■行程2日目>パタヤ、ラヨーンを経由してチャンタブリーへ

■5:59 テラスに出ると、朝日が隣のホテル(A-One Royal Cruise)の白い壁をかすかな朱色に染めている。

やはり、ビーチ際のホテルは、ビーチが眺められるだけでとても得をした気分になる。


■6:33

今回宿泊したマークランドホテル(Mark-Land Hotel Pattaya Beach)は27階立ての威容を誇る。



■6:34 早速、早朝のビーチを散歩する。


■6:34

朝の冷たい空気が体を包み、昨夜のパタヤ喧騒が嘘のようだ。


■6:37

マークランドホテルの隣が、サンダレーリゾート(Sandalay Resort)だ。

このホテルは以前、ビーチビューホテルといい「ふうみん」のお気に入りのホテルだった。

部屋は大分くたぶれていたが、2部屋続きで1000バーツ位と手頃だった。

それにスタッフとは皆顔馴染みで、とてもフレンドリーで居心地が良かった。

今は宿泊料金も上がり、知った顔のスタッフも居ない。…なにか、寂しい感がする。


■7:31

マークランドホテルの売りは、27階にあるスカイレストランだ。

見晴らしがよいので、ビーチビューホテルに滞在している時にも、たまに利用した。

27階から、パタヤの街を見下ろして朝食を摂る。

意外と日本人観光客が多いのに驚く。

…観光客だったら、もっと良いホテルに泊まればよいのにナ!と、自分の事は棚に上げて思った。



■7:58 北側を眺めると、新築なったアマリオーキッド(Amari Orchid Resort)の偉容が見える。その後のナクルア地区(ノースパタヤ)にも高層の建物が多くなり、パタヤの変貌を実感する。



■7:59 パタヤの市街地を望む。改めてパタヤの隆盛を感じ、1年に3回も来て滞在した9年前のまだのどかだったパタヤを回顧する。…それにしても、歳をとったな~あ。


■9:22

マークランドホテルのロビーに、ナーン県のワットプーミンの壁画「刺青男と婦人との会話」が飾られていた。

稚拙な複写絵だが、この寺の壁画が好きな「ふうみん」には、とてもうれしい事だ。

この壁画については、下記サイトをご覧下さい。



■9:25

マークランドホテルを出発する。

昨晩、スアンナプーム空港のAVISで手間取った為、両替をしていなかったので、両替所に向かう。



■9:58 両替所に行くと、10時オープンと書いてある。仕方が無い、それまでパタヤ市街をドライブしよう。

ナクルア地区の桟橋に行く。右側のレストランは、お気に入りのシーフードレストランの Shell Tangkay Seafood だ。残念ながら、今回は食べている時間が無い。


■9:59

Shell Tangkay Seafood の店の前にいた犬。

この犬達を見ながら、「yayo」に同意を求めたが、ここ20年でタイで大きく変わったものの一つが「犬」だろう。

昔は、皮膚病の犬や汚い毛並みの犬が多かった。

最近、そんな汚い犬は余り見かけなくなり、毛並みも大分きれいになった様だ。



■10:21 両替を終えて、ビーチロードを南に走る。


■10:29

パタヤの南の外れの丘の上に、アジアパタヤ(Asia Pattaya)がある。

9年前に、初めてパタヤに来た時に「yayo」と泊まったホテルだ。

当時はネット予約では無く、電話とファックスでの予約だった。

しばし、建物を見て当時を懐かしむ。



■10:45 パタヤの隣の海岸のジョムティエンビーチ(Jomtien Beach)は、先ほどまでのパタヤの喧騒が嘘の様に静かで綺麗だ。



■11:07 ワット・ヤンサンワララームを目指して走っていると、途中に新しい中国寺院があった。沢山の中国人観光客で賑わっていたが、どんな施設なのかな?


■11:14

ワット・ヤンサンワララーム(Wat Yonsangwararam)の崖に彫られた仏像は、高さ130メートルもあるという。

プミポン国王の在位50周年を記念して1996年につくられた。

「ふうみん」が最初にパタヤに来た1999年に、ゴルフ場の帰りに運転手が寄ってくれた。

…その頃は、売店などは全く無かったな~あ。


■11:25

ワット・ヤンサンワララームの駐車場を出たら、首長族の看板が出ている。

「ふうみん」は、メーホーソンの山の中で首長族を見たが、ここパタヤで見る気はしない。

これでは…まさに、「人間動物園」だな!


