)
年 代 11世紀
入場料

雁塔はチュイホアの街を見下ろす、ニャン(雁)と呼ばれる丘の上に建っている。


■9:57

主祠堂の内部に入ると、おばさんが熱心にお祈りをささげていた。

運が良かったようだ、このおばさんはお祈りが済むと入口に鍵をかけて帰って行った。

もう少し遅ければ、内部が見れなかった。

「ふうみん」の興味があるのは、飾られた彫像ではない。

その後の光背にあたる石だ。

シヴァ神あたりが彫られているのかな?と覗き込むが、削り取られたようで判然としない。


■9:58

ヨニ(女性器)とその下の基壇部分には、たくさんのオッパイが彫られている。

チャンパ独得の表現方法だが、何かよく考えると、面白い。


■10:01

主祠堂から外れた場所に、たくさんの人形が飾られて、線香が焚かれていた。

堂内の彫像といい、この人形といい、ここに現在祀られているのは、仏教の神では無く、道教の神?みたいだな。


■10:02

雁塔の建っているニャンと呼ばれる丘の上にから、チュイホアの街並みを眺める。

右に見える川はダーラン川だ。遠くに見える河口あたりに、新しい橋の工事をしていた。


■10:04

雁塔の屋蓋は三層建てで、四隅に尖塔を持つ軽快で洗練された塔だ。

「ふうみん」たちが熱心に見学していると、地元の人が「何処から来たの?」と声を掛けてきた。

そして、デジカメのシャッターを押してくれた。


■10:30

もう下校の時間なのか?

争うように下校する中学生たち。


■10:39

ガソリンスタンドで一休み。

ガソリンの給油ホースの長さに驚く。


■10:40

ガソリンスタンドから眺めた、チュイホア方面の1号線。

ここにも料金所があった。


■10:42

ガソリンスタンドの裏は岩山で、作業員が石の切り出しをしていた。

これから先の国道1号線は、このような岩山が延々と続く。


■10:44

チャーターしたトヨタの国際戦略車のミニバン「Innova」。


■10:51

最初見たときにチャンパの祠堂?かと思った岩。

「My Hoa」と、いうらしい。


■11:59

ニンホア(Ninh Hoa)の町で道は二股に別れる。

右折すると26号線でDak Lak に向う。

国道1号線は左にカーブする。ホーチミンまでは474キロの地点。

今回の旅の半分の旅程を走った事になる。


■12:42

1号線を左折してニャチャンの街に入ったら、正面に特徴のあるチャンパの祠堂が見えてきた。

ポーナガール(Po Nagar)遺跡だ。


■12:43
チャンパ遺跡 No.17
遺跡名 ポーナガール
(Po Nagar)
様 式 ポーナガール遺跡群
(Po Nagar)
年 代 10世紀~13世紀
入場料 11.000ドン



