■行程7日目>プラチンブリー博物館、ドンラコーン古代都市、バンコクへ
■6:24

朝の散歩に出かけると、パンヒンガーデンビューホテルの入口に大きなバスが2台も停まっている。

何なのだろう?近づいて見ると、女子工員を満載している所だった。

ホテルの隣が大きな女子寮になっており、女子工員を工場へピストン輸送しているのだ。


■6:26

パンヒンガーデンビューホテルの前の3079号線を挟んだ対面にも、Country Inn という新しいホテルが出来ていた。


■6:27

パンヒンガーデンビューホテルの隣には、Baan Sukhumvit 5 という入り口にガードマン在駐の高級住宅地が出来ていた。

皆、304工業団地の関係なのだろう。


■7:11

レストランに行くと、大勢の宿泊客で賑わっていた。


■7:11

パンヒンガーデンビューホテルの庭を見ながら朝食を摂る。



■7:39 朝食後、パンヒンガーデンビューホテルの庭を散歩する。


■8:43

昨日、どうしても見つけられなかった、パンヒン古代都市(Pan Hin Ancient City)を3070号線を走り探す。

何度も、3070号線の脇道を走る。


■パンヒン古代都市(Pan Hin Ancient City)の地図

昨日も述べたが、左記の地図にある記号のみが頼りで、その他の詳しい情報は全く無い。

このアバウトな地図を頼りに、何度も側道に入り探す。


■9:02

この様に間違えて、他人の家の敷地内に入り込む事も数度あった。



■9:30 小一時間探したが、ついにパンヒン古代都市をあきらめる。そして、パンヒンの街中を走る。


■9:33

3069号線を走る。

プラチンブリー(Prachin Buri)まで、18キロだ。


■9:54

プラチンブリー国立博物館(Prachinburi National Museum)は、市の中心にあった。


■9:57

プラチンブリー国立博物館に入る。

入場料、30バーツ。



■10:00 プラチンブリー国立博物館に入ると、正面にヴィシュヌ神像がある。神像の手を支えるのに、アーチが使用されているのは古い様式で、9世紀に入ると見られなくなる。Sri Mahosot 出土の7~8世紀のものだ。



■10:01 三頭象のアイラーヴァタに乗るインドラ神が彫られている。残念なことに神像の上部が破損している。このまぐさ石は、コーケー様式(922~947年)だ。



■10:02 うれしい事に、サドックコックトム遺跡出土のまぐさ石があった。半分欠けているが、多分中央に神像があり、脇にガルーダが彫られている。バプーオン様式(1017~1097年)のものだ。



■10:04  サンボールプレイクック様式(7世紀前半)のまぐさ石で、マカラの口から吹き出されたアーチ状のベルトに3つメダル。アランヤプラテートのカオノイ遺跡の出土。これは、タイで最も古いクメール様式のまぐさ石だ。



■10:15 プレクメイン様式(7世紀後半)のまぐさ石で、青緑色の硬い砂岩に彫られている。こちらは、マカラの場所に神像を配置してある。これも、アランヤプラテートのカオノイ遺跡の出土。



■10:18 クメール様式だけでなく、ドヴァラヴァティ様式の彫像も見応えがある。

見学後、プラチンブリー国立博物館の入口横の売店で、本を2冊購入した。タイ語の本なので書かれている内容は不明だが、図版と写真を見ているだけで楽しい。その後、係員が駐車場まで追いかけて来て、30バーツのプラチンブリー国立博物館のパンフレットをくれた。感謝!


