旅のはじめに
メコンの夕暮れ
ラオスに行こう

ラオスに行こうと思い、ラオス国営航空のサイトを見ていたら「Lao Airlines」と書いてあるのに気が付いた。何故、「Lao」の表示で「Laos」ではないのかと、ふと?疑問に思った。

これは「ふうみん」が勝手に思い込んでいたのだが、今まで「ラオス」が正式名称で「ラオ」は侮蔑的な呼称だと思っていた。

何故ならば、タイでカラオケクラブやバービアの女の子が自分の鼻を押さえて「ラオ!ラオ!」と笑いの種にしていたのを何度も経験したからだ。また、タイのラオス国境沿いを走っていて検問に会った時、警備兵はラオス側を指差して「ラオ」と軽蔑的な態度をとった事もあり、「ラオ」は「ラオス」の差別的表現だと勝手に思い込んでいた。

正式な国名Laoの事を、英語でLaosと表記し、日本でもラオスと書く。調べてみると、この複数の「S」はフランスが1893年にラオスを植民地化した時、ラオ地域はビエンチャン王国、ルアンパバーン王国、チャムパサック王国の三国に別れていたので、フランスはLaoではなく「S」を付けてLaosとしたとの事だ。

それならば、ラオスに行くという事は、この三国を見なくてはラオスを見た!と云えないのではないか?と思った。そこで、それぞれの都のビエンチャン、ルアンパバーン、チャムパサックのパクセを巡る事にし、ラオス行きの計画を立てた。

ラオス国内を陸路で周るのは大変なので、ラオス国営航空で航空券を発券した。発券に際しては、お得な周遊航空券のディスカバリーエアパス(次ページに解説)を利用した。そして、それぞれの都市でのホテルの予約も無事に済んだ。(宿泊場所が決まっていれば、リコンファームは日本のラオス国営航空の支店で出来て簡単だ)

この文を書くので、航空券と一緒に送られて来た出入国カードを見たら、国旗とともに LAO PDR (People's Democratic Republic)と書かれてあった。

改めて、ラオスの正式国名はラオ(Lao)である事を再認識した。


ラオス航空のパンフ




ラオスの出入国カード
2008年1月 「ふうみん」



写真の幅を600ピクセルに拡大し、新たな写真を加えてリニューアルしました。
2015年7月 「ふうみん」
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