ポーナガールの入場券売り場。


■12:46

ニャチャンの丘の上にあるポーナガール遺跡。

この遺跡は創建当時、木造建築でジャワ軍により774年と787年に焼き払われた。

その後、10世紀から13世紀にかけて、チャンパの王によって砂岩とレンガ造りの諸塔が建立された。

現在、5棟の建物が残っている。


■12:47

主祠堂の破風を飾る、踊るシヴァ神の妻ウマー像。

「ふうみん」は、このコミカルな像は生理的な嫌悪を催し好きでない。


■12:49

主祠堂の内部は、もうもうと線香の煙が立ちこめている。

ヨニの上の蓮の玉座に、顔を塗られたウマー神が祀られている。

注目してほしいのは、ウマーの後の衣装に隠れた10本の手である。

このベトナム化により、チャンパの神は現在まで生き延びた。


■12:50

黒く塗られたヨニの台座。


■12:50

祠堂の片隅に一対の木彫りの像が置かれている。

この像は8~9世紀に彫られたチャンパ最古の木製彫刻と指摘する学者もいる。

見た感じは、稚拙な彫りの木像という印象…


■12:51

うれしい事にチャム族の正装をして、祈っている人がいた。

「ふうみん」は、何かすごく得をした気持ちになった。


12:55

舟形屋根をした副祠堂。

入口を除く三面に彫像が配されている。



■12:59 カイ川の河口の丘の上に建てられたポーナガール遺跡から、ニャチャン市街を望む。


■13:23

今晩の宿クエフーン(Que Huong Hotel)に着いた。

ドライバーに感謝の言葉を述べ、チップ100.000ドンを渡す。

このホテルは海岸沿いのチャンフー通りに面して建ち、直ぐ裏には旅行社やレストランの建ち並ぶ便利な場所にある。


■13:29

客室から眺めたニャチャンの海。

沖に浮かぶのはチェー島だ。


■13:44

ホテルの前のチャンフー通りの一本内側のフンヴオン通りはツーリストエリアだ。

交差点角の「チュックリン」というレストランに入る。


■13:54

ポーナガール遺跡の見学と昼下がりのニャチャンの強い日差しを浴びた。…暑い。

レストランには風が吹き抜け、とても気持ちがいい。

「ふうみん」はタイガービールの大瓶を注文し、グラスに氷を入れて飲む。

そして、クラブサンドイッチとチャーハンを注文。


■13:59

まだ、何か物足りない。

シーフードBBQサラダを頼む。これが大正解で、とても美味い。

ビールを追加し、昼食を堪能する。

代金は220.000ドン。


■15:04

フンヴオン通りや、そのさらに一本内側のグエンティエントゥアット通りのツーリストエリアを歩く。

マッサージ店と明日のチャーターする車の旅行代理店を探す。

さらに、今晩の夕食のシーフードレストランも。


■15:09

マッサージ店が見つからずホテルに帰る。その帰り道のニャチヤンの海岸。

明日の車のチャーターはホテルのツアーデスクで行なう。

クエフーンホテル → Hoa Lai → Po Klong Garai → Po Rome → Po Dam → Po Hai → ムイネーセイリングクラブ

代金は1.700.000ドンと、思ったよりも安い。「ふうみん」は250万ドン位を考えていた。

契約を終えて代金を支払う。


■19:00

「地球の歩き方」の地図を見ていた「ふうみん」が、フットマッサージの店を見つけた。

昨日のクイニョンの下手なマッサージの挽回をしょう!と、夕食を後に回して早速に出かける。

チャンフー通りの劇場がライトアップされて、その美しい姿を夜の海岸に誇示していた。


■19:00

夜空を仰いだら、ベトナム国旗の上に満月が出ていた。

確か、今夜はホイアンのランタン祭りだ。


■19:10

「ラッキーフットマッサージ」に入る。

50分間みっちりと揉んでくれる。技術はとても確かだ。

「ふうみん」も「yayo」も大満足。

料金は7ドル、チップは100.000ドン。


■20:41

ニャチャンシーフード(Nha Trang Seafoods)に入る。

日本などにシーフードを輸出している会社が経営するレストランだという。


■20:54

外のテラス席が一つ空いていた。

周りを見渡すと、他のテーブルは地元の人たち満員だ。きっと、この店はおいしいのだろう。

店のメニューを見ずに、「地球の歩き方」のメニューカタログで注文する。

このカタログには、ベトナム語が載っているので店員によく通じる。

先ずはイカの一夜干し。

ビールのツマミに最高。


■21:00

蠣のバターニンニク焼き。

プリプリの蠣にバターとニンニクの絶妙な調和。

これは、本当に美味かった。


■21:03

この所、病みつきになった感のシーフードサラダ。

これに、タイガービールの缶を4本とコーラを空ける。

代金は273.000ドン(1.360円)。

上手なマッサージと美味い夕食。いや~あ、満足!満足!


■21:47

セブンイレブンがあったので入ると、入口横のロッカーにバックを入れさせられた。

ベトナムウイスキーや飲み物とツマミを買う。

出てからよく見ると、セブンディズだった。

どおりで、何か違うと思った。


■21:57

ベトナムウイスキーのソーダ割り。

今宵のナイトキャップだ。




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