■11:18

プラチンブリー国立博物館を出て、3293号線でナコンナヨーク(Nakhon Nayok)に向う。


■11:20

バンサン(Ban Sang)の街中ガソリンスタンドで給油する。



★給油DATA

860バーツ、22.0L、1L/39.0バーツ。



■11:23

バンサンの街中は、タイ語の看板しかなく道に迷う。


■11:25

ナコンナヨークに向けて3076号線を走っていると、急にスコールが来た。

数十メートル先は大雨だ。

この先に、クメールの王妃が統治していたドンラコーン古代都市(Ban Dong Lakhon Ancient Town)がある筈だ。


■11:57

ドンラコーン古代都市の入り口が分からず、通り過ぎてしまった。

Uターンして、反対側のナコンナヨーク側から走ると、遺跡の看板が出ていた。


■12:14

ドンラコーン古代都市の近くに来たが、豪雨のため寺院の屋根のある駐車場で休む。

目の前には焼き場があった。


■12:16

駐車場の横に行くと、鶏が雨宿りしていた。

鶏もスコールは、苦手なのかな。


■12:18

ドンラコーン古代都市の看板。

この看板が90度曲がったままに成っており、そのお陰でえらい目に遭う。

いくら、マイペンライの国だからといって、標識だけはちゃんとして貰いたい。


■12:19

間違った標識の矢印の先の小道を走り、他人の家の軒先まで入り込んでしまった。

住民は、訳の分からない外国人が、家の軒先まで車で入り込んで来たから、一家総出で出てきた。

丁重にお詫びして、狭い所をやっとUターンした。


■12:34

やっと、ドンラコーン古代都市に到着。

ここは昔、ムアンラッブレー(見えぬ町)と呼ばれていたと言う。

当時この辺りは、クメール王妃の所有物であったことから、外部の者は容易に入ることが出来なかった。

また、当時は深い森で中に入ると、出口が分からず迷うと言われていたらしい。



■12:39 レンガが方形に積まれていた。8~13世紀にかけて、ドヴァラヴァティとクメールによって造られた都市らしい。


■12:41

ラテライトの上にレンガ積まれた、ヨニ状のもの。


■12:43

ドヴァラヴァティ時代の7~10世紀の基礎の石。


■12:45

東屋みたいな展示室があった。

そこに展示されていた当時の遺物。


■12:45

こちらは、ドンラコーン古代都市の全容模型。


■12:57

少し離れた所にあった、ラテライトの周壁の井戸。

この遺跡は広すぎて、遺跡の全容は分からなかった。



■13:24 昼食のレストランを探して、ナコンナヨーク(Nakhon Nayok)の街中を走る。


■13:41

ガソリンスタンドの奥にあった、レストランに入る。

牧場の直営店のようだ。


■13:54

ステーキとサラダを頼んだら、そのボリュームにビックリ。

肉は柔らかく、粒胡椒が利いておいしかった。

昼食代、360バーツ。



■14:35 快適な305号線を走り、バンコクに向う。



■14:54  一直線の片道3車線の道だ。左側には運河が流れている。



■15:00 交通事故だ! 右折のトラックに、農作物満載のトラックが突っ込んでいた。


■15:12

左折して、Motorway の9号線に入る。

インターの入り口に、スアンナプーム空港の標識が出ていた。



■15:22 Motorway の9号線を、南に向けて快調に走る。



■15:42 Motorway の9号線から、Motorway の7号線に入ると、スアンナプーム空港に着陸する飛行機が見えた。もう直ぐだ。



■15:45 Motorway の7号線から、スアンナプーム空港への連絡道路を走る。



■15:47 スアンナプーム空港2階の到着フロアに着いた。AVISに電話して、係員を呼び出す。係員が車をチェックして、無事に返却した。

先ずは、ドライブの無事を祝おう。今回の走行距離は1586キロと、今までの旅で一番少なかった。


■16:30

同じ階のタクシー乗り場から、バンコク市内のスクンビットにあるスイスパークホテルに向う。



■17:21 スイスパークホテル(Swiss Park Hotel)にチェックイン。ホテルの部屋から、BTSのナナ駅が見える。


■18:07

このスイスパークホテルを選択したのは、ナナ駅まで徒歩数分の便利なロケーションが気に入っているからだ。


19:06

さあ、夕飯を食べに出かけよう。

BTSのナナ駅から、サイアム駅に向かう。


■19:19

サイアム駅で降り、久し振りにサイアムスクエアを歩く。

サイドブレーキを掛けずに駐車している車を、器用に動かすガードマンに見入る。


■19:26

外は暑いので、サイアムセンターに行く。

レストランを探して歩いていると、「回転寿司」があった。


■19:41

サイアムセンターの「T42」という店に入る。


■19:41

葉をライスペーパーで包んだものや、サラダをツマミにビールを飲む。


■19:48

「yayo」は、スープとスパゲティの夕食だ。

夕食代、660バーツ。


■20:57

BTSのサイアム駅から、ナナ駅まで乗る。

そして、スイスパークホテル前のマッサージ店パイポー(Bai Po)で、フットマッサージを受ける。

この店の客は日本人ばかりで、満杯だった。

1時間250バーツ+チップ100バーツ。


■23:05

ホテルの部屋から、外を眺めるとナナ駅の照明が暗闇の中に浮かび上がっている。

もう明日の夜は、バンコクから帰らなくてはならないのか…。


レンタカーの走行距離
本日の走行距離 246キロ
累計の走行距離 1585キロ
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