■11:31

直ぐ近くの道路沿いに、大勢の人だらけのテントがある。

早速に入って見ると、ワインやブルーベリージャムや搾りたての葡萄ジュースなどを売っている。

搾りたての葡萄ジュースを、2個ほど購入。

確か、1個20バーツだった。



■11:34 ここは、シルバーレイク(Silver Lake)といい、人造湖の湖畔が綺麗に整備されている。葡萄が栽培されている。どうも、葡萄園の様だ。


■11:35

東屋に入り、搾りたての葡萄ジュースを飲む。

少し甘いが、冷えていて旨い。


■11:48

ここで、道を間違えてしまう。

331号線にぶつかるT字路を、左折(本当は右折)してしまった。

Chachoengsao 120キロ、
Kabin Buri 159キロの地点。

何で、ラヨーン(Rayong)の標識が無いのかな?と能天気な「ふうみん」だった。


■11:55

ここで、初めて間違いに気づく。

36号線を右折して、ラヨーンに向う。

やはり、地図を見なくてはいけないかな?


■12:01

ラヨーン(Rayong)県に入る。


■12:32

12時を回った。

ラヨーンの街中を右折して、海岸線に出てシーフードレストランに行こう。

この、ラヨーンの海岸線の道は複雑で、何度も迷った。



■13:00 Laem Charoen Beach はナンプラーの生産で有名だ。漁港もあり、シーフードレストランが数軒ある。


■13:02

何処のシーフードレストランに入ろうか迷うが、タイ人の客が数組入っているレストランに入る。

店名はタイ語のため不明。


■13:11

失礼して、隣のタイ人のテーブルにある物を頼む。

生牡蠣は大丈夫かな?と思ったが、思い切って頼む。

クリーミーで旨い。

文句なしに、本当に旨い。


■13:23

カニを頼む。

1キロ?と聞かれたので、半分で良いと言ったつもりだったが…

何か、大分量が多いな!どうも、注文の量が間違っている様だ。

おいしいから、マ~アいいか。


■13:26

これも、隣のテーブルで食べていたものを頼んだ。

アロイ(おいしい)?と聞くと、アロイ!との返事なので注文。

クンオプウンセンと言うのだろうか、エビをハルサメとネギやショウガや香草と鍋で蒸したもので、これがまた旨い。

ここの料理は、本当においしかった。


■14:13

片言の日本語を話す、可愛いウエイトレスのおねいちゃん。

料金は、チップを含め1000バーツ。

チップを弾んだせいか、満面の絵顔で送り出してくれた。


■14:35

ラヨーンの街外れにTATがあった。

それにしても、随分と辺鄙なところにあるなあ。


■15:04

Klaeng のガソリンスタンドに入る。

明日は、チャーン島に渡る。

満タンにしておこう。


■15:05

1Lが34.7バーツか?

随分とガソリンが高いな。


★給油DATA

1480バーツ
42.6L 1L/34.7バーツ



■15:26 3号線を下る。チャンタブリー(Chantaburi)まで、後42キロだ。



■15:59 チャンタブリーの道路沿いには、トラックには積んだフルーツのマーケットが至るところに出現している。

6月の雨季は、フルーツが最高に美味しい季節だ。ここ、チャンタブリーはその美味しいフルーツの中心になる。


■16:06

チャンタブリーの市内を過ぎて Wat Thong Tua を目指す。



■16:10 クメール遺跡好きの「ふうみん」は、以前からイサーンやサケオにたくさんクメール遺跡が有るのに、何故カンボジアに近い、トラートやチャンタブリーには無いのか?という疑問があった。

