旅をおえて

夕闇に浮かぶバコン



 残るは大ブリアカーン


ラオス航空のフライトスケジュールの関係で、プノンペン行きを断念し、シェムリアップに何となく来てしまった。しかし、来て見ればまた楽しい思い出が残る。

初めて日本人オーナーのゲストハウスに泊まった。残念ながらオーナーは日本に帰国中で会えなかったが、改めて日本語でコミニケーションがとれるのはすごく楽だと感じた。

カンボジアに来る前のラオスでは、11日間の旅の中で日本語を一言も話さなかったから、なおさらだった。

今回、うれしい事に予定外のサンボールプレイクックに行く事が出来た。そして、6大遺跡の中で残るは大ブリアカーンのみ。

しかし、急いで行く事はあるまい。まだ残された場所があると言うことは、また来る理由や動機付けになるからね。





長い旅を終えて


「タイ大周遊」から始まった旅は、「ラオスひとり旅」「再びアンコール遺跡群へ」と続いた。

そして、最後の旅はタイ在住の友人と合う為に再びタイへ飛んだ。その友人「よこはま」さんは、当サイトのコンテンツの一つ「バンコク留学メール」その人だ。

彼とは、シラチャ、パタヤ、バンコクと車で移動しながら、今までの人生を振り返り、その大半を占めた会社での事、家族の事、今後の生き方などを、大いに飲み、かつ食べ、遊び、タイの空の下で色々と語り合った。

この旅については、極私的なので旅行記はパスするが、2ヶ月近い旅を締めくくるのにふさわしい内容だった。

思い返すと、還暦を迎えた人生の節目にこの様な旅をして、自分自身とてもいい区切りだったと思う。

最後に、この長い旅行記にお付き合いして頂いた方に、心から感謝申しあげます。

2ヶ月に渡る長い旅の最後をパタヤの夜で過ごす ソンテウにて



2008年1月
「ふうみん」



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