■行程1日目(通算28日目)> バンコクからビエンチャンへ
■6:36

バンコクのスクンビットにあるスイスパークホテル(Swiss Park Hotel)から眺めた風景。

さあ、今日からラオスへ11日間のひとり旅だ。

ラオスには、8日前にタイのムクダハーンからサワンナケートに日帰り旅行しているから、2度目の入国となる。

その旅行記は、↓行程20日目をご覧下さい。



■6:45

スイスパークホテルの7階のレストランで朝食を摂る。

昨日まで27日間の「タイ大周遊」に同行した家人の「yayo」は、昨夜日本に帰国した。

もう今頃は、成田には着いている頃だろう。

一人で摂る朝食は何か寂しい。


■11:37

11時半に、スイスパークホテルをチェックアウト。

今日のフライト、ラオス航空(Lao Airlines)のQV424便のバンコク発は15:20だ。

タクシーに乗り、早めにスアンナプーム空港へ向う。

高速代40バーツ+25バーツ。

それにタクシー代250バーツ。


■ラオスの概要


地理
ラオスは東南アジアでは唯一の海を持たない国で、国境の四方は中華人民共和国、ベトナム、カンボジア、タイ、ビルマの5ヶ国が接しており、その国境線の総延長は5080キロに及ぶ。
国土面積は236800平方キロメートル(日本の本州とほぼ同じ大きさ)、南北は1200キロ、東西が500キロと細長い形状になっている。

人口
560万人。ラオ族、モン族、アカ族、ランテン族等、68の少数民族により構成されている。

通貨 キップ(kip)
1USドルが9600キップ (2007年10月)
100円が8200キップ (2007年10月)



■12:04

ラオス航空(Lao Airlines)のチェックインカウンターは、JALと同じ「R」だった。

国際線のチェックインは、普通3時間前から受け付けるはずだが、その気配は全く無い。


■12:35

スアンナプーム空港の2階で昼食を摂る。

焼きソバ(40バーツ)、ビール(30バーツ)。


■12:46

ラオス航空のQV424便は、

バンコク発  (15:20)
  ↓
ビエンチャン着(16:40)

フライトの2時間半前になってもカウンターは開かない。

さすが、ラオスだ~なあ!と変なところで感心。


■13:03

搭乗手続きを終え、イミグレを通過して、空港の出発ターミナルに入る。

乳海攪拌の像の前で一息。


■13:19

出発までは、まだ2時間もある。

恒例となった、レストラン街の一番外れの「Sport Cafe & Bar」で、シンハービールとサンドウイッチを頼む。

シンハービールともしばしの別れだ。

料金、315バーツ。



■14:50 ラオス航空の機材は、全て中型のプロペラ機のため沖止めになる。このバスで飛行機に向う。



■15:02 飛行機の機種はAT7。ATR 72は、70人乗りのターボプロップ双発機。乗客は多く機内はほぼ満員だった。


■15:46

チャチな機内食だ。これでは、食欲はわかない。

ビアラオを頼む。

ライトなのど越しで旨い。


■16:21

プロペラ機は速度は遅く、プロペラ音はうるさく、振動も大きい。

そんな機内に、だんだん飽きてくる。



■16:41 飛行機の窓から眺める景色にも飽きてきた頃、メコンが見えて来た。メコンを渡るとラオスだ。そして、もう直ぐビエンチャンのワッタイ空港に到着だ。



■16:46 着陸態勢に入る。眼下にはラオスの大地が広がっている。



■16:56 ワッタイ空港に到着し、ターミナルまで歩く。このワッタイ空港のターミナルは日本の無償援助で建設された。

強烈な西日が、初めてのラオス入国を歓迎してくれるかのようだ。



■16:56 振り返るとQV424便の荷物の積み込みをしていた。のどかな光景だ。


■16:57

ワッタイ空港の到着ターミナルに入る。



■16:57 横を見るとワッタイ空港には、今乗って来たQV424便が一機のみ。これでも国際空港なんだ。


■17:04

QV424便便の乗客の内、ラオス人は2、3名で日本人は「ふうみん」一人で後は外国人。

ラオス人は2、3名と日本人の「ふうみん」たちはビザ無しなので、イミグレは1分足らずだった。



■17:10 入国手続きのイミグレと荷物の受け取りと移動時間を含め10分ぐらいで済んでしまった。

ご存知のとおり、日本人は2007年1月1日から15日間以内の観光目的の滞在に限り、ビザは免除されてる。あまりにもスムーズ入国出来すぎて、何か拍子抜けだ。少し前までは、ラオス入国は難関国の一つだった。