チャンタブリーの市内から5キロほど離れた、Wat Thong Tua の宝物殿にクメールの遺物が安置されいると外国語のサイトで知った。

また、寺の近くにクメールの遺跡があるという事を知り、是非ここを訪れて見たかった。


■16:14

境内には、クメールのまぐさ石を模した石があった。

その紋様は、両端に居るマカラの口から伸びるベルト状紋様と中央の馬蹄型アーチの飾りで、クメールのまぐさ石のレリーフ中で最も古い様式だ。

間違いない!期待に胸躍らせ掃除をしている僧侶に聞くと、あらぬ方向を指差す。

…「ふうみん」はクメールの遺物のまぐさ石が見たいのだが、まあせっかくだから、遺跡に行って見よう。


16:28

500メートルほど離れた場所に、Panido historical Town があった。

道路標識はタイ語のため、何度か間違えてやっと到着した。

石に刻まれた文字もタイ語のみ。こんな所に来る、物好きな外国人はいないのだろう。



■16:29 Panido Historical Town は千年以上前のクメールの遺跡だ。バライ(聖池)とラテライトの壁があるだけで、遺跡の詳細は全く解らず。


■16:27

コンクリート製のお堂の中には、虎皮をまとった神像(シヴァ神)が安置されていた。


■16:31

明日の朝に、再度 Wat Thong Tua を訪れよう。

Panido Historical Town を後にする。


16:43

西日を受けた、勝手知ったるチャンタブリーの市内を走る。

今晩の宿はどこにしょうかな?

KPグランドホテルには昨年2泊したから、「地球の歩き方」に載っているカセームサン1ホテルに行って見よう。


■16:48

カセームサン1(Kasemsarn Hotel 1)は市内の中心にあり、こじんまりしたセンスの良いホテルだ。

駐車場に車を停める。


■16:51

レセプションで聞くと、部屋代800バーツ、朝食代100バーツ×2人で合計1000バーツ。

ここに泊まろう。


■17:03

清潔な室内。

ただし、部屋が少し狭い。


■17:18

街中を散歩する。

昨年の9月に2泊したチャンタブリーの街中は、地図を見ないでも大体わかる。

中国寺院の「福田寺」。


■17:19

龍の柱。



■17:21 チャンタブリー川は、満々と水をたたえて流れていた。


■17:22

チャンタブリー川に繋がる路地。

こんな平凡な風景が好きだ。


■17:26

日曜日の夕暮れ、この小屋の中に沢山の大人が集まり、囲碁や将棋などのゲームに熱中していた。

悪いので写真は遠慮したが、微笑ましい下町の庶民の情景だ。

この近くで、マッサージ店を見つけた。後で来てみよう。



■17:45 チャンタブリーの屋台は、大賑わいだ。



■17:52 チャンタブリーは、宝石取引の町だ。この辺りは、金の店の街並みだ。看板の色がいい感じだ。


■18:50

食事に行く前にマッサージ店により、フットマッサージを受ける。


■20:19

客も数人地元の人がいる。なかなかに上手だ。

「yayo」も満足した様子。

マッサージ代、1時間150バーツ+チップ50バーツ。



■20:25 チャンタブリーの夜は、やはりここに来てしまう。疲れ気味の「yayo」も、この食堂の薬膳スープが食べたいという。

KPグランドホテル近くのkhun Daeng 食堂に入る。(読者のOda様からのメールによると「TANA 2 レストラン」に名前が変わった様子。2009/6)


■20:28

左は竹笙(キヌガサダケ bamboo fungus)で、右はキノコや棗やクコの実などの漢方が入った薬膳のスープ。

いかにも体に良さそうだ。



■20:32 それに、店頭で野菜を指差して注文した、野菜炒めや鶏肉の醤油煮。それでは、チャーンビールで乾杯。



■21:04 満足して食べていると、そこに象がやって来た。まさか、チャーン(象)ビールを飲んでいたから、現れたのではないよね!20バーツでさとうきびを買い、象にあげると器用に鼻を使って食べる。

夕食代365バーツ、400バーツ出してお釣りはチップ。



■21:21 マッサージと夕食に大満足して、チャンタブリー川に架かる橋を渡る。その時、気がついた!橋の欄干の灯りは「宝石」を表しているんだ!

こんな田舎の街での夜の過ごし方も、なかなかいいもんだな。


レンタカーの走行距離
本日の走行距離 271キロ
累計の走行距離 406キロ
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イサーンの大地走行2000キロプラス そうだ!チャーン島へ行こう
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