■17:25

今晩の宿ラーンサーンホテル(Lanexang Hotel)のミニバンが迎えに来ていた。

このホテルの送迎車に乗る他の客は、ビザの関係かイミグレに時間がかかり、「ふうみん」は15分ほどロビーで待たされる。

送迎車の運転手が、親切に椅子を持って来て座らさせてくれた。


■17:27

ラーンサーンホテルのミニバンに乗る。


■17:27

ワッタイ空港を眺める。



■17:33 ビエンチャン市内のルアンパバーン通りを走る。この道路も日本の無償援助で舗装された。この後、ラオスの旅行中に何度も日本の援助についての感謝を言われた。その為か、ラオスの人たちの対日感情は非常に良い。



■17:35 ワッタイ空港から10分足らずで、メコンに沿ったファーグム通りに入る。ラーンサーンホテルまでもう直ぐだ。


■17:37

ラーンサーンホテルに到着。

このホテルは旧国営ホテルで、かつては市内一の格式を誇っていた。

最近、高級ホテルが次々に建設されたため、現在では中級クラスだ。

また、メコンの直ぐそばでロケーションは最高だ。


■17:44

ビエンチャンではこのホテルに泊まりたかったが、ネット予約では取れなかった。

そこで、ラオスに強いジャンピングツアーにメールで申し込んだ。

ジャンピングツアーからの回答

ランサンホテルですが、このホテルは旧国営ホテルで、現在でも政府、軍の要人がヴィエンチャンに滞在する場合、このホテルを利用することが多くあります。

その場合、満室で、断る事が出来ず、部屋を用意しなくてはなりません。その為、予約が取れているお客様の予約を取り消すケースがあります。その場合でも、ホテル側は代替ホテルを用意しません。

当社にて同等ホテルを手配致しますが、満室で手配できない場合その上のホテルにて手配致します。その場合宿泊代の差額が出た場合、ご請求させていただくことがありますので、予めご了承ください。

(上記の理由により、当社では、通常のパッケージツアーではこのホテルは利用していません。)





■18:03 夕日鑑賞とビアラオを飲みにメコン沿いに行こう!と、ホテルを後にする。


■18:05

メコンの上には月が出ていた。

ラオスで見ると、何か一味違う。


■18:08

メコン沿いを歩いていると、ラーンサーンクルーズという遊覧船があった。

6:30~7:30の遊覧時間だ。


■18:14

川沿いの一軒の屋台レストランに入り、ビアラオと豚の焙り焼きを注文。

ゴザの上に座り、まずはビアラオを一杯。



■18:14 残念ながら、メコンに沈む夕日は鑑賞できず。雨季ではしょうがないかな。

メコンの対岸は、タイのシーチェンマイ(Sri Chiangmai)。ライスペーパーの産地として有名な場所だ。そのシーチェンマイから、大音量の音楽がここビエンチャンまで流れてくる。今日は日曜日だからなのだろうが、静かに過ごそうとしている「ふうみん」には、いい迷惑だ!



■18:21 夕日が沈むにつれ、あっという間に暗くなる。



■18:30 ついに漆黒のメコンとなった。


■18:35

2本目のビアラオを注文。

豚の焙り焼きが旨い。しかし、虫が多く、対岸の大音量の音楽もあり、思ったほどのんびりとは出来ない。

前のテーブルに座っているのは日本人のカップル。

翌日、市内で彼らの姿を数回見かけた。

それほどに、ビエンチャン市内は観光名所が少ない。


■18:57

2本のビアラオを空けて勘定をする。

ビアラオ2本、20000キップ。
豚の焙り焼き、25000キップ。
合計、45000キップ。

10000キップ=122円で計算すると、45000キップは約550円だ。


■19:00

ビエンチャンの街を散歩する。

首都とは思えない寂しい街だ。

本屋があった。


■19:15

ビアラオと豚の焙り焼きだけの夕食では物足りない。

「大阪」というお好み焼き屋に入る。

テレビでは「ドラえもん」を放映していた。


■19:45

熱燗とお好み焼きを食べる。

熱燗、25000キップ。
お好み焼き、25000キップ
合計、50000キップ。


■19:55

「大阪」を出ると、入り口にいた日本人から「今晩は」と声をかけられた。

「今晩は」と返事をしたが、日本人が恋しかったのかな?話をすればよかったかな…とおもった。



■20:29 ラーンサンホテルの部屋から眺めた外の風景。前の道路を行き交う車はほとんど無く、ひと気も無い。東南アジアの首都の喧騒は無く、ここビエンチャンは静寂な首都だ。


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